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お金持ちへの最短ルート?セレブ妻3人の座談会に参加

先日、知人のマダム桃美さんとセレブ妻2人との座談会に参加する機会がありました。3人ともご主人が起業家ということもあり、結婚後に自身も起業し、稼いでいらっしゃる皆さんです。というわけで、そのときの内容をシェアしたいと思います。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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女性にとってはお金持ちになる最短コース?セレブ妻の座談会

稼ぐセレブ女性に学ぶお金持ちへの道

稼ぐセレブ女性に学ぶお金持ちへの道

先日、知人のマダム桃美さんとセレブ妻2人との座談会に参加する機会がありました。3人ともご主人が起業家ということもあり、結婚後に自身も起業し、稼いでいらっしゃる皆さんです。

経営者と結婚することは、いろいろ大変なこともありますが、女性にとってはお金持ちになる最短コースかもしれません。起業を身近に感じられ、ハードルが下がり、やってみる大きなきっかけになるからです。というわけで、そのときの内容をシェアしたいと思います。

マダム桃美(34歳)インタビュアーであり、企業研修を手掛ける会社を経営。 
家族構成:夫(45歳 会社経営 不動産関連)、長男(2歳)


B子(40歳)
家族構成:夫(52歳 会社経営 不動産関連)、長男(5歳)、長女(2歳)

C子(34歳)
家族構成:夫(44歳 会社経営 ITコンサルタント)、長男(5歳)


マダム桃美 皆さん、本日はお忙しいところお集りいただき、ありがとうございます。今日は「セレブ妻のリアル」と題して、結婚や仕事などについて皆さんの率直なご意見をいただきたいと思います。

B子 よろしくおねがいしまーす!
C子 よろしくお願いします。

マダム桃美 
最初に、お二人の簡単な自己紹介をお願いします。

B子 私は現在、カウンセリングの仕事やイベントの企画開催をしています。主人は不動産関連の会社を経営しています。

C子 私はファッションブランドを立ち上げています。生地選び、デザインから縫製まですべて自分でやっています。主人は様々な事業を立ち上げたり、コンサルティングなどの仕事をしています。

マダム桃美 お二人とも、経営者の夫にお子さまもいて、自分自身のビジネスを持ち、お金にも困らない、いわゆるセレブ妻ですね。
そもそも、今のご主人とは、どこで出会われたんですか?

今の夫に出会った経緯

B子 私は実はバツイチなんです。最初のダンナとは国際結婚でした。が、あまりの束縛と共同生活を送る上での甲斐性のなさ、男性としての頼りなさに我慢できなくなり、さんざん揉めた挙句に離婚しました。その後、派遣会社に勤務していて、その仕事上での取引相手だったのが今の主人です。

C子 私は学生のころ、バイトしていたら主人がお客さまとして来て、猛烈に口説かれたんです。当時彼は20代でしたが、すでに起業してかなり儲かっていたようです。私の第一印象は太ってるただのおっさんでしたが(笑)、話は面白いし、自分の知らなかった世界を見せてくれるし、お金の使い方もきれいだし、何より尊敬できたところに惹かれました。

マダム桃美 私もC子さんのご主人にも、B子さんのご主人にもお会いしたことがありますが、お二人ともすごく素敵!ずいぶんモテそうですよね。
会社を経営していてお金もある男性なら、相手の女性はより取りみどりだと思うのですが、なぜお二人が彼を射止めることができたと思いますか?

なぜ自分が選ばれたか

C子 う~ん。私の場合、当時まだ19歳で世間のことを何も知らない小娘でしたから、彼から教わることがすべて新鮮でした。だからいつも「うんうん」といって聞いていました。きっと、そんな素直さが良かったのだと思います。
彼からしても、「自分が育てている」という実感が彼の自尊心を満たしたんじゃないかなと思います。

マダム桃美 そうですよね。素直さは大事ですよね。C子さんのご主人は特にコミュニケーション能力が高いですから、会話も上手。そんな人に、「自分が自分が」という人だと敬遠されそうですね。そしてB子さんのご主人も、色気があってモテそうですよね。

B子 いやあ、モテるんですよ(笑)。実際、いろいろ苦労しました。彼自身もバツイチだったんですが、私たちが付き合いだしたとき、彼はなんとほかに同棲している女性がいる二股状態だったんです。私が彼をすっかり大好きになったころに、それが発覚しまして・・・(笑)。

マダム桃美 うわあ・・・。
C子 うわあ・・・。

B子 最初の結婚に至るまでも、わたしはいつもいつも男性に対して媚びたり貢いだりする側だったんです。でも、今の主人を好きになったとき、もう今度こそちゃんと本音を言って、「これ以上我慢できないから別れる!」っていうパターンを止めようと思いました。それでたくさんケンカして、いっぱい苦しんだから、もう自分で自分を幸せにしてやろうと思い、相手に媚びるのをやめようと。自分が相手を好きなら、その気持ちで十分。だから彼にも「それならそれで好きにすればいい」と突っぱねたんです。そしたら、バリ旅行に誘われて、そこでプロポーズされたの。たぶん彼は、自分でも会社をやっているくらいだから、自分を頼ってくる女性よりも、芯の強い自立した女性が好きなんじゃないかな。

マダム桃美 確かに、経営者の妻って強いですよね。それは男勝りという意味ではなく、自分というものをしっかり持っているというか、へこたれないというか・・・。

C子 私も、決めたことはやるし、あきらめが悪いところがあるかなあ。

いわゆるセレブ婚だが?

