子供が「うんこ漢字ドリル」で漢字に興味を持ったら…
親子で漢字検定に挑戦!
このドリルで身に付けた漢字力、漢字への興味を失わないよう、終わった後も継続的に勉強していくことが大切です。「うんこ」仕立てのストーリーの面白さだけで満足するのではなく、子どもたちが勉強のモチベーションを維持し、漢字力をさらにアップさせていくためにも、親世代がフォローし、家族一緒になって「漢字検定」に取り組んでいきましょう。
親子で漢検を受検するメリット
「子は親の背中を見て育つ」と言いますが、漢字に限らず親が勉強に取り組んでいると、多少なりとも子どもが関心を示してくれます。また、日本語や漢字について家族で話題にすることで、子どもは自然と漢字に慣れ親しんできます。もちろん親からの誘導や助言もある程度必要ですが、子供が自主的に漢字を学ぼうとするには、勉強しなさいと一方的に押し付けるよりも、親自身が勉強に勤しんでいる姿を見せてあげるほうが、子どもにとってはより良い刺激になるのではないでしょうか。
親子で「漢字検定受検」という共通のテーマを持ち、合格という目標に向かって一緒に計画と対策を考えることで、子どもにとっての勉強の道筋ができ、何より家族間のコミュニケーションが活性化されます。
親子で受けるおススメの級は?
親子で漢検を受検する際のポイントは、子供の学習量と能力、やる気に応じて受検級を選択することです。小学3年生がいきなり6級から始めても、そもそも学校で習ってない漢字が出題されるので太刀打ちできない可能性が高いです。最初は子どもの学年に応じた級から始めるのがよいでしょう。一方、親御さんのほうは、社会人だからといって最初から2~1級を受けるのはあまりオススメしません。2級は高校卒業程度ですが、甘く見ているとそう簡単には受かりません。2級の問題はかなり時間をかけて勉強しないとクリアすることは難しいのです。
初回の受検で不合格になると落ち込んだりやる気を失せたりしかねないので、やはり安全に4級~3級あたり(中学校で習う漢字)から狙っていきましょう。
<親子受検の推奨級>
子ども(小学生)・・・10級~5級
親 ・・・4級~3級 (実力が付いたら準2級~2級へチャレンジ)
次に、親と子どもでそれぞれ何級を受ければよいか、その判断材料として、10級から3級までの実問題の例を紹介します。