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沖縄本島から1時間以内!おすすめの離島5選

沖縄本島から気軽に行けるおすすめの離島を5つピックアップ。どの島も高速船や飛行機で1時間以内でアクセスが可能なので、沖縄本島の旅と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

稲嶺 恭子

執筆者:稲嶺 恭子

シンガポール・沖縄ガイド

沖縄本島から1時間以内で行ける! おすすめの離島をご紹介

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沖縄本島からたった1時間ほどで離島へ。写真は座間味島の高月山からの絶景
 

沖縄には有人離島が48もあり、沖縄本島の周辺だけでも29もの離島があるって知っていましたか? それぞれの島にはそれぞれの魅力や個性があり、沖縄本島とまた違った時間を過ごすことができます。

今回は沖縄本島周辺の島々の中から、気軽に行ける離島を5島ピックアップ。どの島も飛行機や高速船を使って1時間以内でアクセスが可能なので、沖縄本島の旅と合わせて楽しむことができます。次の沖縄旅行で訪れてみてくださいね。

<INDEX>
日帰り旅が楽しめる慶良間諸島の中心的な島 「座間味島(ざまみじま)」
ウミガメも訪れる自然のままの癒しの浜辺 「阿嘉島(あかしま)」
大自然を思い切り楽しめるアクティブな島 「渡嘉敷島(とかしきじま)」
歴史的スポットも満載! 特産物や伝統産業など魅力が多い島「久米島」
特産品満載! タッチューが見守る素朴な島「伊江島」


日帰り旅が楽しめる慶良間諸島の中心的な島「座間味島(ざまみじま)」

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国立公園に指定されてから、ダイバーだけではなく国内外の観光客が多く訪れるように
 

大小20ほどの島々からなり、国立公園にも指定されている慶良間諸島(けらましょとう)の中でも、特に人気があるのが座間味島(ざまみじま)。世界屈指の透明度を誇る海は、ダイバー垂涎のダイビングのメッカでもあります。

沖縄本島からは高速船で約50分とアクセスしやすいのも魅力的。高速船は那覇市内にある旅客ターミナルビル「とまりん」にて発着していますが、夏のオンシーズンはかなり混雑しますので、あらかじめチケットを予約しておくのがおすすめです。座間味村の公式ホームページからも予約が可能です。

島内には「古座間味ビーチ(ふるざまみびーち)」を筆頭に水の透明度の高い美しいビーチが点在していて、沖縄本島からも海水浴客が多く訪れます。サンゴの群生やカラフルな熱帯魚が見られるため、シュノーケリングや体験ダイビングなどのマリンアクティビティも人気。冬になるとホエールウォッチングも楽しめます。

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慶良間諸島ならではの絶景が見渡せる、女瀬崎展望台
 

他にも、美しい慶良間の海を一望できる「高月山展望」や、「女瀬の崎展望台」などの絶景スポットも必訪。また、フェリーターミナルにあるショップでは、座間味島の特産品などが販売されていますので、旅の最後はこちらでお土産のチェックもお忘れなく。

■座間味島(ざまみじま)
座間味村公式ホームページ:http://www.vill.zamami.okinawa.jp/


ウミガメも訪れる自然のままの癒しの浜辺「阿嘉島(あかしま)」

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慶良間諸島の中でも美しさは最高峰。慶良間ブルーのグラデーションの絶景も堪能できるニシバマ


沖縄本島から高速船で約50分。座間味島からも15分ほどで渡ることができる阿嘉島(あかしま)は、慶良間諸島の中でもとりわけ素朴な島。この島の一番のおすすめは、ニシバマ。長い海岸線を持つ浜で、「慶良間ブルー」とも称される美しい海の色が織りなす絶景を存分に堪能できるビーチです。

沖縄本島の那覇市泊にあるターミナルビル「とまりん」から高速船が発着していて、所要時間も1時間弱とアクセスが良いので日帰りでも十分に楽しめます。また、阿嘉島には、ウミガメも訪れるほど美しい浜辺がありますので、こちらも必訪!

息をのむほど美しい夕日や朝日が慶良間ブルーの海に映える絶景を望めるのも、素朴な自然のままの姿を残す島ならでは。時間を忘れて、のんびりするには最高の島なので、ぜひ時間を取って島に宿泊して欲しい!

座間味島と同じく、マリンアクティビティを楽しめるのも人気の理由のひとつですが、中でも人気があるのがシーカヤック。すぐそばの無人島までカヤックで漕ぎ出すツアーなどがありますので、興味のある人は島内外のショップのツアーをチェックしてみてくださいね。

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美しい海の上に架かる阿嘉大橋。阿嘉島と慶留間島を結んでいる
 

海遊びだけでなく、阿嘉大橋を渡って訪れることができる慶留間島(げるまじま)までサイクリングするのも気持ちがいい! 島にはレンタサイクルがありますので、ぜひこちらもトライしてみてください。

■阿嘉島
座間味村公式ホームページ:http://www.vill.zamami.okinawa.jp/


大自然を思い切り楽しめるアクティブな島「渡嘉敷島(とかしきじま)」

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沖縄本島の人たちからも人気の阿波連ビーチ。海岸線が美しい
 

