「好きな人」と「好いてくれる人」、どっちがいい?

「好きな人」か「好きになってくれる人」か?

「好きな人」か「好きになってくれる人」か?

「思う人には思われず、思わぬ人には思われる」なんて言葉がありますが、相思相愛というのは、縁とタイミングも作用するので、本当に難しいものです。
だからこそ、付き合うのであれば、「好きな人」か「好きになってくれる人」か?というのは永遠のテーマです。それだけ答えが出にくいことだからでしょう。

では、実際、どっちの方が幸せになれるのでしょうか?まずは、「自分にとって、本当にいい相手とは?」をベースに考えていきたいと思います。


自分にとって、本当にいい相手とは?

実は、多くの人が「自分にとってのいい相手」を勘違いしています。多くの人はパートナーになる相手の、ルックス、社会的地位、収入など、あらゆることをチェックして、付き合ったら「自分が得する相手」を選ぼうとしがちです。

でも、実際は、あなたに本当の“いい相手”は、単に“都合のいい相手”ではありません。もっと深いところで、「人生」や「人と関わるとはどういうことなのか?」を考えていくと見えていきます。

私たちは、関わる人によって影響を受けていきます。自分のいい部分を引き出してくれる人と付き合えば、どんどん魅力的になり、逆に悪い部分を引き出す相手と付き合うと、思考や言動が残念な人になり、堕落していきます。

それは恋愛に限らず、あらゆる人間関係においても、自分の「いい部分を引き出す相手」と「悪い部分を引き出す相手」というのは存在します。
例えば、学生時代は、悪友と付き合うことで、自分の負の部分(ズルさ、弱さ)を引き出されてしまい、堕落してしまう人も少なからずいます。「友達が悪いことをするから、自分もやってもいいんだ」と人を傷つけたり、本人は単なるいたずらのつもりであっても、法を犯すまでの罪を犯したりしてしまう人もいます。

逆に、自分の「優しさ」「正義感」など、いい部分を引き出す人と出会うと、人間が変わったようにいい人になっていきます。「友達が頑張っているから、自分も頑張ろう」と触発されることもありますしね。

それだけ私たちの中には、善と悪が住みついています。だからこそ、なるべく善の部分が引き出されるような人と出会った方が魅力的になっていくし、どんどん幸せになっていくのです。
結局、人生においては、「自分がどんな人間であるのか?」ということが一番大切です。それによって人が協力してくれたり、運が開けたりして、人生が変わっていくものですしね。

そして、その善の部分は、単に相手が“条件のいい人”であっても、引き出されるものではありません。パートナーがどんなにエリートな男性(女性)であっても、その人の影響を受けて、どんどん魅力を失ってしまうこともあります。

それで言うと、不倫をしている女性は、相手がどんなに社会的地位のある人であっても、「彼の奥さんにバレなきゃいいんだ」なんて、自分のズルイ部分を引き出されていることも少なくありません。そういう相手は結局のところ、自分にとって悪い相手なのです。醜い自分になればなるほど、人は自分のことを好きではなくなってくるし、そんな自分でいて、幸せになれるはずがないからです。

逆に、大きな病を抱えている人を好きになってしまったとき、親や友達は、「苦労するから、彼(彼女)と結婚するのは止めた方がいい」と止めるかもしれません。でも、その人と関わることで、結果的に、自分の中に大きな愛が芽生えることもあります。もし自分に「私にはこの人しかいないんだ」と思えるくらいの深い愛情があるのだとしたら、その人は自分に「本当の愛を教えてくれる、いい相手」とも言えるのです。

もし「人生」というレベルで見たとき、私たちは「自分の魂を磨くために、生きている」のだとしたら、本当の意味でいい相手は、自分の中にある「愛情」「優しさ」「神聖さ」を引き出してくれる人のことを指すのかもしれません。

今、パートナーがいる人も、もう一度、見直してもいいでしょう。「彼(彼女)と一緒にいるときの自分」を好きになれるのかどうか、を。好きになれるのであれば、いい相手。好きになれないなら、悪い相手。どっちでもないのであれば、どうでもいい相手かもしれません(苦笑)。

では、この考えをベースに、「好きな人と好いてくれる人、どっちと付き合うと人は幸せなれるのか?」について、もう少し詳しく考えてみたいと思います。次のページをご覧下さい。