アメリカ旅行でやってはいけないことって?
フードコートでは決して荷物を置いて立たないように!
狙われやすい服装はNG
最近ではよく聞く話ですが、日本人はとってもおしゃれ。女の子は、とてもかわいい格好をしています。せっかくの海外旅行なんだから、とっておきのおしゃれをして歩きたい……。でも、ミニスカートやショートパンツなどは、アメリカ旅行では避けた方がベター。極端な話ですが、露出の激しい格好は、自分で誘っているようなもの。できるだけパンツルックで!荷物の管理はしっかりと
日本ではバイキングや空港などで、荷物を置いたまま全員席を離れることがありますが、アメリカでその行為はNG。席に戻ったら、まず荷物はなくなっていると思ってください。これは、ガイドが初めてアメリカに行った時に、学校のオリエンテーションで教わりました。置き引きが頻繁にある訳ではありませんが、公共の場での荷物の放置は危険。どうしても席を確保しておきたい場合も、誰か1人が必ず席に残るようにしてください。バッグは必ず見える位置に
人の多い所でリュックはNG
この2つよりは斜めがけバッグまたはショルダーバッグの方がベター。斜めがけバックの場合、バッグの部分が前に来るように、ショルダーバッグの場合は脇にしっかり挟んで持つといいでしょう。
どうしてもリュックがいい場合は、人ごみでは前向きで持ちましょう。そして、ウエストポーチは、バッグの部分がお腹に来るように!
財布はバッグに入れて動く
12時の大手町のオフィス街。財布を片手にランチに行く人々……。日本では普通の光景です。でもアメリカではやめてください! これはあからさまに「お金を持っています」と見せている行為。ホテルのすぐ近くに行く時も、財布は必ずカバンの中に。数ドルしか必要のない場合は、お金だけをポケットに入れて、出かけるのもいいですね。ですが、財布だけを持って外を歩くのは絶対にしないように。路上にむき出しATMは利用しない
アメリカでは、銀行の外や路上、ナイトクラブやカジノなど、どんなところにもむき出しのATMが設置されています。野外のイベント会場に至っては、ミニキャンピングカーのようなポータブルATMまで設置されていて、どこでもお金が下せるのです。しかし、そういった場所にあるATMは、他の人から丸見え。路上ATMは、アメリカ在住で気が長いガイドでも、アメリカで絶対に利用しないものの1つです。もちろん全てが危ない訳ではありませんが、念には念を入れ、できるだけ銀行の中にあるATMを使いましょう。どうしても、屋外を利用するときは、できるだけ体をATMマシーンに近づけて操作を!
お金が欲しいを言われたらはっきり「NO」と言う
「お金をくれ」や「これ買って」などと近づいてくる、いわゆる「たかり」をする人達はアメリカにはあまりいません。特に観光地ではそれほど見かけませんので、そんなに気にする必要はないでしょう。時々、ガソリンスタンドや道端で「家族が病気で家に帰りたいんだけど、ガソリンがなくて……。ガソリンを入れるお金もない」などと話しかけてくる人がいますが、はっきり「NO」と言えば、それ以上しつこくされることはまずありません。断ったら何かされるのではないかと思うかもしれませんが、毅然とした態度をとっていれば大丈夫!
直接ピンポイントで声をかけてくるのではなく、道に座ったまま、「誰かお金をください」と言っている人たちはいますが、しつこく言い寄ってきたりはしないので、こう言った場合は、無視でOKです。
大金を持ち歩かない
日本より、随分物価が安いアメリカ。100ドルは8000円ぐらい(2010年10月現在)なので、日本の感覚だと大した金額ではないですが、価値が全く違います。日本で8000円では、仕事帰りにちょっと飲みに行くとなくなってしまいますが、アメリカで100ドルもあれば、中級よりちょっといいレストランで、カップルがドリンク数杯とコース料理を食べてもおつりが来ます。なので、現金の持ち歩きはできるだけ少なく! 1日に100ドル+カード1枚あれば十分。できれば、現金は100ドル札ではなく、20ドルなどの小額紙幣であるとベターです。ただ、現金しか使えないところもあるので、カードしか持ってないのも不便……。もし、カードを持たず現金のみで全ての支払いをしたい場合、現金は数か所に分けて持ち歩きましょう。