作ったグラフはインターネットに公開できる

Googleスプレッドシートで2軸グラフを作成する方法」では、Googleスプレッドシートで次のような2軸グラフを作成する方法を説明しました。

「Googleスプレッドシートで2軸グラフを作成する方法」(https://allabout.co.jp/gm/gc/470676/)で作った店舗ごとの売上と利益率を表現したグラフ

 

















このようなグラフを作ったら、誰かにそのグラフを見せて、いろいろと説明したくなりませんか。このグラフなら、各店舗のスタッフに見せながら「横浜店は売上は少ないけれど利益率はトップでした!」とか「大阪店は売上は2位ですが、利益率はあまりよくないですね。原因を考えましょう」とか……。

しかし、グラフを見せたい相手が遠方にいたり、別々の場所にいたりしたら、グラフを見てもらうのも大変です。そんなとき活用したいのが「グラフの公開」です。

次は筆者が実際に公開したグラフです。リンクをクリックしたらすぐにグラフが表示されるので、確認してみてください。

筆者が公開したグラフ

この方法なら、相手にURLを知らせるだけで、簡単にグラフを見せることができます。パソコンはもちろんスマートフォンでも見られるので、相手が外にいても問題ありません。

さらにGoogleスプレッドシートには、ホームページやブログ、社内のイントラネットのページなどにグラフを埋め込んで表示する機能も用意されています。以下では、その具体的な公開方法を説明します。なお、グラフはすでに作成しているものとし、利用するブラウザはGoogle Chromeとします。

グラフをインターネットに公開する方法

まずは、作ったグラフをインターネットに公開する方法を説明します。公開するとURLが発行され、そのURLを相手に知らせれば、相手は世界のどこにいてもグラフを見ることができます。

1.グラフをクリックして選択したら、右上の[…]ボタンをクリックします。
2.メニューが表示されたら[グラフを公開]を選択します。
1.グラフをクリックして選択したら、右上のボタンをクリックします。 2.メニューが表示されたら[グラフを公開]を選択します。

 














3.次のような設定画面が表示されたら、そのまま[公開]ボタンをクリックします。なお、[公開]ボタンの上に表示されているのはグラフのタイトルで、その右側の「インタラクティブ」は公開したグラフの種類を表しています(「インタラクティブ」については後述します)。
3.このような設定画面が表示されたら、そのまま[公開]ボタンをクリックします。なお、[公開]ボタンの上に表示されているのはグラフのタイトルで、その右側の「インタラクティブ」は公開したグラフの種類を表しています

 


















4.確認のメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
4.確認のメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします

 













5.画面がこのように変化します。公開されたグラフのURLが選択状態になるので、[Ctrl]+[C]キーを押してクリップボードにコピーしてください。そして、コピーしたURLは、グラフを見せたい相手にメールやLINEなどで教えてください(知らせる手段は何でもかまいません)。
5.画面がこのように変化します。公開されたグラフのURLが選択状態になるので、[Ctrl]+[C]キーを押してクリップボードにコピーしてください。そして、コピーしたURLは、グラフを見せたい相手にメールやLINEなどで教えてください(知らせる手段は何でもかまいません)

 






















6.WebブラウザでURLにアクセスすると、グラフが表示されます。なお、手順3で「インタラクティブ」を指定した場合は、棒グラフや折れ線グラフにマウスポインタを合わせたとき、その値が表示されます。じつは、手順3で「インタラクティブ」をクリックすると、「インタラクティブ」と「画像」のどちらかを選べます。「画像」を選ぶとグラフが画像に変換されて公開されるので、このようなことはできません。ですので、通常は「インタラクティブ」のままで問題ありません。
6.WebブラウザでURLにアクセスすると、グラフが表示されます

 


















グラフをホームページやブログに埋め込む方法

次に、作ったグラフをホームページやブログなどに埋め込む方法を説明します。以下に、筆者が実際にグラフを埋め込んだブログ記事を用意しましたので、クリックして表示してみてください。

