アラフォー女性は悩みが尽きない
モヤモヤが多いので「モヤモヤフルネス」世代と呼ばれるらしい
「F2層は悩みでつながっている!」
https://dentsu-ho.com/articles/5277
F2層、これはひと昔前のグルーピングの仕方で、ほぼ「主婦」という意味合いが強いです。しかし今では、結婚のあるなし、子のあるなし、仕事のあるなし、親世代の介護のあるなし、とさまざまな立場があり、一様にまとめることはできないはず。
にもかかわらず、「悩みが尽きない」という点において、立場に関わらず共感できてしまう。共通している身体的な悩みをはじめ、子育ての悩み、キャリアの悩み、将来への不安……と多岐にわたります。
悩みの原因も実にさまざま。育児による慢性的な肉体疲労、ホルモンの乱れ(更年期序章)、社会的な母親像と現実との乖離による葛藤、仕事のキャリアと育児の両立……などなど、己の肉体と自己実現、人生、社会生活にまたがる難問が絡み合っているように思えます。
みなさんも、心あたりがありませんか?
コギャル世代がアラフォーになって変わったこと
定期的にLINEグループで近況を報告しあう20年来の友達
と、去年あたり(37歳)からメイントピックに「健康」のことが挙がり始めました。「今度、子宮の手術をすることになった」、「実はガンが疑われていた」、「慢性的な貧血である」、などなど。容態の軽重はありますが、「なんとなくダルい」とか「なんとなくやる気が出ない」などの不定愁訴は、ほぼ全員が一致。
また、そこへ「部下の人間関係」や「もっと仕事に打ち込みたいけど子どもがいると限度がある」などの仕事の悩み、「子どもとの親子関係」「子どもの教育」などが乗っかってきて、閉塞感のある状態もしばしば。
これらのフィジカル&メンタルな悩みに対して、やれ漢方はどうか、ハーブはどうか、四柱推命で気持ちの整理がついただの、旅行でリフレッシュすればいいのでは?酒を飲んでパーッとやれば?などの「以前のように元気になる」前向きな打開策が飛び交いました。
漢方やハーブなど医薬品未満の薬効成分のあるものに期待してしまう
自分ではどうしようもない新しい悩み方
大人の階段を上ってきて、アラフォーは第四次自分探し世代ともいえそう
子どもができたり、親の介護が始まれば当然のことのはずですが、自分以外の人を悩む、抱え込むというのは、エネルギーが要り、解決しようにも自分ではどうしようもないこともあるでしょう。
つまり、解決のために自分ひとりで奮闘するにも限界があるということ。夫や家族と協力のうえコトに当たっていくというシフトチェンジが必要で、人やサービスに頼るスキルや、他人と協力してプロジェクトを達成するスキルを磨いていくことが、これからの生きやすさのカギを握ってくるのだと思うのです。
人やサービスに頼るスキル
助けてくれる人を増やしていけたら
遠い親より近くのママ友。私の場合は、保育園のお迎え要請でしたが、えいやっと頼んでしまうと気持ちがラク~になりました。ふだんから信頼関係を作っておく、という地道なことも必要ですが、この先も協力関係になれるありがたい存在として、頼り、頼られたいと感じます。
曇りでもOKの心持ちで進む
「晴れたら」ラッキーくらいの心持ち
アラフォー世代はみんなモヤモヤしているものだと開き直り、友達や家族に甘えてOK。新しく挑戦したいことがあれば、やれる範囲でやれば良し。自分の身体を大切にし、気持ちの風通しを良くして過ごしていけたらいいな、と思うのです。
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