空港に着いたら、チェックインや保安検査などの必要な手続きはできるだけスムーズにクリアしたいもの。そうして出発までの時間をリラックスしてゆったり過ごすことも、旅を充実させる重要なポイントです。今回はその方法について、いくつか解説しましょう。

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空港での待ち時間もできるだけ楽しく有意義に過ごしたい

長い列に並ばずに手続きが完了

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成田空港にあるANAの自動チェックイン機
オンライン予約とeチケットの利用法については前回の記事「航空チケットを予約・購入する」で解説しました。では、万が一eチケットの「お客さま控え」を紛失したり、忘れてきてしまった場合にはどうなるのでしょう?

eチケットの「お客さま控え」が盗難にあったり紛失しても、これはあくまで「控え」ですので、まったく問題ありません。チケット自体は各社のコンピュータ内にあるわけですから、すぐに無料で再発行してくれます。日本と欧米を何度も往復しているある自動車メーカーの海外駐在員は「かつては自宅から航空券を肌身離さずに握りしめ、途中で何度も確認しながら空港へ向かったものです。航空券を無くしたりしたら、渡航は取り止めですからね。いまは本当に便利になりました」と話してくれました。

空港でのチェックイン時には、その控えをカウンターに提示すればOK。しかも、最近はほとんどのエアラインで、eチケット利用の場合には「自動チェックイン機」でのチェックイン手続きができるようになりました。出発便ラッシュの時間帯でカウンターが混雑しているときでも、自動チェックイン機を使えば列に並ばずに手続きを済ませることができます。預ける手荷物があっても、多くのエアラインが自動チェックイン機専用の手荷物カウンターを用意していますので、待ち時間にイライラすることもありません。

 

オンラインチェックインのすすめ

インターネットを使った自宅での「オンラインチェックイン」も普及してきました。パソコンに手続き画面を呼び出し、案内に従って必要事項を入力。ボーディングパスを自宅のプリンターでプリントアウトすればOKです。

最近、ノースウエスト航空でシアトルに飛ぶ際に、実際にオンラインチェックインを利用してみました。窓側や通路側など好きな席も事前に選ぶことができて、とても便利。その座席番号や出発時刻などが記されたボーディングパスを空港へ持参し、カウンターで提示して手荷物を預ければ、それですべてのチェックインが終了します。成田に到着してから手続きを終えるまで、10分もかかりません。

eチケット化によるメリットは、アメリカやヨーロッパ、アジア内の便を利用する際にも実感できます。かつては日本のオフィスで割高な航空券を買うしかなかった外国エアラインも、現在は大手でもLCC(ローコストキャリア)でも現地と同じ価格でインターネットで購入し、自分で「eチケットお客さま控え」をプリントアウトして持っていけばそのまま搭乗できる時代。eチケットを上手に活用することで、旅の幅が大きく広がりました。