筆者がグラフを埋め込んだブログ記事

これを実現するには、Googleスプレッドシートでグラフ表示用のHTMLコードを生成し、ホームページやブログのHTMLの中に手動で埋め込みます。GoogleスプレッドシートでHTMLコードを生成する方法は、次のとおりです。

1.グラフをクリックして選択したら、右上のボタンをクリックします。
2.メニューが表示されたら[グラフを公開]を選択します。
1.グラフをクリックして選択したら、右上のボタンをクリックします。 2.メニューが表示されたら[グラフを公開]を選択します

 














3.設定画面が表示されたら[埋め込む]をクリックします。
4.[公開]ボタンをクリックします。
3.設定画面が表示されたら[埋め込む]をクリックします。 4.[公開]ボタンをクリックします

 


















5.確認のメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
5.確認のメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします

 













6.HTMLのコードが表示されて選択状態になるので、[Ctrl]+[C]キーを押してクリップボードにコピーします。コピーしたHTMLコードは、メモ帳などに貼り付けて保存しておくとよいでしょう。
6.HTMLのコードが表示されて選択状態になるので、[Ctrl]+[C]キーを押してクリップボードにコピーします。コピーしたHTMLコードは、メモ帳などに貼り付けて保存しておくとよいでしょう

 






















以上がグラフのHTMLコードを生成する方法です。あとは、このHTMLコードをブログやホームページのHTML編集画面に貼り付けます。ここは、利用するブログやホームページのサービスによって方法は異なります。

たとえば次は、Googleが提供しているブログサービス「Blogger(ブロガー)」で、記事のHTMLを編集しているところです。ここにグラフのHTMLコードを貼り付けると、その位置にグラフが表示される仕組みになっています。

▼Googleが提供しているブログサービスである「Blogger」で、記事のHTMLを編集しているところ。ここに生成したグラフのHTMLコードを貼り付けます。
Googleが提供しているブログサービスである「Blogger」で、記事のHTMLを編集しているところ

 




















他のブログサービスやホームページでも、HTMLの編集ページで同様に貼り付ければ、その位置にグラフが表示されますので、ブログやホームページを運用している方は、ぜひ挑戦してみてください。

グラフの公開を中止する

最後に、グラフの公開を中止する方法も確認しておきましょう。特に部外者にあまり見られたくないグラフの場合は、必要がなくなったら、早急に公開を中止するのがよいでしょう。

なお、以下の方法は、グラフを公開した場合、ホームページやブログに埋め込んだ場合の両方ともに有効です。

1.グラフをクリックして選択したら、右上のボタンをクリックします。
2.メニューが表示されたら[グラフを公開]を選択します。
1.グラフをクリックして選択したら、右上のボタンをクリックします。 2.メニューが表示されたら[グラフを公開]を選択します

 














3.[公開停止]ボタンをクリックします。
3.[公開停止]ボタンをクリックします

 



























4.確認のメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
4.確認のメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします

 

















5.これで公開は停止されました。右上の[×]をクリックして設定画面を閉じます。なお、[公開開始]ボタンをクリックすれば、再びグラフを公開することも可能です。
5.これで公開は停止されました。右上の[×]をクリックして設定画面を閉じます。なお、[公開開始]ボタンをクリックすれば、再びグラフを公開することも可能です




















 

グラフコミュニケーションでビジネスを活性化!

このように、Googleスプレッドシートを利用すると、簡単にグラフを公開することができます。公開したグラフは、インターネットが使える環境があれば、世界中のどこからでも表示できます。

たとえば、東京本社で分析した売上グラフを各地域の拠点で確認したり、逆に拠点ごとに作ったグラフを見ながら、お互いに議論を深めたりできます。あるいは、グラフを作ってWebに公開し、「明日の会議で取り上げるので見ておいてください」といったことも可能です。

作るのも公開するのも簡単なので、グラフを使った活発なコミュニケーションが可能になるわけです。いわば「グラフコミュニケーション」です。

これは、Googleスプレッドシートを利用するとても大きいメリットだと思います。ぜひ、作ったグラフを積極的に公開し、グラフコミュニケーションしてみてください。



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