子供の英語教育/インターナショナルスクール

幼児教育に強いインターナショナルプリスクール増加中

インターナショナル・プリスクールの人気の秘密は英語教育だけではありません!幼児教育に力をいれる学校も増えており、西宮市の夙川(しゅくがわ)にある「東京インターナショナルスクール 夙川キンダーガーテン」は、国際バカロレアと呼ばれる国際的な教育プログラムをベースにしています。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

インターナショナル・プリスクールが人気!幼児教育に力をいれる学校も増加中

インターナショナルプリスクールが人気!

インターナショナルプリスクールが人気!

国際化が進む近年、「小さいころから英語力を身につけさせたい」という考えから、インターナショナル・プリスクールに子供を通わせたいという親が増えています。近年のインターナショナル・プリスクールでは、英語だけでなく「幼児教育」に力をいれる学校も現れ、ますます注目が高まっているのです!


インターナショナル・プリスクールに通えば英語は話せるようになる?

まずインターナショナル・プリスクールで一番気になるのは「英語が話せるようになるのか?」という点ではないでしょうか?

一般的に言われていることですが、英語学習時間は2000時間が最低必要であり、大人が簡単な英会話ができるようになるには5000単語の習得が必要です。ちなみに英語圏に住む5歳のネイティブの子どもの英単語獲得数は5,000単語ですので、あまり難しい単語はありません。

インターナショナルプリスクールに通うと朝からずっと英語環境にいるわけですから、英語に触れている時間の2000時間はあっと言う間。英語はすぐに話せるようになります。

まず、入園して3カ月目には「聞いて行動できるようになる」、6か月では「聞いて返事ができる」、1年で「自分から質問して会話できる」ようになります。私がインターナショナルプリスクールに訪問したときには、入園1年が過ぎるころの4歳児が簡単な質問を英語で言えるようになっていました。子どもの吸収力はすごいですね。


日本語の教育はおろそかにならないの?

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教室での態度についての注意書き

また逆に、英語環境の多さから、日本語教育への不安を口にする方もいます。

しかし日本語については、日本に住んで家庭では日本語を使っていますから、忘れてしまうことはありません。気を付けたいのはむしろ文化や習慣のほう。

ある小学校の先生から聞いた話ですが、インターナショナル・プリスクールに通っていた子どもが普通の日本の小学校に入学すると、「インター出身の子どもは集団行動ができない」と嘆いていました。知らないうちに日本の文化や習慣が身についていないのかもしれません。これがダメだという話ではありませんが、幼児期に過ごす環境が子どもに大きな影響を与えていることは間違いないでしょう。

インターナショナル・プリスクールに入学を考えるときは、かなりの覚悟が必要です。英語の習得だけではなく、「幼児教育の質」もよく考えて選択してください。入園後は幼児レベルの英語は話せるようになります。

その後は身についた英語力(聞く力と発音)の維持を心がけて週2~3回の学びをするとよいでしょう。インターナショナル・プリスクールに通うとなると、学費や諸費用も高くなります。十分考えてから選択しましょう。

次にインターナショナル・プリスクールはどういう場所なのか説明します。

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