一生に一度しか作れない!? 誕生筆って何?

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赤ちゃんに髪が生えるのは、まだお母さんのおなかにいる5ヶ月くらいのこと。やわらかな赤ちゃんの髪は、胎内にいた頃から生えていたのだと思うと、なんだか不思議ですね

まだ一度も切っていない赤ちゃんの髪の毛を使って作る貴重な筆― それが誕生筆です。

約300年前に中国から伝わってきたとされるこの習慣、元々は「胎毛筆」と言われていましたが、今は「誕生筆」「誕生記念筆」「赤ちゃん筆」「初髪筆」などいろいろな呼び方があります。

古来より日本には、「髪」は「神」に通じるという考え方があり、生命力の象徴・想いの宿るものとして、願掛けや呪いといった様々な信仰や呪術に用いられてきました。失恋すると髪を切るというのも、その一つと言えるでしょう。欧米にも、恋人や子どもなど愛する人の髪をジュエリーに入れて持ち歩いたり、写真を飾るときに髪を一緒にフレームに入れたりすることがあるとか。

世界的に神秘的なものとして捉えられることが多い髪。その髪を使った誕生筆を、赤ちゃんの健やかな成長を祈願して作ってみてはいかがでしょうか?

ここで注意しておきたいのは、誕生筆を作るチャンスは一生に一度だけということ。一度髪の毛にハサミを入れてしまうと、赤ちゃんのしなやかで繊細な毛先が失われてしまうため、作ることができないのです。

記念としてお部屋に飾るのはもちろん、成人の日や結婚、またはお孫さん誕生のときになど、そっと手渡してあげるのもいいですね。

誕生筆のお店を選ぶコツ

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大事な記念の筆ですから、納得できるものを作りたいですね!

まずはどんな筆を作りたいかイメージを膨らませてみましょう。筆作りのポイントは、このような項目です。
  • 予算
  • お店の種類の好み(誕生筆専門店・書道具店・美容院)
  • オーダー方法(お店の人と直接やりとりする、インターネットやカタログで申し込むなど)
  • 筆の軸(材質、名前・誕生日の彫刻の希望など)
  • 付属品(筆のみ、額入り・豪華な箱入りなど)
その後お店を調べて、悩みや疑問などを問い合わせ、安心したところでお願いしたいものですね。

■こんなお店もあります!
  • 赤ちゃん筆センター  誕生筆の専門店です。
  • 筆庵     ミニサイズの筆が有名です。
  • ほころ   筆の産地、熊野でオブジェのような筆が作れます。
  • 白鳳堂  お化粧用の筆で知られるこちらでもオーダー可能です。
  • 鳩居堂  言わずと知れた、和文具の老舗です。

誕生筆にまつわるQ&A

Q1.いくらくらいかかるの?
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産毛の白髪は昔から「福白髪」と呼ばれ、順風漫帆な人生の叶えられる印だとされていますので、捨てずにぜひお送りください

A1. 5千円から2万円程度。中には十数万円するものも。箱の有無、筆の軸の材質など、お店によって条件が異なりますので、よく比べてみてください。

Q2.何歳くらいで作るの?
A2.髪の毛の先端が擦れて傷む前の、生後6ヶ月から1歳くらいが理想的と言われています。ただ、髪の伸び方には個人差があるので、お店に問い合わせてみるのがよいでしょう。問い合わせは、必ず髪を切る前にしましょう。

Q3.長さや量は?
A3. 作る筆の大きさにもよりますが、一般的に、長さは5cm以上、量は大人の親指くらいとされています。

Q4.癖毛や白髪はどうすればいいの?
A4.真っ直ぐに加工したり、自然な癖を残したりと、お店によって対応が異なりますので、まずはお店にご相談を。

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