あなたが20~30代なら格安スマホのほうがいいかも

「格安スマホ」「格安SIM」(SIMとはスマホに挿入する通信カードのこと)といった文字をよく目にするようになりました。

あなたがもし何か家計を節約したいと考えているなら、大手通信キャリアから格安スマホに変えてみるのはよい選択肢だと思います。

特に、あなたが20~30歳代であって、スマホの使い方の分からないことがあっても、疑問を検索したり自分で解決できるのなら、なおさらです。

というのも、あなたの高いスマホ料金の一部は、あなたではない誰かの相談のために使われているかもしれないからです。

今回のマネーハックは「あなたの高いスマホ料金は、あなたが使っていないコストかもしれない」という話をしてみたいと思います。

格安スマホのトラブルの多くは「相談」

4月13日、国民生活センターが格安スマホのトラブルに関するレポートを公表し、ちょっとした話題になりました。
全文はこちらから読めます

ここでは近年利用が進んでいる格安スマホについて消費者からの相談件数が急増しているというものです。2014年に139件、2015年に380件、2016年には1045件というのですからまさに倍増です。

これは格安スマホが市民権を得て利用者が急増しているという意味もありますが、「格安スマホの注意点」も浮き彫りにしたレポートでもあります。

それは「格安スマホ、サポートは比較的弱い」ということです。トラブルが生じたとき自分で解決しなければならない点が増えます。

NTTdocomo、au、ソフトバンクといったメジャーな携帯電話ショップに行ってみると、いろんな人が相談をしています。若い人は新規契約や機種変更のときにしか顔を運ばないと思いますが、よくよく見ると、高齢者が操作がよく分からないといっては来店し1時間くらいスタッフとやりとりをしていることがあります。

私の親もそういう風にショップを利用しているようで、「LINEの設定がうまくいかなくなった」というような相談にもショップ店員はまめに対応していたりします。

格安スマホではこうした手取り足取りアドバイスしてくれることはありません。しかし月額通信費用は格安になります。

大手通信キャリアのスマホ費用の何割かは「手厚いサポート費用」で、あなたはそれを利用していない

マネーハック視点でこれを読み替えてみると、「大手通信キャリアの高い月額料金の一部は手厚いサポート費用も含まれている」といえます。

自分で設定をいじったり、友人に聞いて解決できる若い人は、2年に一度しかショップに行かないと思います。家電量販店で契約する人など、通信キャリア自身のショップに一度も行ったことがないこともあるでしょう(私がそうです)。

サポートを使っても使わなくても月7~9000円の契約費用を毎月払うことは同じだとしたら、どっちがおトクかといえばサポートの力をフル活用している人のほうがお得な通信料金といえます。

しかし、どうせサポートを使わないのであれば、あなたの通信料金に含まれているサポート関連費用はムダな出費です。同じ費用を払うのならもったいない話ではありませんか。

格安スマホに切り替えることは、「手厚いサポートにかかる費用を切ることで、毎月の料金を節約する仕組み」といえるのです。

通信品質も安定し、スマホ2年買い換えのコスパが下がっていることも格安スマホ切り替えのチャンス

そうはいっても、3年以上前であれば格安スマホを活用するにはいくつかのハードルがありました。「通信の質が悪い(遅い)おそれ」「最新機種でないので使いにくいおそれ」「自分で解決する問題レベルが高すぎるおそれ」などです。

しかしいずれも現在ではほぼ解消されています。現在発売のSIMフリースマホやあるいはMVNO会社が推奨する格安スマホは感覚的にいって「大手通信キャリアの昨年の最新機種」くらいになっています。iPhoneもAndroidもバージョンアップが続き機能が安定化してきたので、1年くらい古い機種でもほとんど支障はなくなっています。

また、通信品質は比較的安定してきました(もともと大手キャリアの回線網を活用している)。私はdocomoのMVNOを使っていますが遅いと感じることはほとんどありません。たぶん、遅いときはdocomoと直接契約しても遅い場所だと思います。

私が3年前に切り替えたときは、秋葉原で未使用中古スマホを自分で探し、設定は自分でするなどちょっと苦労しましたし、注文から受取までの数日つながらない時間がでるような問題もありましたが、これも今では解決しています。即日切り替えができたり、設定の難易度も下がっているのです。

「毎月何千円か出費を削りたい」と思っている若い人こそ、格安スマホにチャレンジしてみるべきだと思います。

……せっかくだから、AllAboutで格安スマホについて調べてみてはいかがでしょうか?

2017年春のおすすめ格安スマホはどれ?


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