横浜の人気お花見スポット・三ツ池公園
横浜市鶴見区にある三ツ池公園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれているお花見の人気スポットです。29万7千平方メートルもの公園内には、その名の通り、下の池、中の池、上の池という3つの池があり、池をぐるりと囲むように、78品種約1600本のサクラが咲き誇ります。2020年のサクラの見ごろ、混雑情報について紹介します。2020年の横浜の桜の見ごろはいつ?
約1600本のサクラの約7割を占めるのが、いわゆるお花見の代名詞・ソメイヨシノ。2020年の開花予想(ウェザーマップ、3月5日発表)によると、横浜のソメイヨシノの開花は3月13日、満開は3月23日となっています。ただ、三ツ池公園はソメイヨシノだけでなく、78品種のサクラが植えてあり、2月中旬の寒桜から咲きはじめ、3月下旬の枝垂桜、4月上旬のソメイヨシノ、4月中旬の八重桜など順々に見ごろを迎え、長い期間、お花見が楽しめます。
お花見の場所取りは安心! 三ツ池公園の混雑状況
例年、お花見の時期には約90万人が三ツ池公園に来園するそう。園内はシートを広げてお弁当などを食べてもOK。たいへん広い公園なので、「シートを敷くスペースがない!」ということはありませんのでご安心を。
ただし、土日にクルマで来園しようと考えている方は、駐車場が大混雑するのでご注意を。駐車場は、北門と正門の2ヵ所あり、普通車は計145台、身障者用各2台の収容台数となっています。あまり多いとは言えず、一日料金なので午前中に到着しておくことをおすすめします。
駐車場有料期間:<土・日曜、祝日のみ>1月5日~3月15日、11月16日~12月27日 <毎日>3月16日~11月15日
料金:普通車510円(繁忙期は830円)、大型車830円(繁忙期は1250円)
※繁忙期は3月16日~4月15日、4月29日~5月5日
※障害者手帳を提示の場合は駐車料金を免除
時間:5:30~19:30 ※11月1日~3月15日は17:30まで
交通アクセスは?
JR新横浜駅もしくはJR鶴見駅からバスを利用します。新横浜駅からは、市営バス6系統、104系統の「鶴見駅西口」行きに乗車し、「三ツ池公園北門」で下車、徒歩約3分。鶴見駅西口からは、みずほ銀行前「鶴見駅入口」バス停から市営バス6系統、67系統、104系統の「梶山」行きまたは「新横浜」行きに乗車し、「三ツ池公園北門」で下車、交差点を右折します(徒歩約3分)。鶴見駅西口バスターミナルから、臨港バス「05系統東寺尾循環」または「06系統寺谷循環」を利用する場合は、「寺尾中学校入口」下車、徒歩約7分となります。屋台などはある?
売店は下の池のほとりに1軒あります。営業時間は11:00~15:00、定休日は火・木曜(11月~3月15日までは土・日・祝日のみ営業、季節に応じて変動)。通常時はおでん(400円)などの軽食や菓子、飲み物などを販売していますが、お花見の時期は崎陽軒のお弁当も販売されるようです。季節限定販売の「さくらのクレープ(アイス)」も密かな人気だそう。お花見の時期には、こちらの売店のほかに移動販売車(軽食、飲み物)も登場します。いずれにせよ、さほど種類が豊富という感じではないので、お弁当などを持参する方が多いようです。
遊具などはある?
園内には、身体を動かせる遊具などがあります。「遊びの森」にある自然の斜面を利用した「ロングすべり台」と、上の池のほとりにある「ジャンボすべり台」は子どもたちに大人気。
また、神奈川県と韓国・京畿道(きょんきどう)との友好提携を記念して作られた「コリア庭園」が三ツ池公園内に設けられていて、トゥホノリ(矢投げ)やチェギチャギ(羽根蹴り)といった韓国古来の遊具で遊ぶことができます。
78種類ものサクラが楽しめる三ツ池公園。今年のお花見時期に訪れてみては。
開園時間やマップなど基本情報
住所:横浜市鶴見区三ツ池公園1-1料金:入園無料
時間:終日開園 ※駐車場は5:30~19:30 ※11月1日~3月15日は17:30まで
地図:Googleマップ
URL:http://www.kanagawaparks.com/mitsuike/
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