ネコポスのサイズ、3つの基準
ネコポスの公式サイト
ネコポスには以下のような規定のサイズがあります。
- A4サイズ(31.2センチ×22.8センチ)以内。ただし11.5センチ×23センチが最小サイズ
- 厚さ2.5センチ以内
- 重さ1キログラム以内
上の3つの条件の中で、一番のクセモノは厚み2.5センチという制限です。A4サイズにおさまり、重さも1キログラム以内でも、厚みで使えないこともけっこうあります。たとえば、本の中でも長編の小説になると厚みが出てくるので、2.5センチを超えてしまいます。また、長袖のカットソーも、畳むとそれなりに厚みが出てしまいNGです。
最小サイズにも注意が必要
ネコポスで送る際、荷物はできるだけ小さくした方がいいと考えてしまいがちですが、最小サイズにも注意しましょう。上記にあるように最小サイズは11.5センチ×23センチです。これより小さくなると、受付をしてもらえません。そのため、小さな商品を送る場合でも、ちょっと大き目に梱包する必要がでてきます。たとえば、商品にぴったり合うような袋ではなくて、ちょっと大きめの袋を使うだけで、サイズはクリアできます。また紙袋にすれば、ある程度のサイズが確保できるので、最小サイズ以上になることが多いです。
ネコポスで発送する方法
ネコポスでの発送は、ファミリーマート(以下、ファミマ)で受け付けています。ファミマにあるファミポートに、発送用の2次元バーコードを読み取らせれば、自動的にレシートのような物が出てきます。それをレジに持っていって手続をするというのが、簡単な流れです。ここまではシステム上のトラブルがなければ、スムーズに行えます。レジで受け付けをすると、店員さんが荷物につける伝票を渡してくれます。その一部を差出人が持っていることになりますが、荷物に貼る伝票については、自分で作業を行います。レジが混んでいたりすると、店員さんが「こちらでやっておきます」と言うこともあるのですが、荷物が複数ある場合には伝票の入れ間違いといったミスが起きる可能性はゼロではありません。そういうときこそ、問い合わせ番号を確認しながら、慎重に作業を進めた方がいいです。
ネコポスサイズに梱包するポイント
先ほど書いたように、ネコポスを使うときに最も注意するのが厚みです。ファミマには、サイズを測る専用の道具があって、条件を満たさないと受付ができません。厚みに関しても同じです。そのため、できるだけ薄く梱包する工夫が必要になるのです。■本の場合
厚みがない本の場合であれば、プチプチに包むことで丁寧な梱包になるので、私の場合は、可能な限りプチプチで保護をするようにしています。でも、梱包をしない状態で厚さが2.5センチ以内であっても、梱包した結果、それ以上になってしまうこともあります。特に、プチプチで包むといった丁寧な梱包になると、その分厚みが増してしまいます。
クッション材を使うと厚みが出てしまう
そこで私がよくやるのは、ビニール袋を2重にするというワザです。1枚だと破けてしまったり、ちょっとした衝撃で表紙に傷がつくこともあるでしょう。ビニールの袋ならば厚みがないし、配送中に雨が降っても中身が濡れることはありません。
薄手のビニール袋を使う
外側のビニール袋は、中身が見えないような物を使います。
多少厚さがあっても、透明でない物を使う
■スカートやパンツの場合
A4サイズに収まることが前提ですが、ゴムの部分が問題になってきます。重ねて畳むと、それだけで厚みが出てきてしまうからです。
ゴムの部分は、重ねると厚みがかなり出てしまう
そこで、ゴムの部分をちょっと上に出して、他の生地と重ならないようにしてみます。そうすると、2.5センチ以内になることがけっこうあります。
ちょっとずらすだけで、厚みが出にくくなる
■小物の場合
たとえば手袋の場合、2つ重ねるのか、それとも並べて袋に入れるのかでは、厚みが全然違います。手袋ならば、余程のことがない限りA4サイズを超えないと覆うので、並べて梱包しましょう。
並べて袋に入れる
防水のためにビニールの袋に入れますが、外側は硬めの紙袋がいいかもしれません。ビニールだと中で商品が動いてしまう可能性があるからです。
紙袋に入れると、中で商品が固定される
あると便利なサイズ確認グッズ
ネコポスで送るとき、その都度メジャーをつかうのは面倒だなと感じるかもしれません。そこで、簡単なサイズ確認グッズを作ってみるのがオススメです。実は、私自身も使っているのですが、非常に便利です。手づくりの、サイズ確認グッズ
上の写真がそのグッズです。もともとは、定形外郵便に規格ができたので、サイズを慎重に測らないといけないなと思って作ったものです。そのため「定形外」と書かれていますが、ネコポスサイズも、これとほとんど変わりません。ただ、定形外郵便の場合には厚み3センチが基準になってくるので、ネコポスはそれよりも5ミリ小さいことになります。とはいえ、定形外郵便サイズを超えてしまえばネコポスも使えないので、メルカリで使えるいろいろな発送方法のときに活躍するグッズといえます。
作り方はとっても簡単です。段ボールを規定のサイズに切るだけです。折れやすいなと思ったら、余った段ボールで補強すれば、けっこう強くなります。ちなみに、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット、クリックポストも厚みが3センチなので、これを活用できます。
配達日数
商品が配達されるまでの日数ですが、一部の地域を除いて翌日配達になっています。でも、送り先までの距離やファミマでの受付のタイミングで異なってきます。早ければ翌日にはポストに投函されますし、遠いと2日~3日かかることもあります。また、天候によって配達までの日数が変わったりもします。私の場合、午前中に発送手続きをすることが多いのですが、翌日に受取評価がくることが多いです。ただ、発送から2、3日たった頃に、受取評価が遅いなと思って配達状況を確認してみると、「発送済み」のままで「配達中」にならないこともあります。これに関しては、システム上の問題なのか不明ですが、あまりにも時間がかかり過ぎているときには、メルカリ事務局に問い合わせをしてみましょう。
配達状況の追跡も!気になる補償は
らくらくメルカリ便のネコポスで商品を送ると、取引画面に配送状況が表示されます。これによって、現在どういう状況なのかがわかりますし、当然ながら配達が完了しているかどうかもわかります。そのため、受取評価をしてもらえないときでも、配達状況を確認することによって、購入者に催促がしやすくなるのです。配達状況の確認ができる
また、送り状番号もあるので、万が一のときでも問い合わせをすることができます。
気になる補償ですが、らくらくメルカリ便の場合には、メルカリが商品代金、販売利益を全額補償してくれます。
私自身、ネコポスはヘビーに使っていて、定形外郵便よりも料金が安いし、コンビニで24時間いつでも発送できるという点に便利さを感じています。しかも匿名配送なので、お互いに住所や名前を伝える必要もありません。もちろん、あて名書きもないので、今後も活用していきたいと思っています。
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