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古いブラでバストが変形?下着の捨て時・替え時

毎日身に着ける下着、捨て時はいつだと思いますか? 気がつくとブラジャーのフィット感が変わっていたり、ショーツが緩く感じたりすることはありませんか? 実はそれ、下着の賞味期限が来ている証拠なのです。下着の捨て時・替え時をくわしく紹介します。

土井 千鶴

執筆者:土井 千鶴

ランジェリーガイド

ブラやショーツにも、捨て時・替え時がある?

下着の捨て時替える時

古いブラジャーは、バストを変形させる?


毎日身につける下着、ブラジャーの捨て時・替え時は、いつだと思いますか?

何度も着ている下着、気が付くとゴムが伸びたり、縫い目がほつれたり、結果としてブラのフィット感が悪くなります。クローゼットの下着の引き出しを開けると、何年も着ていない下着や、古くなった下着で溢れていませんか?

今回は、ブラジャーとショーツの捨てる時、替える時のチェックポイントや見極め方、劣化や傷みを早めてしまうお手入れや洗い方、干し方、また、長持ちさせる方法についても解説していきます。


古いブラジャーを無理に着けていると、バストが変形する!?

ブラジャーやショーツなどの下着は肌に直接身につける衣類なので、着用頻度が高く、洗濯回数が多くなりがち。洗うたびに下着は変化してきます。

ブラジャーは、生地やレースなど、たくさんの副資材で作られています。多くの素材は伸縮性をよくするためにポリウレタン糸が使用されています。着用回数とともに伸縮性が悪くなり、劣化するため、フィット感が弱くなります。また日々の洗濯によっても、縫い目がほつれたり、ワイヤーが変形することもあり、ブラジャーの劣化が始まるのです。

購入時にはバストにぴったりだったはずが、いつのまにかフィット感が損なわれ、バストメイクにも影響が出てきます。「人前で下着を見せることはないからいいや」という人もいるかもしれませんが、体にフィットした下着を身につけるとボディメイク効果が上がりますし、気分も上がり、良いことづくめです。逆に言えば、劣化した古いブラジャーを着け続けていると、バストメイク効果も弱くなり、バストが変形する恐れがあります。


長い?短い? 下着の賞味期限は「半年から1年」

では、下着に「賞味期限」はあるのでしょうか? 実はあります。

食べ物ではないのでもちろん明確に決まっているわけではないのですが、 一般的にショーツは3ヶ月、ブラジャーは半年など、期間があるのですが 一般的に「半年から1年」と言われています。

日本の下着メーカーは、製品を出荷する前に、しっかりとした品質検査を行いますので、品質基準にあった製品のみ出荷されます。その状態がベストのカタチです。でも、短い期間に何度も着用し洗濯を繰り返すことで、前述の通り、縫製部分やゴム部分が伸びたりする、その期間の目安が半年から1年なのです。

ただ、ローテーションする下着の数や、洗濯の頻度、洗い方にもよるので、期限よりも劣化具合によって捨て時・替え時を決めましょう。


ブラジャーとショーツは何枚をローテーションするのがベスト?

下着のローテーションですが、一例を挙げます。

・特別な時のための勝負下着は2~3セット
・仕事の時など日常的に着用する下着は5~7セット 
・眠る時やリラックスしたいオフの日用のノンワイヤーブラ3~5枚+ショーツ6枚~7枚

勝負下着などのとっておきの下着は、常に2~3セットほど準備しておき、特別な日に身に付けましょう。イベントのたびに毎回同じ下着だったり、ボロボロに傷んでいては意味がないので、常に2~3枚は持っておくため、毎シーズンお気に入りの下着を購入するのがおすすめです。

日々の仕事や外出のための下着は、着用感とともにバストメイク効果があるものを選びます。シェイパーやガードルなどをブラやショーツとセットにする方も。

オフの日用の下着は、ワイヤーなしで楽なつけ心地のバストケアのためのブラジャーです。オフの日だからノーブラではなく、バストラインを変形させないためのブラジャーです。

さっそく、ブラジャーとショーツの捨て時、替え時のチェックポイントを見ていきましょう。
ブラジャーの捨て時・替え時は、ここがチェックポイント!
ショーツの捨て時・替え時は、ここがチェックポイント!


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