年賀状作成ソフトの選び方

2018年(戌年)版 年賀状作成ソフトの選び方

2018年(戌年)版 年賀状作成ソフトの選び方

10月も半ばをすぎて、急に冷え込んできましたね。ここからの数ヶ月はあっという間。クリスマス、お正月は目の前です(おいおい!)。というわけで、今年も2018年の戌年用の年賀状作成ソフトをご紹介します。主要なソフトを紹介しますので、製品選びの参考にしてください。

<目次>  

ソースネクストから発売されることになった「筆まめ Ver.28」

年賀状作成ソフトの代名詞ともいえるソフトが「筆まめ」です。最新バージョンはVer.28で、限定テンプレートといくつかの新機能が追加されています。

まず、限定テンプレートとして、日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、東京手描有限)と葛飾北斎のテンプレートが用意されています。デザインは筆まめのページで確認できます。とても美しいテンプレートなので、これが気に入ったら、それだけで筆まめを選んでもいいと思います。

新機能としては、画面の説明に沿って操作するだけで宛先を絞り込める「年賀状宛先セレクト」という機能が追加されています。毎年、大量の年賀状を出す方には便利な機能です。

また、ペットの写真を使った年賀状を作るのに便利な機能も用意されました。ペットの写真を簡単に切り抜いたり影を付けたりできるので、愛犬の写真を使おうと思っている方にはおすすめです。

その他の基本機能は従来どおりです。誰でも安心して利用できるのが「筆まめ」のいいところですので、はじめての方でも安心して購入できると思います。体験版が用意されているのも親切ですね。

なお、「筆まめ」をめぐっては、少し業界の動きがありました。じつは、次に紹介する「筆王」の開発元であるソースネクストが、2017年の2月に筆まめを子会社化しました。この結果、ソースネクストは「筆まめ」と「筆王」という年賀状作成ソフトの2大ブランドを手に入れたことになります。とはいえ、筆まめの機能・操作性は変わりありませんので、これまでどおり安心して活用してください。
 
筆まめ Ver.28のオープニングメニューは従来通りで変わっていません

筆まめ Ver.28のオープニングメニューは従来通りで変わっていません

 
こちらは宛名面用のオープニングメニューです。住所録の作成・管理に利用します

こちらは宛名面用のオープニングメニューです。住所録の作成・管理に利用します

 
裏面用の編集画面。今年も戌年用のテンプレートが充実しています

裏面の編集画面。今年も戌年用のテンプレートが充実しています

 

 

 

「おもしろ顔スタンプ」で人の顔をかわいい犬に変身させられる 「筆王 Ver.22」

ソースネクストの「筆王」も、戌年用のテンプレートやイラストなどの素材を充実させた最新バージョン Ver.22がリリースされています。

新機能としては、「おもしろ顔スタンプ」という画像編集機能が追加されました。人物写真を選ぶだけで犬のパーツを自動的に合成してくれます。お子さんなどの家族の写真を使ったら、楽しい年賀状が作れそうですね。また、写真の型抜きの型、フレームの種類も増えています。

それ以外は、今回は目新しい新機能はなさそうです。といっても、もともと機能も素材も山盛りの「筆王」なので、困ることはありません。はがきの作り方を説明した動画、オールカラーのガイドブックが付いているので、パソコンは苦手という方でも安心して利用できると思います。
筆王 Ver.22の編集画面です

筆王 Ver.22の編集画面です

 
「おもしろ顔スタンプ」は、人物写真を選ぶだけで犬のパーツを自動的に合成してくれる機能です(画像は公式サイト http://www.sourcenext.com/product/fudeoh/ より引用)

「おもしろ顔スタンプ」は、人物写真を選ぶだけで犬のパーツを自動的に合成してくれる機能です

宛名印刷の設定画面です。印刷する宛先を個別に設定することができます

宛名印刷の設定画面です。印刷する宛先を個別に設定することができます

 

 

 

柴犬やパグなどの戌年用テンフレートが充実 「楽々はがき2018」

ジャストシステムの「楽々はがき」も、機能を強化して最新バージョン 2018が発売されています。強化ポイントは、次の4つです。
 
  • 新テンプレートを収録……柴犬やパグ、フレンチ・ブルドッグなど30種の犬種のテンプレートが追加されています。
  • 変身スタンプ……動物の耳や鼻、ヒゲ、腕、しっぽなどのスタンプを押せる「変身スタンプ」が追加されています。
  • いろどりフィルター……画像にさまざまな特殊効果を付ける新機能です。「薄もや」「薄紅」「銀版」「夢幻」「ゴシック調」などの効果が用意されています。
  • 住所録の機能強化……住所録に「かんたん表示項目」機能が追加され、住所の絞り込みがより簡単になっています。 

