今井翔の恋愛コラム/今井翔の恋愛情報

椅子取りゲームの椅子はずっとそこにあるとは限らない

素敵な人を探すための具体的な行動。そして、それから告白するためのステップ。私たちは恋愛をする上で、気持ちを奮い立たせてでも行動しなければならない局面があります。しかし、そうと分かっていてもなかなか動けないのが人間です。友人であるB君は、好きな人とデートを重ねることができました。しかし、告白することができないまま、月日が経過してしまいました。私から見れば、お似合いなふたりでしたが……

今井 翔

執筆者:今井 翔

恋愛ガイド

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なかなか行動できない私たち……

B君に必要なのは自信? それとも……

必要なのは自信? それとも……


素敵な人と出会いたい! そう思ってはいても、日々の仕事や家のことに忙殺されて、なかなか行動する気になれない……。毎日を忙しく過ごす私たちは、1日の限られたエネルギーを恋愛に回すことが難しい状況です。

それでも自分の今後に関する重大なことです。いつかは行動しなくては! と考えて焦る気持ちはあるでしょう。その焦りの気持ちに反して、実際の行動が結びついていないので、さらに焦ってしまうという悪循環にいるかもしれません。

私たちは期日が明確だったり、それをすぐにやらなければならない理由がなければ、なかなか行動できません。それはあなたの意志力が弱いというよりも、人間が元々そういう生き物だからです。

恋愛には明確な期日がありません。「30歳までに結婚したい」という願望があっても、なかなかそれを逆算して期日とやるべきタスクを決め、「○○までに絶対に○○をやるぞ!」というレベルまでは至らないのが現実でしょう。


期日はないけれど、恋愛は「椅子取りゲーム」でもある

しかし、現実問題、あなたが好きになれる素敵な人は、どんどんとあなた以外の人と付き合ったり、結婚していきます。人類の数に限りがある以上、避けては通れない問題です。

ある程度の人気がある人が、誰ともお付き合いしていないフリーの状態になれば、ほかの誰かからアプローチされるのは時間の問題です。

まるで椅子取りゲームのようですが、「早いもの勝ち」ともいえます。

私がまだ20代前半のときの友人のエピソードをお話ししましょう。

友人のB君は努力家で優しい男性です。彼には好きな女性がいました。仮にD子さんとしましょう。D子さんは決してモデルのように誰もが振り返るようなタイプではありませんが、笑顔が花のように素敵な女性でした。

私から見れば、十分にB君はD子さんとお似合いだと思います。しかし、彼女に恋しているB君にとって、D子さんは高嶺の花。B君は、自分からアプローチする自信がありませんでした。

何度かデートをすることはできたようなのですが、なかなか告白できません。私としては、デートできる時点で、「脈あり」だとは思うのですが、まだ告白する勇気が出ないと彼は言うのです。

ゲームにB君は勝てた? それとも……?


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