彼のアプローチで付き合ったのに、彼氏が心変わりしてしまう
いつの間にか立場が逆転して、そっけない態度……これって別れの兆候?
最初は恋愛対象ではなかったけれど、出会ってから熱心にアプローチしてくれた彼の熱意と誠実さに惹かれて、女性の方がぞっこんに惚れてしまう……そんな恋愛の成功ストーリーはよくあります。もちろん、そのまま両想いになって、幸せな結婚をするカップルもたくさんいます。
一方で、実際に付き合い始めてみたらわずか数か月で、彼の態度がそっけなくなり、別れを告げられたり、挙句の果てには浮気が発覚して破局……なんて最悪な結末を迎えてしまうというケースもあります。
彼の熱烈なアプローチから始まった恋愛が、男性側の理由で終わってしまうと、モヤモヤした状態になってしまうもの。原因がわからず、「あの彼の熱いアプローチは何だったのだろう? 私の何がいけなかったのだろう? それとも彼が遊びだったり、釣った魚に餌をあげないタイプだと気づけなかったのがいけないの?」などと疑心暗鬼になり、次の恋愛に進むのが怖くなってしまうかもしれません。
両者の違いとは何だったのでしょうか?
女性を追いかけて熱烈にアプローチする男性の多くは、狩猟本能ともいうべき、口説き落としたい!という気持ちを持っています。手に入ったと感じたとたん、徐々にその熱が冷めていくということは確かにあります。熱意が冷めてから改めて2人の関係性を築ければよいのですが、そのタイミングで、「別れたい」「結婚はない」と思われてしまうのには、あるポイントがあります。
もしかしたらそのミスマッチは、あなたの彼への接し方や態度が原因かもしれません。惚れた男性を逃がさず、彼の気持ちの鮮度を守る方法について考えてみましょう。
<目次>
男の気持ちを冷めさせる原因と、女性のNG行動とは?
最初は愛されていたのに、だんだん気持ちが冷めていく彼。ミスマッチの原因は?
1.彼の意見になんでも合わせすぎる
人を好きになれば、当然ながら嫌われたくないという気持ちが芽生えます。そうなれば、ついつい彼のすべてを肯定してしまい、あなたの好意もやってもらって当たり前という感覚にさせてしまいかねません。きっと彼も自分の発言、行動すべてが許されるとわかればワガママにもなるし、逆にあなたへの思いやりが半減することになるものです。彼のすべてに合わせすぎて、自分の意見をなくしてしまうのはいけないということです。
2.束縛しすぎる
多くの男性は他人から管理されることを嫌がります。必要以上に束縛や嫉妬したりしないこと。あなたが不安な気持ちになり、彼を逃さないように行動すればするほど、彼はそれに反発しようとするでしょう。そして、あなたはまたさらに不安になる悪循環に入ってしまいます。
男性に対して浮気できるものならやってみろ!と言えるような肝が据わった女性の方に、男性は心惹かれるものです。覚悟を決めて彼を信頼して自由にさせることは、同時に彼にとってあなたがより大切な存在であるという自覚を育てます。
3.結婚を意識しすぎる
彼と付き合って関係が安定してくれば、いちばん好きな男性との結婚を意識するのは女性であれば当たり前のこと。でも、まだ彼の準備が整っていない時点で、女性側から結婚を意識した言動や行動が出始めてしまうと、彼にとってはプレッシャーになるうえ、結婚することだけが目的なのかという気持ちになってしまいます。結婚する前のお付き合いでは、「結婚するまでの貴重な数年間を、今一緒に楽しんでいるんだ」という気持ちに切り替えてみることで、行動や態度も変わっていくはずです。
4.彼に依存している
付き合ううちに、精神的にも経済的にも彼に対して依存してしまう女性は少なくありません。当然ですが、彼は息苦しさを感じるはずです。それが積み重なれば彼に「結婚するのは果たしてこの女性だろうか?」という疑問や不安を感じさせてしまいます。それが気持ちを冷めさせ、別れを考えるきっかけになってしまうこともあるでしょう。
彼氏の気持ちが冷めた・心変わりしたときのサインや行動とは?
彼の気持ちが冷めていく変化の始まりの分岐点はどこだったのか? それは、ずばり、「好き」度合いが逆転して、あなたが追いかけすぎた時です。最初のアプローチは彼からだった、とは言え、月日が経過して一緒に過ごす時間が日常化すれば、付き合えた当時の感謝の気持ちも薄れてしまうもの。
付き合っていた当初は喜んでいたデートや、誕生日やクリスマスなどのイベントを面倒くさそうにしたり、お願いしたことを理由をつけてあとまわしにされたり、メールやLINEの返事が遅くなるなども、感謝の気持ちが薄れているサインのひとつかもしれません。それにあなたが不安になったり、怒ったりして、喧嘩が多発しはじめたりするのも兆候になります。
付き合った時が最高潮で、あとはただ冷めるだけ……では意味がありません。関係を深めて幸せなお付き合いを続け、さらには結婚生活を続けるなら二人の愛情の力関係のバランスを保つために、付き合ってから対等な2人の関係を築くのが大事なポイントなのです。
「好き」が逆転し、追いかけすぎないように注意して
前述の通り、熱烈にアプローチしてきた男性の中には、「自分が追いかけて口説き落とす」ということをゴールとして考える狩猟型の考えを持つ人もいます。このケースの場合も、相手と対等な立場で付き合うこと。それが、「付き合ったからと言って、完全に彼女が手に入ったわけでない!」という気持ちとなり、相手の浮気を回避することにもつながるのです。
どちらからのアプローチであろうが、惚れた男性と幸せなゴールを迎えるためには、感謝の気持ちや新鮮さを保つこと、そして彼と同じ歩幅で一緒に歩めるように心がけることが重要と言えるでしょう。
【関連記事】