保険加入で「もしも」に備えるべきでしょうか?
住宅ローンを完済できるか心配
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■相談者
アンさん(仮名)
女性/会社員/63歳
関西/持ち家・マンション
■家族構成
夫(無職/66歳)、次男(会社員/36歳)※他の子は独立
■相談内容
夫が定年退職した63歳のときに、次男との親子ローンで物件価格2560万円のマンションを購入。現在は夫の年金から住宅ローンを支払っています。同居の次男からは生活費7万があります。次男には、ローンを組むために名義を借りました。マンションを購入した理由は家賃より3万円ほど毎月の支払いよりローンの支払いが安かったから。ただ、借り換えをするとさらに安くなる可能性もありそうで(実際、試算してもらいました)、そうすべきか悩んでいます。
しかも、夫は昨年パートの仕事を辞めて、そのまま年金生活に入ったのですが、この年末に病気で倒れ、今後リハビリが必要になってしまいました。今後夫婦、どちらか一人になれば返済ができないので、掛け捨ての生命保険の加入を考えていますが、保険加入が必要なのかどうかそれもわかりません(夫はもう保険に入れないのでは……)。今からでも何か間に合う手立てはないでしょうか?よろしくお願いします。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)妻の退職金、年金額
退職金なし、公的年金は退職後に月12万円。70歳まで働くつもり。
(2)同居の次男について
結婚するまでは親と同居。結婚すれば家を出るだろうが、自宅マンションは次男の持ち分もあり、いずれ親から譲り受ける予定。
(3)住宅ローンの詳細
▼現在のローン
名義/夫と次男が連帯債務者
ローン残高/2337万円、返済開始/2013年3月、借入期間/35年
金利/フラット35、最初の5年1.29%(返済額7万5776円)、6~10年目1.69%(返済額8万122円)、11年目以降1.99%(返済額8万2942円)
▼借り換えローン(金融機関で試算)
借り換えの諸経費/41万円、借入期間/31年、全期間固定1.26%、返済額7万5921円
(4)加入保険の保険料の内訳
[夫]
・変額終身保険(死亡保障300万円)=65歳払込終了
・医療保険(終身保障70歳払込終了、入院5000円、死亡保障50万円、三大疾病診断給付金100万円)=保険料2万2265円
[妻]
・変額終身保険(65歳払込終了、死亡保障300万円)=保険料9783円
・医療保険(終身保障終身払い、入院5000円)=保険料5715円
・ガン保険(終身保障67歳払込終了、入院5000円、死亡保障50万円、診断給付金50万円)=保険料7115円
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1 将来の保障よりも現金確保が先決
アドバイス2 支払い総額で得ならば借り換えは「○」
アドバイス3 自分自身が心身ともに健康であること
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