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お金の漠然とした「不安」への対処方法とは?

いま「お金がない」という不安かあったり、将来的に「お金がなくなるかも」という漠然とした不安を抱いている場合、どのように対処をするべきなのでしょうか。どのようにすれば不安の種は小さくなるのか、考えてみましょう。この場合はまずは自分の全資産を書き出すことです。貯蓄や不動産だけが資産ではありません。自分の貰った賞、持っている資格、特技、健康状態について書き出してみて下さい。

飯田 道子

執筆者:飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術ガイド

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「お金がない、足りなくなる」という不安の対処方法

お金に不安を抱く人は少なくありません。とはいえ必要以上に不安を持つと、些細なことも悪い方へ考えてしまって、より不安な思いが募ってしまうことも……。
 
お金の不安の対処2

イザというときに相談できる先を確保しておくのは、不安の種を小さくするのに役立ちます

 

自分資産を棚卸して現状を把握しよう

資産の棚卸と言うと、「そんなものは無い」と言う声が聞こえて来そうですが、金融資産や不動産だけが資産ではありません。自分の貰った賞、持っている資格、特技、健康状態について書き出してみて下さい。小さなことでも良いので書いていくと、考えている以上にいろいろなものを備えている・持っている自分に気付くのではありませんか?

たとえば子供の頃に習っていた珠算の級、自動車の運転免許、スノーボードが得意、良好な健康状態等、いずれも簡単に手にした訳ではなく努力して得たものであり、既に手にしているものなのです。新たに取得する場合に掛かる費用、努力を考えたら、既にたくさんの資産を手に入れていることを忘れてはなりません。
 

あってもなくても不安なお金

お金持ちには不安がないと思う人はいるかもしれませんが、資産を維持するためには費用だけでなく、守るべき知識が必要になり、ストレスに感じることも。特に何世代も続く旧家等では、自分の代で財産が無くなってしまったら……と不安に感じる人もいるようです。つまりお金や財産というのは、あってもなくても不安に感じるのが私達人間なのです。
 

自分自身を守るマインドを養う

「お金はなくても何とかなる」と思えればよいのですが、現実に突き付けられた支払いを見ると気の遠くなる思いをすることもしばしば。無駄遣いはしていないのに、お金はどこへ行ったのだろうかと……。

会社員でも自営業でも短い間に急激に収入を得ることは難しいこと。まずは、万一の時にどのようにすればよいのかを知っておくことから始めましょう。

公的なお金の相談は役所へ行く、お金の相談ができる場所、困った時にアドバイスが貰える場所や人など、知っておくだけで不安は軽減されます。また急な出費があるときには、どこで借りると一番金利が低いか、一定期間無料で借りられるところなども押さえておくとよいですね。

一度芽生えた不安は簡単に消えることはありませんが、イザというときに慌てずに済むような方法を知っておくだけでも不安の種は小さくなります。知識は自分を守るために欠かせないもの。既に待ち合わせている財産と知識で、これからの自分について「考えて・備える」マインドを養い、不安を安心へと転換させる一歩を踏み出しましょう。
 
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