100万ドルの夜景をさらに彩るド派手な花火
香港は中華圏なので年越しといえばメインは旧正月ですが、国際都市なので新暦の新年も華やかに盛り上がります。毎年異なる演出で打ち上げられる花火はその目玉。年が変わると同時に、花火と音楽による10分間のショーが、香港ならではの摩天楼群を背景に繰り広げられます。 花火の打ち上げが始まるのは年越しの1時間前から。15分おきに流れ星のように少しずつ上がり始め、新年を迎える瞬間、ヴィクトリア湾、高層ビル、陸上のそれぞれから一斉に打ち上げられます。摩天楼群を覆い尽くさんばかりの色とりどりの花火は息を呑むほどの迫力です。また、花火の色にはそれぞれに意味があり、シルバー=キャリア(仕事)、ゴールド=幸運、緑=健康、赤=愛なのだとか。縁起の良い色とりどりの花火は新年の明るい幕開けにぴったりです。
観覧のベストポジション&気をつけたいこと
パノラマビューで花火を楽しむならやっぱり尖沙咀のプロムナードが一番。時計台が目印です
午後11時にはすでに人でごった返すので、少なくともその1時間前には向かいたいところ。その際には、防寒準備も忘れずに。12月の香港は海風が冷たいので冬用のコートがあると安心。人の熱気で暑くなるので着脱しやすいものがベターです。
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■尖沙咀プロムナード、カルチャーセンター
アクセス:尖沙咀スターフェリー乗り場からすぐ
■香港コンベンション&エキシビションセンター
アクセス:湾仔スターフェリー乗り場から徒歩約5分
ベストなアングルでゆったりと見たいなら
インターコンチネンタル香港のロビーラウンジからは、完璧なアングルで花火を見られます
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■InterContinental Hong Kong
住所:18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon(Googleマップ)
TEL:(852)2721 1211
アクセス:MTR尖沙咀C1出口、徒歩5分
オールナイトで盛り上がるなら
香港随一のバー・エリア、ランクヮイフォンは朝までパーティー状態!
年越し前後のお楽しみ
香港の年末年始は花火だけではありません。2018年11月29日から2019年2月24日にかけて開催される香港最大の野外ライトフェスティバル「香港パルス・ライト・フェスティバル2018」がウィンターシーズンをさらに盛り上げてくれます。 これは今年初開催となるイベントで、11月からバージョンアップされた光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」をはじめ、世界中のアーティストによるインスタレーションのライトアップ「インターナショナル・ライト・アートディスプレイ」など、色鮮やかな光のディスプレイが街を照らします。 「インターナショナル・ライト・アートディスプレイ」は、眺めるだけでなく、体験できるのがこのイベントのポイント。インスタレーションの中に入り写真や動画を撮影したらぜひSNSにアップして。また、先述の通り、香港人にとってのメインは旧正月なので、新年が明けても街は通常営業していてグルメもショッピングも観光もいつもどおり楽しめるのもうれしいところ。(厳密に言うと、1月1日は元旦休みですが、他の祝日と同じ扱いでオープンする店は少なくありません。)まさに、香港では年越しイベントの良いとこ取りができるのです。
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■インターナショナル・ライト・アートディスプレイ
場所:セントラルおよび中西区プロムナード(セントラル部分)
■シンフォニー・オブ・ライツ
場所:尖沙咀(チムサーチョイ)プロムナード
アクセス:尖沙咀スターフェリー乗り場からすぐ
「香港パルス・ライト・フェスティバル2018」ウェブサイト:
http://www.discoverhongkong.com/jp/see-do/events-festivals/highlight-events/pulse-light-festival.jsp