基本的な機能・操作性は従来から変わっていませんので、これまで使っていた方、またジャストシステムの一太郎などを使っている方も安心して利用できると思います。
 
楽々はがき2018に搭載された「変身スタンプ」。動物の耳や鼻、ヒゲ、腕、しっぽなどのスタンプを押してオリジナルの画像を作成できます(画像は公式サイト https://www.justmyshop.com/products/rakuraku/ より引用)

楽々はがき2018に搭載された「変身スタンプ」。動物の耳や鼻、ヒゲ、腕、しっぽなどのスタンプを押してオリジナルの画像を作成できます

 
いろどりフィルターは画像にさまざまな特殊効果を付ける新機能です(画像は公式サイト https://www.justmyshop.com/products/rakuraku/ より引用)

いろどりフィルターは画像にさまざまな特殊効果を付ける新機能です

 
受け取った年賀状を住所録に画像として登録して保存する機能も用意されています(画像は公式サイト https://www.justmyshop.com/products/rakuraku/ より引用)

受け取った年賀状を住所録に画像として登録して保存する機能も用意されています

 

住所録やレイアウトのバックアップツールが付いた発売25周年の「筆ぐるめ 25」

富士ソフトが開発し、ジャングルが販売を手がけるのが「筆ぐるめ」です。2018年は発売25周年だそうで、ホームページでは「松阪牛が当たるキャンペーン」も実施されています。

新機能としては「かんたん引っ越し・バックアップツール」が追加されています。これは、パソコンを買い換えたときなどに、USBメモリを使って住所録や作成したレイアウトを移行できるツールです。画面に沿って作業するだけでバックアップ/復元ができるので、パソコンの買い換えを検討している方も安心です。

それ以外は、従来のバージョンと変わっていません。写真やイラストを選ぶだけで年賀状を作成できる「かんたん筆ぐるめモード」、住所録やレイアウトをクラウドに保存できる機能、セブン-イレブンのマルチコピー機で印刷できる機能なども従来どおりです。

無料で15日間利用できる体験版も用意されているので、興味のある方は、まず体験版を試してみるとよいと思います。
 
筆ぐるめ Ver.25の起動時に表示されるメニューです

筆ぐるめ Ver.25の起動時に表示されるメニューです

 
裏面の編集画面。レイアウト、背景、写真、文字などを順番に選択していくだけで年賀状を作成できます

裏面の編集画面。レイアウト、背景、写真、文字などを順番に選択していくだけで年賀状を作成できます

 
新機能として「かんたん引っ越し・バックアップツール」が用意されました

新機能として「かんたん引っ越し・バックアップツール」が用意されました

 

 

宛名スキャンサービスやコンビニ印刷にも対応する無料サービス「はがきデザインキット2018」

日本郵政が提供している「はがきデザインキット」も、定番の年賀状作成ツールとして広く知られる存在になりました。無料で使えるのに機能が豊富なので、「これで十分」というユーザーも多いと思います。

原稿執筆時点では、まだ最新バージョンはリリースされていませんでしたが、11月1日には2018年版がリリース予定です(編集部注:11月1日にリリースされました)。利用できるのは、パソコンにインストールするタイプのPC版、スマホアプリ版、Webブラウザで利用できるWeb版の3種類です。スマホアプリ版とWeb版については、昨年と同様にクラウド上の住所録が利用できます。

また、郵便局のポータルサイト「ゆうびんポータル」で発行される「ゆうびんID」を入力すると、手元の年賀状をスマートフォンのカメラで撮影するだけで住所録に登録できる「宛名スキャンサービス(無料)も利用できます。さらに、スマホアプリ版で作ったデザインを、セブン-イレブンのマルチコピー機で印刷できる「コンビニはがきプリント」を提供される予定です。

テンプレートなどの素材の数では、他の年賀状作成ソフトには及びませんが、それは他のソフトが多すぎるのかも……。もしも、まだ試したことがないなら、まずは「はがきデザインキット」を試してみてください。
 
日本郵政が提供している「はがきデザインキット」のホームページ。11月1日に2018版がリリースされます

日本郵政が提供している「はがきデザインキット」のホームページ。11月1日に2018版がリリースされます


はがきデザインキット https://yu-bin.jp/create/design_kit/

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