赤ちゃんの下痢の主な原因

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赤ちゃんは1日に4~5回ウンチをする事も珍しくありません。下痢との見分けがつきにくいですが、いつもより明らか回数が多く水っぽければ下痢と言えるでしょう

赤ちゃんの腸は未発達で、腸内細菌もまだ定着しておらず、誕生してから1~2カ月の間は1日に4~5回柔らかい便をする事も珍しくありません。下痢との見分けがつきにくいですが、いつもより明らかに回数が多く、水っぽい便になっていれば、下痢と言えるでしょう。下痢の主な原因や親が先ずはすべき対処などをお伝えします。

■原因1、ウイルスや細菌
赤ちゃんが下痢を起こすほとんどの原因がウイルスや細菌によるものです。ノロウイルス、ロタウイルスやサルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌など、さまざまなウイルスや菌が抵抗力の弱い赤ちゃんの下痢を引き起こします。

■原因2、食べ物
大豆や玉子などで食物アレルギーを起こし、下痢をする赤ちゃんもいます。また離乳食を始めた頃は食物繊維や糖分を多く含んだ食材や、冷たい果汁などの飲み物、冷蔵庫から出して直ぐの食べ物でも下痢になることがあります。

■原因3、ストレス

小さな赤ちゃんにもストレスは溜まります。例えば、一度に大勢のお客さんが来られ、長時間取り囲まれたり、大きな雑音などがあると、ストレスが溜まり、下痢の原因になる事もありもあります。

■原因4、冷え
お腹が冷えると胃腸の活動が低下したり、冷えの原因である水分を体外に排出しようする働きから下痢を起こすこともあります。


下痢の時、親が先まずすべき対処

■その1、必ず水分補給をする
先ずは、充分な水分補給を心がけてください。赤ちゃんが下痢を起こすと、脱水症状になる可能性がグッと高くなります。湯冷まし、お茶、ベビー用イオン飲料などを少しずつ何回もあげてください。

■その2、離乳食は一段階戻す
下痢がひどい場合、ミルクや母乳は量を調節し、白湯やベビー用イオン飲料を様子を見ながら与えましょう。また離乳食を進めている赤ちゃんは、消化しにくいものは控え、いつもより柔らかめにしたり、一段階前の食事に戻すとよいでしょう。

■その3、うんちに気づいたら直ぐにオムツ交換
デリケートな赤ちゃんのお尻には、下痢の刺激は強く、ただれやかぶれを起こしやすくなります。ですのでうんちに気づけば直ぐオムツを交換し、おしりを濡れガーゼ等で拭くか、若しくは湯洗いし乾燥させ、常に清潔に保ちましょう。

べビーパウダーは、はたいた瞬間はサラッとしていますが、水分を吸うとベタついたり、汗腺をふさぎますので、使用しない方がよいでしょう。


便の処理と入浴で注意すべき点

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ウンチに気づけば直ぐオムツを交換し、おしりをガーゼ等で拭くか湯洗いし乾燥させ、常に清潔を保ってあげましょう

■便の処理後は念入りな手洗い
感染性のウイルスのよる下痢の場合は、感染する恐れがありますので、便の処理後、石鹸やアルコール消毒を行うなど、手洗いを充分にしましょう。

湯ぶねは一人でつけましょう
入浴時、赤ちゃんは体が温まりリラックスする湯船の中でうんちをお漏らししてしまう事があります。ですので、湯船には一人でつける方がよいでしょう。


受診を見分けるポイント

下痢をしていても赤ちゃんの機嫌がよく、ミルクや食事が摂れているようでしたら、家庭で様子を看ながら対処していけばよいでしょう。ただ次のような場合は受診をしてください。

1、機嫌が悪い、ぐったりしている
2、水分や食事を摂らない
3、下痢が1週間以上長引く
4、便の色が白っぽい、または血が混じっている
5、発熱、嘔吐がある
そして受診時には、便の付着したオムツも一緒に持って行きましょう。


下痢は赤ちゃんからのサイン

赤ちゃんの便は、健康状態知る手掛かりとして重要な役割を果たしています。まだ言葉が話せない赤ちゃんが、下痢によって「ママ、気づいて!」と体調の異変を一生懸命訴えているのです。

そのサインに、いち早く気づく為にも、普段の赤ちゃんの様子や便の状態をよく観察し把握しておきましょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。