マダム桃美 お二人は世間的にはいわゆる「セレブ婚」ですが、実際はどうですか?

B子 確かに彼はすごく稼いでいるし、私の年収も8ケタあるから、今はお金には余裕があるほうだと思います。でも結婚当初、彼は勤めていた会社を辞めたばかりで起業準備中の無職。私も子どもが生まれて主婦だったから、お金はどんどん減っていった時期もあったし、彼の仕事の調子が悪くなって、自己破産を覚悟したこともありました。でも私は、それで別れようと思ったことはまったくないんです。彼と一緒ならなんとかなると思っていたし、彼と一緒にいられるだけで幸せだったから。

C子 私は以前CAをやっていて、子どもが生まれたあとは専業主婦でした。でも、そんなに経済的にラクなときばっかりじゃなかったですよ。実際、夫の収入がゼロというときもあったんです。忙しそうにいろいろやっているのになかなか実らず、そんなときはやっぱり険悪な雰囲気になったこともあります。でも私も、彼を信じていたし、なんとかなると楽観してましたね。

マダム桃美 そういえば私も結婚当時、彼は離婚直後で会社もリーマンショックで傾いた最中だったから、お金はまったくなかったですね。結婚式を挙げようなんて言い出せる雰囲気じゃなく、式を挙げたのは入籍から1年後くらいだった。
でも私もお二人と同じで、なんとかなるし、彼ならなんとかするだろうと思ってました。お金があるなしではなく、状況をポジティブに捉え、パートナーを信じることが大事なのかもしれないですね。

B子 だって、相手の経済力を目当てにしていたら、お金がないときに一緒にがんばれないでしょ。セレブ婚なんて狙ってできるものじゃなく、一緒に育てていくものだと思う。

C子 特に経営者なんて必ず浮き沈みがあるんだから、今の年収がいくらなんてあてにしない方がいい。相手が稼げないなら、自分が働いて稼げばいいというくらいの覚悟があれば、何だって乗り越えていけるしね。

マダム桃美 そんなお二人は、今は自分のビジネスを立ち上げ、ご自身でも稼いでいるわけですが、起業の経緯を教えてください。

起業し、今に至るまで

B子 私は今の主人と結婚するまでは自己肯定感が低く、貢いだり尽くしたりしてたから、ずるい男に利用されたりしてたんです。そんな私が幸せな結婚を果たせたのは、意識して自分のマインドを変えたから。だから同じように悩んでいる人、自分に自信がなくて本心を出せない人の力になりたかった。そこで、長女が生まれてまもなくブログを立ち上げ情報発信を始めたのが最初でした。

マダム桃美 娘さんは今2歳ですから、つい最近のことですよね。それがなぜこんなに短期間で、数万円もする高額セミナーに人が集まり、何十万円もする商品が飛ぶように売れるほどになったんですか?

B子 私はある著名人のファンで、その人が開催するセミナーに足しげく通い、好き好きオーラを出してたんです。そしたら、その人が私の仕事を紹介してくれて、ブログのPVが一気に跳ね上がり、上昇気流に乗れたんです。

マダム桃美 なるほど。おそらくB子さんの、打算や下心のない人づきあいが、自分を応援してくれる人をつくったんですね。

B子 だと思います。利用してやろうと思って近づいてくる人って、やっぱりどこか信用できないですものね。

マダム桃美 C子さんはいかがですか?

C子 ちょうど夫の仕事が不調で収入が少ないとき、私も働きたいと思い、夫に相談したんです。そしたら夫は、「そんな時間を切り売りする働き方じゃなくて、自分でやってみたら?」って言うじゃないですか。夫は起業家だからそういう言葉が出てくるんですが、私は雇われたことしかなく、自分で何か事業をやるなんて発想はまったくなかった。最初は何をどうすればいいかもわからなかったけど、やるなら自分が好きなことを仕事にしようと思ったんです。私は洋服を作るのが好きだったから、自分で生地選び、デザインから縫製まで、全部自分でやって、それをネットで売ろうと。

マダム桃美 でもそういうビジネスって競合も多いから、大変なんじゃないですか?

C子 確かに、最初の3ヶ月くらいはまったく売れず、少しずつ売れてきたと言っても月10万円くらいしかなかったかな。その後親子服の製造販売に絞ったところ、一気に売れるようになったんです。競合の少ないニッチ分野だったことも良かったんだと思います。

マダム桃美 ターゲットを絞り込んでニッチな市場で攻めるというのは、個人でやるビジネスには必須の考え方ですね。それに、売れないときにもがんばれるのは、やっぱり好きなことを仕事にしているからですよね。

C子 そうそう、好きじゃないと続かないし、何より楽しくない。好きなことをやってお客様に喜んでもらえて、それでお金までもらえるんだから、こういう働き方はとても楽しい。ネット経由だから経費もかからないし、時間も自由になるしね。


座談会はこのあと、「ではどうすればセレブ婚ができるか」という出会いと結婚のノウハウに移っていくわけですが、そちらはぜひマダム桃美さんのご著書を参照ください。しかし彼女たちの会話から、私たちにも応用できる学びがたくさん散りばめられていると感じます。

(参考文献)「結婚しないと言っているアナタにぜひ読んでほしい!!――働く女子の未来はどうなる?」 マダム桃美 著
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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