妬まれる人は成功する?
成功して妬まれる人、嫌われる人もいます。
でも、いつもキラキラしていて、仕事や私生活がうまくいっているのに、友達や同僚、上司にも愛される人がいます。うまくいっているときも、そうでないときも、いつもまわりからサポートしてもらえる人です。自分と何が違うんだろう、と悩んでいるみなさんもいるかもしれません。
もしかしたら、彼らはまわりの人に「プレゼントをあげている!?」からかもしれません。
プレゼントとはいっても、物を渡すことではありません。お金はかからないし、みんなが喜びます。でも、あげている人とあげていない人がいます。いったいそれはなんでしょうか?
妬まれない人の行動1:感謝の気持ちを伝える言葉「◯◯さんのおかげです」
感謝をプレゼントしよう
まず、このことに気づいているかいないかでまわりからの評価は大きく変わります。
そして、成功したときに喜ぶだけではなく、まわりの人にも「感謝」を言葉でプレゼントをすることができると、その後の関係がどんどん良い方に変わってきます。
そのプレゼントこそ、「◯◯さんのおかげです」という言葉です。感謝の気持ちを伝えることが、相手への贈り物になるのです。
妬まれない人の行動2:成功時こそ注意したい態度とは?
自分でやりました、頑張りました……がアダになることも。
成功したときに「すごいね!」「こんなことできたんだ!」「業績ナンバーワンだね!」など、まわりから褒められることって、とても嬉しいですよね。
その気持ちはわかりますが、そのとき、嬉しさにかまけて、自分の頑張りや苦労についてばかり語っていませんか?
例えば、「毎日努力して遅くまで残業していたので、業績ナンバーワンになれて嬉しいです!」などという、一見ふつうのコメントでもそう思われる可能性が高いです。
まわりの人は「えっ……俺たちもけっこう手伝ったよね。自分だけの手柄だと思っているわけ?」――そうなると、こんなやつの手伝いなんて今後はしたくない、などと、妬みの感情にもつながりやすくなります。
まわりの人だってあなたが頑張って成し遂げた成果であることは重々承知ではありますが、自分の話ばかりしてしまうと、自分だけの力で成功したと思っていると思われてしまいかねず、良い感情を抱かれません。
もっといえば、困ったときだけ助けを求めておいて、問題が解決したり、何か成功したらその成果は自分の手柄にしてしまう人と同類に思われてしまう可能性があるのです。
では、いったいどうすればいいのでしょうか?
妬まれない人の行動3:喜びは、まわりの人への感謝に変えて
まずは、自分の成功への喜びを、まわりの人への感謝に変えましょう。「頑張ってサポートしてくれた◯◯さんのおかげなんです」「チームのみんなのおかげです」……こんな風にして、まわりに言葉のプレゼントを送りましょう。
つまり、自分の成功は自分だけで作られたものなのではないということを示すことで、まわりに感謝の気持ちを持てる人だと相手に伝えることができます。
さらに、あなたのその発言を聞いていた人も、「この人は、まわりの人のことを褒めることができるんだな。感謝の気持ちを持てる人なんだな」と思うようになるので、いつかあなたの味方になってくれるかもしれないのです。
妬まれない人の行動4:「◯◯さんのおかげ」はどんな場面にも使える
「◯◯さんのおかげ」というのは、直接的に教わったり、手伝ってもらった人だけではなくてもいいんです。業績を褒められたときであっても、今務めている会社の同僚や上司だけが関係者ではありません。学生時代の恩師だったり、部活の先輩、お父さんお母さん、友達など、お世話になった人ならもちろんOKです。
なんならこじつけになってもいいのです。ちょっと言葉を交わした人であれば「◯◯さんのおかげ」をプレゼントできます。
「◯◯さんに□□を教えてもらったおかげなんです」「◯◯さんが言っていた△△を参考にしたおかげなんです」など、とにかく喜びを伝える人には、相手へのリスペクトを伝えてみましょう。
このように「◯◯さんのおかげです」の一言でどんどん自分の味方を増やしていくことにつながってきます。
少し前に、『○○で大事なことは○○から学んだ』という系統のタイトルの本が流行りましたよね。それをまわりの人に活用するのです。
人は誰でも、あえて口には出さなくても、自分がしたこと、手伝ったことを評価されたいと思っています。「◯◯さんのおかげです」を上手に使うことができれば、自分に携わってくれた人たちを喜ばせることができるプレゼントにもなります。ぜひ使ってみてください。
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