赤ちゃんの初めての散髪のやり方!いつから・どのくらい切る?
赤ちゃんの初めての散髪はいつどうやって行う?
赤ちゃんの初めての散髪について、時期とやり方を解説します。誕生したては短かった髪の毛も、成長とともに伸びてきます。初めての散髪って、いったいいつ頃、どのように切ればよいのでしょうか?
<目次>
赤ちゃんの初めての散髪時期は前髪とサイドの長さを目安に!
赤ちゃんの髪の毛の伸び方は個人差が大きく、1歳を過ぎてもあまり伸びていない赤ちゃんもいれば、3ヶ月くらいでフサフサとしている赤ちゃんもいます。初めての散髪は月齢よりも髪の毛の長さやボリュームを目安にするとよいでしょう。タイミングは、前髪が目にかかってきたり、サイドの髪が耳にかかるくらいの頃です。また夏場は、髪の毛にボリュームがあると、むれやすく、かゆみやあせもの原因になったり、毛先が首筋などに擦れ、皮膚に炎症を起こすこともあります。髪をカットして、スッキリ涼しく過ごさせてあげたいですね。自宅で親が散髪する場合!準備する物とヘアカット手順
自宅で赤ちゃんのヘアカットをする場合は?
■赤ちゃんの自宅散髪用に準備するもの
1.目の細かいくし
2.ベビー用散髪バサミ
3.ベビー用すきバサミ
その他、お気に入りのおもちゃやDVD、霧吹き、首に巻くタオル、ケープ、下に敷く新聞紙など状況にあわあせて用意します。
■ヘアカットの手順・やり方
必ずしもこの順序でカットする必要はありませんが、一般的な手順を紹介します。
1.サイドから切る
耳の前と後ろに髪の毛を分け、櫛でとかしながら前側の髪の毛を指で挟み、毛先をカットしていきます。
2.後ろ髪を切る
サイドにあわせ同じようにカットしていきます。襟足を切る時は、おもちゃなどを下に置き、頭が下を向くようにすればカットしやすいでしょう。
3.反対側のサイドを切る
切ったサイドと後ろ髪にあわせ、カットしていきましょう。
4.前髪を切る
前髪を同じように指で挟み、中央に寄せるようにし、毛先をカットしていきましょう。
最後にすきバサミで全体のボリュームを調整します。多い個所の髪の毛を少しずつつまみ、上に伸ばし、カットしていきます。
髪の毛を挟む指は、人差し指と中指、もしくは薬指と中指、やりやすいほうで挟むと良いでしょう。
赤ちゃんの散髪、上手く仕上がるコツと注意点
少しくらい歪んでいても気にしないことも大切です。ママにカットしてもらっていた幼い頃の思い出にするのもよいでしょう
髪の毛は、少し湿らせてカットする方がよいでしょう。ドライカットだと、切った髪の毛がパラパラと落ち、赤ちゃんの目などに入る可能性が高くなります。
髪の毛を湿らす時、霧吹きで水を吹きかけてもよいのですが、赤ちゃんが驚き、泣く事があります。その場合は、しっかり櫛を濡らして、はじめに髪をとくといいですね。
■2.真っすぐ揃える時はハサミを平行に、自然な感じにする時は斜めに入れる
櫛でとかしながら髪の毛をつまみ引き上げて、毛先を少しずつカットしていくと失敗が少ないでしょう。
その時ハサミを頭と平行に持ち、つまみ上げた髪をカットすると、真っすぐに揃いやすいでしょう。もし毛先のパッツン感が気になるようでしたら、最後に頭の丸みに沿って櫛でとかしながら、毛先を少しずつつまみ、縦に小さくハサミの刃を斜めに入れるようにカットをしていくか、すきバサミで軽くカットすると、自然な感じに仕上がります。
■3.赤ちゃんの頭を押さえながらカットする
人差し指と中指で髪の毛を挟み、赤ちゃんの頭を残りの指と手のひらで軽く押さえながらすると頭が安定し、カットしやすくなるでしょう。
■4.臨機応変に対応する
毛先を揃えたり、少しカットしては離れ、確認し、またカットする作業を繰り返すと、整った仕上がりになります。ですが赤ちゃんの様子や機嫌を見て、早く終わらせた方がよい時は、臨機応変に対応しましょう。
■5.嫌がる時は散髪を分けたり、寝ている時にする
赤ちゃんが散髪をあまりに嫌がる場合は、1回で終わらせようとせず、数回に分けることを考えるとよいでしょう。また寝ている間にサッと済ませるのもいいですね。
いずれにしても、赤ちゃんは急に反り返ったり、思いもかけない動きをする時がありますので、じゅうぶん注意をしましょう。
美容室や床屋でプロにカットしてもらう場合
美容室や床屋でプロにカットしてもらう場合
しかし慣れない場所で、知らない人に髪の毛をカットされることは、赤ちゃんにとって不安や恐怖があります。大泣きしたりする場合もあり、最後までキチンとカットできないことも多くありますので、そのあたりも理解しておきたいですね。
お店によっては、DVDを見せたり、絵本やおもちゃであやしたりしながらカットしてくれる所もありますので事前に調べ、初めての散髪であることを伝えてから、行かれるとよいでしょう。
初めてカットした髪の毛を記念に残したい場合
お母さんのお腹の中にいた時から生えていた一度もハサミを入れていない産毛の先は細く、筆に適しています。そこで健やかな成長や、文字が上手くなることを願って、初めて切った髪の毛を筆にして記念に残すことがあります。「胎毛筆」や「赤ちゃん筆」と言われ、金額は5000円くらいから、写真立や手形などいろいろなオプションがつき、数十万円するもの、また素材によっては、更に高額になるものもあるそうです。
お金をかけなくても、親の手作りの箱に写真と一緒に保管したりと、工夫次第で、いろいろな形で記念として残す事ができるでしょう。
それらは成人式や結婚式の時、プレゼントすることが多いようです。愛情を込め、大切に育ててきた親の気持ちが伝わるでしょう。
初めてのカットは親子のコミュニケーションを楽しみながら!
散髪を始める前にハサミを見せ「チョッキン、チョッキン」「なんだろうね」など声がけをし、楽しそうに始めることがコツです。決して無理強いして、散髪は嫌なモノというイメージを持たせないようにしましょう。ママとしては、不自然な感じに仕上ったり、カットが歪んでしまうと、気になりますが、少しくらい歪んでいても気にしないことも大切です。ママにカットしてもらっていた幼い頃の思い出にするのもよいでしょう。
初めての散髪は、手早さと親子のコミュニケーションを楽しむ事を心がけて、おこなうといいですね
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