コート選びから始める、2017秋冬ファッションコーデ [カラーコーディネート] All About

コートが決める、あなたの第一印象

2017秋冬新作コートは、フェイクファー、ツイード、メルトンなど、色柄やデザインのバリエーションが充実しています。

防寒性に優れた冬のコートが最も売れるのは11月下旬ですが、他のアイテムに比べると販売数が少ないため、売れ筋のコートは早々に完売してしまうこともあります。冬のコートは着用時期が限定されるため、後回しにしてしまいがちですが、秋冬シーズンの立ち上がりに購入されることをおすすめします。

コートやアウターは第一印象を決める大切なアイテムです。トレンドが多様化しているからこそ、コートに合わせてボトムやインナー、バッグやシューズなど小物を揃えていくと、コーディネートしやすくなります。

今回は3つのシーンに合わせて、おすすめの新作コートを紹介します。

仕事を任せてほしいとき→キリリとした知的なカラー

通勤スタイルに取り入れたいのは、きちんとした印象を与えるコート。ブラック、ネイビー、ブラウンといったダークカラーは、自信、判断力、信頼感といったイメージを醸し出します。この人に任せれば大丈夫！そんな印象を与えたいときは、ダークカラーのコートを選ぶとよいでしょう。

■クラシックなモノトーンチェック柄コート

(グレースコンチネンタル)GRACE CONTINENTAL モヘヤツイードコート

定番のミドル丈コートは、通勤スタイルにぴったり。ファーの付け襟を外して、ノーカラーコートとしてもお召しになります。

モノトーンのチェック柄はトレンドカラーのレッド、パープル、ブラウンなどとも好相性です。ミドル丈のスカートとロングブーツ、クロップド丈のパンツとショートブーツなど、ボトムとシューズの組み合わせを工夫して、今季らしいコーディネートを楽しみましょう。

■マスキュリンなネイビーのラップコート

(エリン)ELIN Melton wrap coat

記事「2017秋冬人気トレンドカラー「ネイビー」の正解コーデ」で解説したように、今シーズンはネイビーが人気。例年に比べると、コートのカラーバリエーションにネイビーが増えています。ネイビーのコートをお探しの方は、今年が買い時です。

裾広がりのロング丈ラップコートはスカートと好相性。コート丈よりも短いミドル丈スカートとパンプス、コート丈よりも長いミディ丈スカートとローファーなどコーディネートを工夫して、今季らしいベストバランスを完成させましょう。

コミュニケーションを円滑にしたいとき→やわらかな印象を与えるソフトカラー

控えめで穏やかな印象を与えたいときは、キャメル、ベージュ、グレーといった明るくソフトな色がおすすめです。思いやり、やさしさ、思慮深さといったイメージは好感度を高めてくれるでしょう。

■癒しムードを醸し出すキャメルのハーフコート

(グレースコンチネンタル)GRACE CONTINENTAL ファーカラーピーコート

キャメルは相手に警戒心を抱かせない色。目立ちすぎず、相手と打ち解けやすい雰囲気を醸し出します。ほがらかで優しい人、飾らない人柄、育ちの良さをアピールしたいときにも効果的です。

ウール素材のキャメルは、気品や良識を兼ね備えた人という印象を与える反面、女性らしさを封印し、退屈な印象を与えることもあります。フルレングスよりもハーフ丈、華やかなファーがついたデザインを選ぶとコーディネートの幅が広がります。

キャメルは今シーズンのトレンドカラー、ネイビーやレッドとも好相性。メリハリの効いた着こなしを楽しみましょう。

自分らしさを大切にしたいとき→カラフルなエコファー

オフの日は、自分らしいおしゃれを楽しみたいもの。エコファーのコートは、適度なインパクトがありつつも、実は合わせる服を選ばない着まわし力が魅力。リーズナブルな価格で、メンテナンスも楽なエコファーは、自分らしい色を選ぶのが正解です。

(スタイリング/)styling/ エコファーロングコート

どこかモードな雰囲気を備えた甘いピンクのコート。カラフルでふわふわの存在感を放つエコファーは、これまで気づかなかった自分らしさに出会うひとつのきっかけになるでしょう。

ロマンティックなフラワー柄ワンピース、マニッシュなチェック柄パンツ、ガーリーなミニスカートなど、さまざまなテイストと絶妙なバランスでマッチします。

この他にも、トレンチやチェスターのようなマニッシュなコート、ムートンやライダースのようなアクティブなジャケットなど、さまざまな選択肢があります。新作コートが出揃う10月中に、コート選びを始めてみてはいかがでしょうか。

【商品画像協力】