那覇市中心部にある「とまりん」から高速船で約35分と、最もアクセスが良い離島が「渡嘉敷島(とかしきじま)」。慶良間諸島を代表する島のひとつで、海水浴に行くなら絶対におすすめしたい! 島を代表するビーチでもある、阿波連(あわれん)ビーチと渡嘉志久(とかしく)ビーチの2大ビーチは必訪です! どちらも、美しい海岸線と真っ白な砂浜を持つ慶良間ブルーが美しいビーチで、海外からの観光客にも大人気。波も穏やかで泳ぎやすいのも魅力的。家族連れも多く訪れます。

ダイビングはもちろん、シーカヤックやフィッシングなどのマリンアクティビティメニューも豊富なので、体験したいという人は島内のダイビングショップのメニューをチェックしてみてくださいね。

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標高200メートルの山々が連なるダイナミックな島
 

渡嘉敷島の魅力は海だけじゃない! 標高200メートルを超える山々が連なる渡嘉敷島は、亜熱帯の森を体感できる島でもあるのです。山々にはいくつも展望台が設けられていて、島の大自然と海の絶景を楽しめるほか、遊歩道が設けられている場所もあるので、ハイキングやドライブも楽しんでみてはいかがでしょうか。ほかでは体験できない、男性的なダイナミックな島の姿に出会うことができますよ。

夏のオンシーズンはかなり混雑しますので、往復の船の便は予約しておくほうがいいと思います。こちらは電話での予約となります。詳細は公式ホームページで確認を。

■渡嘉敷島
渡嘉敷村公式ホームページ:http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/



歴史的スポットも満載!特産物や伝統産業など魅力が多い島「久米島」

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海に浮かぶ奇跡の浜辺、ハテの浜。人気映画の『釣りバカ日誌』のロケ地としても知られる
 

沖縄本島から飛行機で約35分。フェリーだと約2時間50分~4時間(渡名喜島経由により所要時間は変動)でアクセスできる「久米島(くめじま)」は、総面積が63.21平方キロメートルもあり、沖縄の離島としては沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで5番目に大きな島です。

琉球王朝時代に中継貿易の寄港地として栄えた久米島には、歴史的スポットも多く残っています。また、国指定無形文化財にも指定されている久米島紬などの伝統産業や、久米島の久米仙をはじめとした泡盛やクルマエビ、海洋深層水など魅力的な特産物も数多くあり、さまざまな要素がギュッと詰め込まれた味わい深い島なのです。

島内には見どころが数多くありますが、まず訪れておきたいのが、日本の渚100選にも選ばれた「イーフビーチ」。海岸線の長さが2キロメートルにも及ぶ美しいビーチで、マリンアクティビティも楽しめます。また、東洋一の美しさとも評される「ハテの浜」も行くべきスポットのひとつ。真っ青な海の中に輝く砂浜、ハテの浜へは渡し船サービスを利用してアクセスできます。ツアーなどもありますので、希望者は確認と予約をお忘れなく。

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亀の甲羅のように見える畳石。久米島の名所のひとつ


畳石も久米島を代表する観光スポット。亀の甲羅のような岩が海に向かって並んでいる珍しい場所。これは、溶岩が冷えて固まりできあがった現象で、干潮時に行くと見やすいですよ。


■久米島
久米島町公式ホームページ:
http://www.town.kumejima.okinawa.jp/sightsee/sightsee_index.html

久米島観光協会公式ホームページ:http://www.kanko-kumejima.com/



特産品満載! タッチューが見守る素朴な島「伊江島」

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沖縄本島北部からも見える伊江島タッチューこと城山は島のほぼ中心にある


沖縄本島北部の本部町にある本部港からフェリーで約30分でアクセスできるのが「伊江島(いえじま)」。本部港は、「沖縄美ら海水族館」から車で約15分の場所にありますので、北部エリアの観光をする際に合わせて訪れることができる島でもあります。

伊江島の象徴といえば、本島からも眺めることができる「城山(ぐすくやま)」。「伊江島タッチュー」の名で親しまれている聖地で、一番高い場所には、航海の安全や豊作、健康などを祈願する城山御嶽があります。頂上までは約172メートル。石段を登っていくのはちょっときついですが、頂上からの眺めは絶品です。

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展望台から眺めた湧出。個性的かつダイナミックな絶景に息をのむ


もうひとつ、押さえておきたい絶景スポットが「湧出(わじー)」。島の北西岩にあり、水が湧き出ることからこの名前がついたと言われていて、昔も今も、島の大切な水源地となっています。この周辺は断崖絶壁が連なっていて、潮の満ち引きなどによってさまざまな姿を見せる珍しい場所。展望台から眺めることができるので、ぜひ訪れてみてください。

さらに、伊江島は沖縄の言葉でジーマミーと呼ばれるピーナッツや島ラッキョウ、紅イモなど、島の恵みが豊富なことでも知られています。これらを使った特産品も多く、島へ渡ったらお土産をチェックするのも楽しいひと時。最近では伊江島産小麦や伊江牛なども注目されています。

毎年4月下旬から開催される「伊江島ゆり祭り」や、「伊江島一周マラソン」など、地元で人気のイベントもありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。


■伊江島
伊江村公式ホームページ:http://www.iejima.org/
伊江島観光協会ホームページ:http://www.iekanko.jp/


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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