メインキャストが勢揃い!「鋼の錬金術師」ジャパンプレミア
大人気漫画を実写化した映画「鋼の錬金術師」のジャパンプレミアが、2017年11月15日(水)に東京ドームシティホールで開催されました。会場には主人公・エド(エドワード・エルリック)を演じた山田涼介さんをはじめ、本田翼さん、ディーン・フジオカさん、蓮佛美沙子さん、本郷奏多さん、内山信二さん、夏菜さん、佐藤隆太さん、松雪泰子さんらメインキャストと、曽利文彦監督が登場!原作「鋼の錬金術師」は、月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2001年から2010年にわたり連載された荒川 弘によるコミックスで、全世界シリーズ累計発行部数は7000万部超の大人気作品。
2017年12月1日(水)の全国ロードショーに先駆けた上映前イベントとして、メインキャストと曽利監督がステージに登場。作品についてや、撮影時の裏話など様々なトークが繰り広げられました。
主人公・エド(エドワード・エルリック)を演じた山田涼介さんは、作品の見どころを聞かれると「原作ファンの方がたくしゃん(たくさん)……」と可愛らしく噛んでしまう場面も。これには会場のファンから「かわいい!!」と大歓声。エドの幼馴染・ウィンリィ役の本田翼さんからも、すかさず「たくしゃん?」と笑顔でつっこまれるなど、キャスト陣の仲の良さが伺えました。
その後、山田さんは「『鋼の錬金術師』を初めて見るという人でも、弟への愛や母への愛、仲間への愛など、日本の魂を繊細に、緻密に描いた作品になっておりますので、たくさんの方に見ていただければなと! 強く願っております」と、気を取り直して作品の魅力を語ってくれました。
また、エドの魅力について聞かれた本田さんは、隣の山田さんを見ながら、「この小さいボディに詰まった、夢と希望と勇気と強さですね!」と言って会場の笑いを誘いました。「小さいボディ」発言には物申したそうな表情を見せたものの、「まあまあ、いいでしょう」と受け入れていた山田さんでした。
キャスト陣が語る、本作の魅力は?
世界中で愛されている原作であり、舞台は海外、錬金術を使った壮大なアクションなど、実写化へのハードルは相当高かったであろう本作品。もともと熱狂的な原作ファンであった曽利監督は、10年前の構想段階から鎧姿のアルの再現について研究を重ね、日本独自の技術的アプローチによってフルCGのアルを完成させたのだそう。作品について聞かれた曽利監督は、「原作が世界中で愛されているので、監督にはものすごく緊張して臨んだ。でも、これだけのキャストの皆さんに出演いただいたので、面白くないわけがない。(映画は)すごいものになったと自分でも思うので、よろしくお願いします!」と、実写版「鋼の錬金術師」の完成度を自信たっぷりに答えていました。
エンヴィー役の本郷奏多さんも、「今までの日本映画とはレベルの違う作品ができあがった」とのこと。印象に残っているシーンは?と聞かれた本郷さんは、「エドとアルが本気の兄弟喧嘩をするシーン。アクションもかっこいいし、何より山田くんの熱のあるお芝居が本当に魅力的で、感動して涙が出ました」と返答。MCも「びっくりする!」と太鼓判を押す兄弟喧嘩シーンは、ぜひとも注目して見たい場面です。
原作の大ファンという山田さん、本郷さんから熱い声を受けていたのは、佐藤隆太さん演じるヒューズ中佐(マース・ヒューズ)。「そのまま漫画から飛び出てきた感がすごくて、最初に見たとき『ヒューズだ……!』と嬉しくなっちゃった」(山田さん)、「ヒューズさん、マジ“ヒューズ”!」(本郷さん)と絶賛する佐藤さんの演技にも注目です。
会場にはアルも登場!エルリック兄弟お馴染みのやりとりも
山田さんが「どうしてももう一人、ここに来たいやつが」と言って、錬成のポーズ! すると、ステージのスクリーン上に弟・アル(アルフォンス・エルリック)が登場しました。劇中ではフルCG出演のアルですが、キャストたちと息のあったかけ合いを見せてくれました。
これから見る人へのメッセージを、と求められた山田さんは「僕らと一緒に冒険に出ましょう!」と力強い一言。その後、「行くぞ、アル!」とアルに声かけ、「うん!兄さん!」とアルが答えるという、エルリック兄弟のお馴染みのやりとりでイベントは幕を閉じました。
すでに全世界190か国以上での上映が決定しているという、映画「鋼の錬金術師」。11月19日(日)にはニューヨークでのプレミア上映もあり、世界中から注目される見逃せない作品になりそうです。2018年12月1日(金)より全国ロードショー。(配給:ワーナー・ブラザース映画)
(C)2017 荒川弘 / SQUARE ENIX
(C)2017 映画「鋼の錬金術師」制作委員会