全米No.1空港、「PDX(ピー・ディー・エックス)」

PDX

ポートランド国際空港

地元では、親しみを込めて空港スリーレターの「PDX(ピー・ディー・エックス)」と呼ばれるポートランド国際空港(Portland International Airport)

2017年度も旅行雑誌「Travel + Leisure Magazine」の「全米ベスト空港」の1位に選ばれました。なんと、これで5年連続の快挙です。
全米1に選ばれた理由は、定刻通りに離陸する便の多さやグルメなレストランやカフェ、フレンドリーなスタッフのようです。今年は更に小さな映画館までオープンしました。 そんなポートランド自慢の空港について見ていきましょう。

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入国について

pdx

それほど大きな空港ではないため、サイン通りに進めば、あまり迷うことはない

PDXでの入国審査は、空港の規模がそれほど大きくないことと、スタッフが全般的にフレンドリーなため、比較的容易だと言われています。

例えばデルタ航空の直行便を利用した場合、国際線は1階(Lower Level)に到着します。到着後は、入国審査(Passport Control)、手荷物受け取り(Baggage Claim)、税関(Customs)と進みます。

その後、乗り継ぎする方は、コンコースDへと移動しますが、再び手荷物を預け直す必要があります。それ以外の方は、国際線到着バス(International Arrivals Bus)で到着エリアへと移動します。

PDXのオフィシャルサイトによると、飛行機の到着から、空港の到着エリアに着くまでの所要時間は、20~90分とのことですが、グローバルエントリーなどに登録していない場合、通常1時間弱になります。
concourse connector

コンコースコネクター

PDXのターミナルは1つだけです。空港内のサインは分かりやすいので、迷うことはほとんどないと思います。

空港自体は、H型になっていて、南側のAからCと、北側のD、Eと5つの旅客機コンコースに分かれています。南と北のコンコース間は動く歩道で結ばれるコンコース・コネクターになっていて、このコネクター部分にたくさんのレストランやショップが入っています。


出国について

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アラスカ航空の航空機

アメリカは出国審査がないため、出国自体は簡単です。PDXでは、チェックインや保安検査も大きな空港に比べるとそれほど時間がかかるわけではありません。ただ、祝日前などタイミングによっては、航空会社のカウンターが混み合うこともありますので、国際線なら出発の2時間以上前に到着するようにしましょう。

直行便ではなく、ポートランドからLAやシアトルなどへ行き、そこから出国する場合は、同じ航空会社であれば通常問題ないのですが、コードシェア便などの場合、国内線+国際線という扱いで、再度荷物を預け直したり、保安検査が必要となる場合もあります。大きな空港での乗り継ぎは、移動に時間がかかることもありますので、予めチェックしておきたいところです。


空港から市内へのアクセス

sign

MAX駅と自転車整備エリアの案内

ポートランド国際空港は、ポートランドの北部、ダウンタウンから約14kmの距離にあります。空港から市内へは、公共交通機関を使うなら「マックス(MAX; Metropolitan Area Express)」のレッドラインが便利です。日中は約15分おきに運行していて、ダウンタウンまでの所要時間は約40分。飛行場内に券売機があり、マックスの駅へとつながっています。
max

空港のマックス乗車券販売機

空港からダウンタウンまでの運賃は「All Zone」で2ドル50セント。この乗車券は、MAX、バス 、ポートランド・ストリートカー共通で、いずれも2時間30分乗り降り自由です。5ドルで1日券もあります。始発は平日土日ともに早く、午前5時前後には空港に到着できます。また、空港からの終電は23時台です。
ground transportation

空港を出て横断歩道を渡ったインフォメーションブースのあるところが無料シャトルやチャーターバス乗り場。タクシーや有料シャトルはさらにもう1つ道を渡ったところから出ている。

MAXライトレール以外の交通手段としては、シャトルバス、タクシー、レンタカーなどがあり、到着階の外に出ると乗り場があります。また、ウーバーやリフトを呼ぶことも可能です。

シャトルバスは、例えばブルースター社のダウンタウン・エアポート・エクスプレス(Downtown Airport Express by Blue Star)が30分ごとに運行していて、片道14ドル、往復24ドル。ダウンタウンやロイドセンター/コンベンション・センター周辺のホテルをつないでいます。

parking structure

左手の植物に覆われた建物が駐車場。レンタカーもこのエリア。

ポートランドからダウンタウンまでは、道が空いていれば、車で2、30分ほどで、タクシーだとチップを含まず40ドル程度です。ただ、渋滞に巻き込まれると1時間近くかかってしまうこともあります。朝晩のラッシュアワーに移動する方は、時間の余裕を見ておいてくださいね。


