谷中銀座商店街で7体の木彫り猫を探した
谷中商店街まで戻り、商店街のあちらこちらにいるという木彫りの猫を探すことにした。全部で7体あり、ネットなどで話題になっているそうだ。ただ、この商店街、カメラ撮影禁止のお店などもあり、しばしばトラブルなどが起こっているので、写真撮影は慎重にしたほうがいい。ちなみに我々は、撮影許可を申請し、プレス専用のジャンパーを着用して撮影を行った。
木彫りの猫の詳しい場所については控えるので各自でさがしてみてください。
最初の2体がすぐに見つかったので、ほかのものも簡単に見つかるかと思ったら、さにあらず。お店の看板あたりを見ていると……見つかった!
しっかり、こっちを見つめている。さらに上を見ながら歩くともう一体あったぞ。
ここからが、本当に苦労した。なかなか見つからない。やっとお店の前にいる猫を発見。
そして、また別のお店の前にも猫を発見。
尻尾をけがしているようで、包帯がまかれていた。残りのもう一体も同じお店の中、こんなところに隠れていた。
隠れてて、写真がうまく撮れない。まあ、それも楽しいね。谷中銀座へ行ったら、木彫りの猫をさがしてみよう。
「キッチン マロ」でカツカレーをいただく
谷中銀座からほど近い、よみせ通りにあるのがこちらのお店、「キッチン マロ」さん。いい感じのお店でしょ。洋食のお店。青い暖簾がいいね。と、ここでOくんが「食べられますよ、カツカレー」と言うのだ。そうそう、Oくんとの散歩では、必ずカツカレーを食べているんだよね。しかし、さっきおそばを食べてたでしょ。「大丈夫」と笑顔のOくん。それじゃ入りましょうか。
Oくんはあっという間に平らげて「これまでの散歩のなかでいちばんおいしいカツカレーでした」と感動しきり。それはよかった。
僕はここへは何度か来ているけど、カレーやフライもおいしいんだけど、いちばんのお気に入りはスパゲティナポリタンだね。さっきおそばを食べたので少な目にしてもらった。
こちらのキッチン マロさん、年明けは4日からの営業だそうだ。
下谷七福神は一年中まわれる
七福神の中には年中ご本尊が拝めるところもある。谷中七福神の近くにある、下谷七福神もそうだ。駆け足で回ってみよう。JR鶯谷駅から東京駅の三ノ輪橋駅間、約3kmに点在している。元三島神社はJR駅から歩いてすぐ。ラブホテル街の真ん中にある。寿老人が祀られているが、御開帳はお正月だけかもしれない。さて、お次はすぐそばの入谷鬼子母神。こちらは境内に福禄寿がいらっしゃる。
お顔はこんなかんじ。
ところで、ここでクイズ。鳥は一羽二羽、魚は一匹二匹、では神様の数え方は?
答えは柱だ。
鶯谷駅周辺には4柱の神様がいらっしゃる。入谷鬼子母神の境内に地図があった。
さあ、次は珍しい三文大黒天がいらしゃる英信寺へ。ガラスの向こう側には、最強の神様といわれる三面大黒天がいらっしゃる。
大黒天に毘沙門天、弁財天をプラスした最強の神様だ。ご利益がありそう。ここ英信寺には全行程の目安があった。
さて、次は毘沙門天のいらっしゃる法昌寺へ。
こうして見ると、ご本尊もいろいろな形があるのがよくわかる。さて、さきほどのマップによれば、歩いて15分で弁財天がいらっしゃる弁天院へ向かう。
たぶん、御開帳はお正月だけなのかな。次は飛不動。
さて、次が最後、布袋尊がいらっしゃる寿永寺。こちらは、けっこう豪快。
なんだか、豊かな気持ちになるね。リンゴのお供えがなんともいい感じだ。
以上、下谷七福神を歩いてみた。ここで、Oくん「全国に七福神があるんですか?」と聞く。もちろん、各都道府県にある。ぜひ近くの七福神を探して、めぐってみようと説明したところ、さっそく、スマホで検索し始めたOくん。
「あー、うちの近所にもありました」。
でしょ。
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