お盆が憂鬱……夫の実家・通称「義実家」への帰省が苦痛な皆様へ
夫の実家、通称・義実家でストレスなく過ごせるコミュニケーション方法は?
旦那様の実家、通称・義実家で過ごすこの時期が苦痛で、それを考えると夏休みは憂鬱……という声はよく聞きます。マイペースで人の話を聞かない舅、何かと干渉してくる姑、ライバル心むき出しの独身の義妹などなど、いろいろ「面倒くさい」旦那様の実家での日々の乗り切り方について、4つの裏ワザをご紹介しましょう。
<夫の実家・通称「義実家」の過ごし方の裏ワザ>
夫の実家でのお盆の過ごし方・裏ワザ1:キャラを演じ切る
バリキャリキャラなど、キャラを立ててそれを演じ切るという荒業も1つの方法です
例えば「バリキャリなワーキングマザー」キャラになりきって、カタカナ用語を連発。
- 「まず、お掃除を先にやりますね」→「お掃除のプライオリティをあげてローンチしますね」
- 「そもそも、お義父さんは承知してるんですか?」→「そもそも論として、オーナーのコンセンサスは取れてますか?」
- 「やったことがないけど、試してみます」→「ファーストトライではありますがフィジビリで進めてみます」
- 「私もそう思います」→「わたし的にはアグリーですけど」
そのほかにも、某おバカタレント的キャラになって、オーバーリアクションと単語連呼で会話を進める。
- 「へぇ、すごいですね」→「ほんとですかぁ~?すごいすごいすごいすごい!」
- 「うちの子には無理だと思います」→「え~、うちの子がぁ?無理無理無理無理!」
あまりやりすぎると「◯◯さん、性格変わったねぇ」といわれるかもしれませんが、「夫の実家では言いたいことがなかなか言えない」という方は試してみる価値ありです。
夫の実家でのお盆の過ごし方・裏ワザ2:上から目線で過ごす
お姑さんから言われたことは、ストレートに受け止めず、心の中でさらりとかわしましょう
相手が何かを自慢してきたときには「はぁー、なるほどぉ」と、あいまいに受け流しておいて、心の中では「かわいそうに、これがこの世で一番おいしいと思ってるんだなぁ」と上から目線でコメント。
「あなたもこうすべき」など、価値観を押し付けてきた場合は「そういう考え方もありますねぇ」と肯定も否定もしないでおいて、心の中では「おいおい、それっていつの時代の話なの?まだこういう残念な人がいるのねぇ。ウケる~」とバッサリ切り捨てる。
このように、言われたことをストレートに受け止めず、心の中でさらりとかわす術を持っていると、ストレスを軽減することができます。
夫の実家でのお盆の過ごし方・裏ワザ3:一定の距離を保って過ごす
もし「ほんとにもう無理!」というところまで、夫の実家への感情が高まってしまっている方は、「無理して触れ合わない」という方法もありです。実は、安価かつ簡単で、誰にでも手に入り、誰もが一度は使ったことがある道具で、相手との一定の距離感を保つことができるものがあります。なんだと思いますか?
答えは「マスク」。
これをつけているだけで、相手から話しかけられる機会が格段に減りますし、こちらから話しかけなくても不自然でなくなります。
春先の花粉症のころのように、周りの大勢の人がマスクをつけている時期と違い、この時期のマスクはよほど咳がひどい、風邪やアレルギーなどが重篤な場合であるか、コミュニケーションを遮断するための使用である場合に限られてきます。
咳も出ないのにマスクをしている、ということは周囲に対して壁を築きたがっていることを、やんわりと伝える効果があります。
要件のはっきりした会話はいいのだけど、「何気ない雑談が苦手」という方も多いと思いますが、マスクをしているという理由だけで、雑談なしで黙っていても違和感のない空間になります。したがって、ずっとマスクをつけっぱなしでなく、場面に応じて使う、という方法もおすすめです。
夫の実家でのお盆の過ごし方・裏ワザ4:「良い嫁」をやめる
最後は番外編。夫の実家での過ごし方というより、そもそも「実家に行かない方法」の紹介です。「良い嫁」であることにこだわらず、「今年、私は帰省しないから、子供たちとパパとで行って来て」と割り切ってしまえば、「夫の実家ストレス」はなくなります。もちろん、子供がまだ乳幼児であるなど、母親と別行動をしにくい場合もありますが、その場合は「パパのみ帰省」とするとよいでしょう。
もちろん最初は、実家側で「嫁が来ないこと」を残念がったり、非難したりというリアクションがあるでしょう。しかし、お姑さんにとって帰ってきてほしいのは息子、もしくは孫。最初は嫁が来ないことへの不満を口にしていたとしても、おそらく翌日にはもう話題にも上らないでしょう。残念に思うかもしれませんが、所詮、嫁とはその程度のものです。
「どんなに頑張ってもすべての人と仲良くできるわけではない」と割り切り、「自分は夫の実家に行かない冷たい嫁で構わない」と腹をくくってしまうのも、夫の実家ストレスとの面倒を避ける方法です。
ただし、何の連絡もフォローもなく関係を断ち切ってしまうのは今後のコミュニケーションに課題が残る可能性があるので、帰省しないことを電話やメール、手紙などであらかじめ伝えておくこと、手土産などをしっかり準備して夫に持たせることなどが、スムーズに相手と距離を置くコツです。
いかがでしたか? せっかくの夏休み、嫌々旦那様の実家に行って、ストレスで消耗し、疲れて帰ってくることを避けるためには、発想の転換が大事。
コミュニケーションの工夫や気持ちの切り替えで、ストレスのない方法を選択することが可能になりますよ。ぜひ楽しい夏休みをお過ごしください。
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