ショッピング&グルメ

powells

パウエルズ書店PDX店

ポートランド空港には、たくさんのショップやレストランが入っていて、早めに空港に着いても時間を潰すのには困りません。

保安検査前には「パウエルズ書店」、「ペンドルトン」、「ナイキ」、「コロンビア」、また検査後にも地元アーティストのクラフトが揃う「テンダー・ラビング・エンパイア」や「ティンバーライン」、クラフト蒸留酒店「ハウス・スピリッツ・ディスティラリー」、お土産店「メイド・イン・オレゴン」といった地元のショップが多く入っていて、効率的にお土産を買うことができます。
spirits

ポートランドのクラフト蒸留酒を販売する「ハウス・スピリッツ・ディスティラリー」

消費税がないのはもちろん、空港上乗せ料金がなく外と同じ値段で買い物ができますので、買い忘れたお土産もこちらでどうぞ。なお、地元を誇りに思うポートランドだからか、高級ブランドや化粧品、タバコなどを扱ういわゆる免税店は入っていません。
food court

保安検査通過後のフードコートエリア

また、グルメで知られるポートランドらしく、地元の人気レストランやパブも数多く入っています。

例えば、保安検査前のエリアには「ブルースター・ドーナッツ」、「フライング・エレファント・デリ」、「PDXフードカート」などが、検査後のエリアには、クラフトビールが楽しめる「ローレルウッド・ブリューイングカンパニー」や「ローグ」、サードウェーブコーヒーの火付け役「ストンプタウン・コーヒー・ロースターズ」などがあります。ポートランド旅行の締め括りに、ゆっくりとクラフトビールやコーヒーを楽しむのもいいですね。
piano

ピアノの生演奏を聴きながら、コーヒーを味わえるストンプタウン

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Wi-Fiや両替他、サービスについて

PDXには、便利なサービスも充実しています。

■無料Wi-Fi
無料Wi-Fiを使うためには、使用したいデバイスの設定で“flypdx”SSIDを選び、利用規約(Terms and Conditions)ページをよく読んで、合意(Yes)ボタンをクリックします。

free wi-fi

PDXの無料Wi-Fiのアクセスページ

■両替所
両替所(Travelex currency Exchange)は、コンコースD、D6付近と保安検査前のユナイテッド航空のチェックインカウンター付近のバッゲージグレームの2か所にあります。

<Data>
Travelex currency Exchange
Baggage Claim 支店 営業時間: 月曜から金曜 8:30am - 4:30pm、土曜 8am - 2pm
Concourse D 支店 営業時間:毎日 7am - 2pm
電話:503.281.3045

■ラウンジ
航空会社のラウンジは、デルタ航空の「スカイクラブ」がD7の横、ユナイテッドの「レッドカーペットルーム」がE1の横、アラスカ航空の「ボードルーム」がC6の横にあります。

■喫煙所
喫煙所は、屋外のみで、南北2箇所にあります。北側のコンコースEに近いバイク駐車場側と南側のコンコースBに近いマックスライトレール乗り場の側です。

他にもビジネス向けの会議室貸し出し、授乳室、子供のプレイエリア、補助犬・ペットのサービスエリア、「オレゴン・ウェルカム・センター」、ウォーターサーバー、郵便局、理容店、靴磨き屋、アート展示、ライブ音楽演奏、小さな映画館などがあります。
Oregon Welcome Center

観光情報が集約された「オレゴン・ウェルカム・センター」

「オレゴン・ウェルカム・センター」は、バゲッジクレームエリアにあるオレゴンの観光情報が集約されたエリアです。毎日9時から22時までオレゴン観光局のスタッフが、観光客をサポートしてくれます。また、無料のパンフレットや地図を入手したりもできますので、PDX到着後、ぜひ立ち寄ってみてください。
movie

無料でショートムービーが観られるミニシアター

また、保安検査後のエリアにある座席数17という小さな映画館「ハリウッド・シアター」では、オレゴンの監督が撮った10分以下のショートムービーを無料で見ることができます。出発までに時間があれば、覗いてみてもいいですね。

このように早めに空港に着いても色々楽しめるので、PDXからご出発の際は、余裕を持って出かけてくださいね。

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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。