香港

ド派手すぎ!香港の年越しカウントダウン2018→2019

世界の中でもダイナミックな花火で有名な香港。日ごろから色鮮やかな香港の夜景ですが、この日はさらに色とりどりの花火で一層美しさを増します。カウントダウンイベントが開催される場所や、花火を見るためのホテルなどのベストスポット、花火以外の年末のお楽しみイベントなど、2018年12月の香港旅を満喫する情報をお届けします。

清水 真理子

執筆者:清水 真理子

香港ガイド

100万ドルの夜景をさらに彩るド派手な花火

花火

一度に何十発も打ち上げられるので迫力満点!独特の色彩にも注目を(写真提供:香港政府観光局)

香港は中華圏なので年越しといえばメインは旧正月ですが、国際都市なので新暦の新年も華やかに盛り上がります。毎年異なる演出で打ち上げられる花火はその目玉。年が変わると同時に、花火と音楽による10分間のショーが、香港ならではの摩天楼群を背景に繰り広げられます。
花火

香港コンベンション&エキシビション・センターには「2019」の数字が浮かび上がる予定(写真提供:香港政府観光局)

花火の打ち上げが始まるのは年越しの1時間前から。15分おきに流れ星のように少しずつ上がり始め、新年を迎える瞬間、ヴィクトリア湾、高層ビル、陸上のそれぞれから一斉に打ち上げられます。摩天楼群を覆い尽くさんばかりの色とりどりの花火は息を呑むほどの迫力です。
また、花火の色にはそれぞれに意味があり、シルバー=キャリア(仕事)、ゴールド=幸運、緑=健康、赤=愛なのだとか。縁起の良い色とりどりの花火は新年の明るい幕開けにぴったりです。
 

観覧のベストポジション&気をつけたいこと

プロムナード

パノラマビューで花火を楽しむならやっぱり尖沙咀のプロムナードが一番。時計台が目印です

毎年打ち上げのメイン会場とはるのは香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)前。それを眺めるならやはり対岸である尖沙咀(チムサーチョイ)のプロムナードやカルチャーセンター前が定番。人で溢れかえる場所なので、プロムナードならできるだけ海岸側に、カルチャーセンターなら外の階段に陣取るのがポイントです。全景を楽しみたいなら九龍半島のプロムナードがおすすめ。迫力を求めるなら香港島の打ち上げ会場が目前のゴールデン・バウヒニア・スクエア(香港コンベンション&エキシビションセンターの海側にある広場)あたりがベストポジションです。

午後11時にはすでに人でごった返すので、少なくともその1時間前には向かいたいところ。その際には、防寒準備も忘れずに。12月の香港は海風が冷たいので冬用のコートがあると安心。人の熱気で暑くなるので着脱しやすいものがベターです。

<DATA>
■尖沙咀プロムナード、カルチャーセンター
アクセス:尖沙咀スターフェリー乗り場からすぐ

■香港コンベンション&エキシビションセンター
アクセス:湾仔スターフェリー乗り場から徒歩約5分

 

ベストなアングルでゆったりと見たいなら

インターコンチネンタル香港

インターコンチネンタル香港のロビーラウンジからは、完璧なアングルで花火を見られます

人混みにもまれることなくベストなアングルで花火を鑑賞するなら、ラグジュアリーなホテルへ行くのがおすすめ。ハーバービューを謳うホテルなら軒並み花火を鑑賞できますが、ベストアングルでとなると、インターコンチネンタル香港のロビーラウンジ。通常でもまるで絵はがきのように完璧な夜景が見られるのが魅力のこのホテル。パノラマビューの窓越しに、大迫力の花火が目前に迫ります。

<DATA>
■InterContinental Hong Kong
住所:18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon(Googleマップ
TEL:(852)2721 1211
アクセス:MTR尖沙咀C1出口、徒歩5分

 

オールナイトで盛り上がるなら

LKF

香港随一のバー・エリア、ランクヮイフォンは朝までパーティー状態!

盛大な花火を見てアドレナリンが全開になったら、ホテルには戻らずそのままたくさんの人たちとオールナイトで新年をお祝いしてはいかがでしょう? 香港でオールナイト・パーティーといえば中環(セントラル)のランクヮイフォンがお約束。軒を連ねるバーから流れてくる大音量の音楽にのりながら、エリア全体がクラブのように盛り上がります。いろいろな国籍の人と「Happy New Year!!」と言い合いながら盛り上がれるのも、国際都市・香港ならではの楽しみのひとつです。

 

年越し前後のお楽しみ

香港パルス・ライト・フェスティバル2018

 2019年2月24日まで開催される光のイベント「香港パルス・ライト・フェスティバル2018」

香港の年末年始は花火だけではありません。2018年11月29日から2019年2月24日にかけて開催される香港最大の野外ライトフェスティバル「香港パルス・ライト・フェスティバル2018」がウィンターシーズンをさらに盛り上げてくれます。
シンフォニー・オブ・ライツ

バージョンアップした音と光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」(冬バージョン)は午後8時から約10分間繰り広げられます。※12月29日は花火も上がるスペシャル版(写真提供:香港政府観光局)

これは今年初開催となるイベントで、11月からバージョンアップされた光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」をはじめ、世界中のアーティストによるインスタレーションのライトアップ「インターナショナル・ライト・アートディスプレイ」など、色鮮やかな光のディスプレイが街を照らします。
香港パルス・ライト・フェスティバル2018

世界的なアーティストによる作品14点と、ローカルアーティストによる香港を象徴するインスタレーション4点が展示されます(写真提供:香港政府観光局)

「インターナショナル・ライト・アートディスプレイ」は、眺めるだけでなく、体験できるのがこのイベントのポイント。インスタレーションの中に入り写真や動画を撮影したらぜひSNSにアップして。
香港パルス・ライト・フェスティバル2018

ユニークな作品はどれもインスタ映え間違い無し!(写真提供:香港政府観光局)


また、先述の通り、香港人にとってのメインは旧正月なので、新年が明けても街は通常営業していてグルメもショッピングも観光もいつもどおり楽しめるのもうれしいところ。(厳密に言うと、1月1日は元旦休みですが、他の祝日と同じ扱いでオープンする店は少なくありません。)まさに、香港では年越しイベントの良いとこ取りができるのです。

<DATA>
■インターナショナル・ライト・アートディスプレイ
場所:セントラルおよび中西区プロムナード(セントラル部分)

■シンフォニー・オブ・ライツ
場所:尖沙咀(チムサーチョイ)プロムナード
アクセス:尖沙咀スターフェリー乗り場からすぐ

「香港パルス・ライト・フェスティバル2018」ウェブサイト:
http://www.discoverhongkong.com/jp/see-do/events-festivals/highlight-events/pulse-light-festival.jsp
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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