松本隆一の値引き生情報「ノア、エスクァイアと三つ巴に持ち込め!」

雑誌「月刊自家用車」で私が担当する「松本隆一の値引き生情報」に寄せられた読者からの値引き体験談をお届けするこの連載。

今回はトヨタ・ヴォクシーの値引きを狙う愛知県在住の53歳・X氏からのレポートになります。
トヨタ・ヴォクシー

トヨタ・ヴォクシー



ヴォクシーとノアはライバル意識が強く、競合していることがわかると“値引きで勝負”に出てくる確率が高いです。これにエスクァイアを絡めて三つ巴の争いにもち込むと大いに効果的。また、経営資本の異なるネッツ店がある地域ではヴォクシー同士の競合を。さらにフルチェンした新型セレナもトヨタにとっては怖い存在です。

では、X氏からのレポートをどうぞ!

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ノアと新型セレナで揺さぶって、ネッツvsネッツで決着

2016年4月下旬、セレナ(25年式)の車検が半年後に切れるため買い替えを検討。日産に出向いて下取り査定をしてもらうも、回答は114万円。意外に低く、ショック……。

1か月後、試しにカローラ店でノアSiの見積もりを出してもらう。下取り額120万円、値引き約18万円で、支払い総額は170万円との提示だった。

下取り額に納得がいかないため、翌日、買い取り専門店3社に査定してもらう。すると、145万円の値が付いた。これくらいの値が付けば買い替えることができる。ちなみに、買い取り専門店で聞いたところによれば「ノアよりヴォクシーのほうがリセールは強い。買い替えの際に得をする」とのこと。この時点で、狙いをほぼヴォクシーに絞る。

翌月末、ネッツA店にて、ヴォクシーのZS煌IIが発売されるとの情報をキャッチ。ただし、価格は「6月中旬にならないとわからない」とのこと。 

6月2日、カローラ店より「下取り額を150万円+リサイクル料(1万160円)に上乗せする。値引きも36万円にアップして、支払い総額は120万円。ただし、この数字は5日までに決めた場合の特別条件」との提示。

4日、ネッツA店へ。ノアの条件をちらつかせて上乗せも迫る。また、「新型セレナがもうすぐ発売される。これを待ってみようかという気持ちもある」と揺さぶりをかける。すると、下取り150万円+リサイクル料、値引き36万円を提示。現行モデルの煌で支払い総額は125万円。そこで「もうすぐ発売される煌IIでも支払い総額125万円で」と迫るとOKに。

5日、以前付き合いのあったネッツB店へ。これまでの経緯を伝えると、下取り150万円+リサイクル料+自動車税戻し分(2万6300円)、値引き36万円で、支払い総額は122万円に。こちらも煌IIでもOKとなる。

11日、煌IIの価格が判明。最終的にネッツA店は支払い総額120万円。一方、ネッツB店は総額118万円+メンテナンスパック+中古のETCとなったので契約。注文書には車両本体から29万9054円引き、メーカーオプション3万2400円から3万円引き、付属品8万352円から2万1600円引き、下取り額は159万7760円(リサイクル料を含む)+自動車税戻し分となっていた。なおETCは中古のはずが新品になり、ディズニーアイスショーのチケットもいただいた。

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松本隆一の値引き採点 評価は5点満点で「5」

X氏からのレポートをお届けしましたが、値引き採点は5点満点で「5」。ウルトラC! 買い得感はめちゃめちゃ高いです。

  • 車両本体価格 283万680円
  • トータル値引き 35.1万円(8%税込み)
  • 値引き率 11.9%

ノア対ヴォクシーの競合に新型セレナを絡めて、たいへん上手に攻略しています。また、下取り車を買い取り専門店に見せて相場をチェックし、さらにリサイクル料や自動車税の戻し分まで目を配り、しっかりと損得勘定をしている点も評価します。

さらに値引きについて知りたい方は「月刊自家用車アーカイブスforカーコン・マーケット」もチェック!

月刊自家用車(内外出版社)

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■こちらのコンテンツは「月刊自家用車」2016年11月号(内外出版社)内の記事を転載・一部改変したものです。

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