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図鑑NEO『花』で学ぶ、植物図鑑の使い方・選び方(4ページ目)

花の知識がないとひき方が分からないという声の多い植物図鑑。人気の図鑑シリーズNEOの『花』を例に、ひき方・選び方を見ていきましょう。同シリーズ『花』と『植物』の違いもご紹介します!

高橋 真生

執筆者:高橋 真生

子育て・教育ガイド

図鑑NEOの『花』や『植物』と一緒に読みたい本

『花』や『植物』と一緒に読むと、より楽しく理解が深まる図鑑や科学絵本をご紹介します。

植物と食べもの、両方の視点を持つ『野菜と果物』(小学館の図鑑NEO)

『野菜と果物』(小学館の図鑑NEO)

『野菜と果物』(小学館の図鑑NEO)

植物でもあり、食べものでもある、野菜や果物。『野菜と果物』では、植物と食べものという両方の視点から、解説されています。

たとえば、食いしん坊な子が植物に興味を持ったり、野菜嫌いの子が食べてみたくなったりするきっかけになるなど、日常に活かしやすい図鑑と言えるでしょう。きのこや海藻類も載っています。栽培方法も掲載されているので、自由研究やキッチンガーデン用にもおすすめです。

【書籍データ】
書名 『野菜と果物』(小学館の図鑑NEO)
監修・執筆 板木利隆, 畑中喜秋, 三輪正幸, 吹春俊光, 横浜康継
出版社 小学館
定価 2160円(税込)

植物から自然へと視野が広がる『野遊びを楽しむ 里山百年図鑑』

『野遊びを楽しむundefined里山百年図鑑』

『野遊びを楽しむ 里山百年図鑑』


里山とその周辺、動物から植物、野遊びなど、里山の自然を丁寧に描いた絵本型の図鑑です。「あぜ道」「山菜採り」「トンボ取り」「秋の実」「水鳥」「淡水魚」など、里山の楽しみが詰まっています。

30cmほどの大きめの本ですので、持ち歩きには向きませんが、里山にお住まいの方や自然の中で過ごすのがお好きな方からは、『里山百年図鑑』を常にそばに置いて一年中見ているという声をよく聞きます。見慣れた景色の中で見過ごしているものに、この図鑑で気付くことができるそう。里山の自然の観察入門にも良いですね。

憧れや懐かしさなど、三世代がそれぞれの思いで楽しめる、正に「百年」図鑑です。

【書籍データ】
書名 『野遊びを楽しむ 里山百年図鑑』
作 松岡達英
出版社 小学館
定価 2376円(税込)

世界遺産の生きものの暮らしを描く『マザーツリー』

『マザーツリー』

『マザーツリー』


世界遺産白神山地の、奥深くに佇むブナの木「マザーツリー」。昆虫、鳥、下草、花など、多くの生きものがそのマザーツリーの恵みを受け、寄り添うように暮らしています。

『マザーツリー』は、穏やかなフクロウの語りや、緻密で優しい絵が印象的な科学絵本です。1本の木が、どれほど多くの命を育んでいるのかを、図鑑とはまた違った形で理解することができます。

環境に関する問題を強く訴えてくる絵本ではありませんが、日本独特と言われる豊かな森の一年を見ていくうちに、自然のサイクルの見事さや美しさに気付かされることでしょう。

【書籍データ】
書名 『マザーツリー』
絵 村岡達英
文 村田真一
出版社 小学館
定価 1523円(税込)

 次は、『花』の編集者小林さんが手がけた親子で楽しめる図鑑です>>


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