メンズコスメ/ベストバイメンズコスメ

【顔編】ベストバイ!メンズコスメ 2016

プレステージからドラッグストアブランドまで高機能や話題の成分など気になるコスメが満載だった2016年。どれも魅力的なものばかりでした。あなたならどれを使いますか?

藤村 岳

執筆者:藤村 岳

メンズコスメガイド

2016年の男性美容を総括!買うべきメンズコスメとは?

2016年の男性美容を総括!買うべきメンズコスメとは?

2016年の男性美容を総括!買うべきメンズコスメとは?


香水編】【髪・体編】に続き、真打ちのフェイシャルケアコスメの登場です。もっとも活発に動くのがやはり、こちらの顔のケア。男性はシェービングなど物理的な刺激を受けるので、もはや全男性のフェイスケアは必須です!

2016年の特徴はズバリ「守る」ケア。従来のような脂を取る、汗を取るといったどちらかというとそぎ落とす方向から、与える、プロテクトするという方向へ確実にシフトしてきています。

待望!THREEの男性ラインがいよいよ登場

*THREE AOYAMA/公式オンラインショップにて先行発売中。2017年1月25日全国発売

THREE ザ ディフィニティブ フォーム 80g 3800円、THREE ザ ディフィニティブ ローション 100ml 5000円 、THREE ザ ディフィニティブ エマルジョン 100g 6500円  *THREE AOYAMA/公式オンラインショップにて先行発売中。2017年1月25日全国発売

今、女性の間で知らない人はいないというスリー。非常にホリスティックなアプローチのスキンケアがよく売れています。いつでるか、とずっと期待していた男性用ライン「ザ・ディフィニティブ」がオンラインで11月下旬から発売されました。ちなみに百貨店などでは来年からの取扱となるようです。

さて、洗顔、化粧水、乳液の3アイテムで構成されている「ザ・ディフィニティブ」ですが、その最大の特徴は男性ホルモン・テストステロンを考慮したというユニークなアプローチ法でしょう。今までは「使い勝手のよいオールインワン」であるとか「とにかくライトな質感」などある意味で画一的な視点だけで男性用コスメは語られてきました。もちろん、それらは悪くはありませんが、しかし、これだけ男性を取り巻く環境が変化してきている中で従来の考え方だけでは追いつけないこともあります。

もともと体と心のバランスをとるのが上手なスリーのスキンケア。ストレスに苛まれ、脳にも体にも疲労が蓄積している男性達に向けて天然由来成分95%超という成分の様々な力で癒していくという手法が見事です。実際、ガイドは早めに入手できたので1ヶ月連続で使ってみると、そのテクスチャーを感じ、香りをかぐたびに深い落ち着きと同時に気力の充実を図れたような気がします。これからの男性のコスメの新しい方向性を感じられました。


ラボ シリーズの充実度がますますアップ

マックス LS マット リニューアル ローション 50ml 9500円

マックス LS マット リニューアル ローション 50ml 9500円

一方で老舗ラボ シリーズからは「マックス LS マット リニューアル ローション」が発売されました。マックス LSシリーズは最高のテクノロジーを搭載したラインで、エイジングが気になる人に向けたもの。こちらはローションという名前ですが、実は美容乳液です。

洗顔やシェービングの後に肌に塗布すると、スルスルと気持ちよく馴染みます。クリームと比べるとサラリと仕上がるので使いやすい。秋冬はクリーム、春夏はこちらのローションと使い分けたり、肌質で選んだりとその選択肢がますます広がったわけです。このような高級ラインにこれだけのアイテムが揃うのは、ラボ シリーズだけ。その痒いところに手が届く充実したアイテムはさすが。

実は、来年早々、この高級ラインをさらに超えるラグジュアリーなアイテムが登場予定。こちらはあまりの壮大さに初めて聞いたときは言葉も出なかったほど。その詳細はまた別の機会でお知らせしますので、そちらもご期待ください!


ローション、美容液がますます拡充

モイスチャー トナー フレッシュ モイスチャー トナー ソフト 各200ml 4200円

モイスチャー トナー フレッシュ モイスチャー トナー ソフト 各200ml 4200円

充実といえばクラランス メンでも「モイスチャー トナー フレッシュ」と「モイスチャー トナー ソフト」の2つの化粧水が7月から追加になりました。水道水に含まれるミネラル成分が肌に影響を与える、とのコンセプトから生まれたもので、いかにも硬水の国らしい発想です。幸いなことに日本は軟水なので、そこまで日常の刺激は強くないと思われますが、化粧水は心地よく使えますよ。そして使用感違いで2つあるのもうれしいところ。サッパリタイプのフレッシュはガイドにはアルコール感がして、ややスースーし過ぎかもとも思いましたが、ソフトの方の使い心地はかなりよかったです。

AGD エイジケア セラム 75ml 6900円

AGD エイジケア セラム 75ml 6900円

一方で、人気のキールズのエイジングケアのAGDラインから美容液「AGD エイジケア セラム」がプラスされました。元々、クリームとアイクリームがあり、そこに美容液が足されたという状況。アデノシンやスギ根エキス、プロテインブレンドなどを配合していて、年齢で疲れてきた肌をシャキっとさせるのによいでしょう。ブラックとレッドのスタイリッシュなボトルも、ニューヨークのブランドならでは。都会的で、機能的なアイテムです。


DGSブランドでもエイジングケアが!

エイジングケア化粧水UV 120ml1000円

エイジングケア化粧水UV 120ml1000円

ドラッグストア(DGS)ブランドでも、エイジングケアができるものが続々と増えてきています。まず、2月にはマンダムの大人ライン・ルシードから「エイジングケア化粧水UV」が発売されました。40才からのケアに特化したブランドで、コエンザイムQ10、アミノ酸などの保湿成分に加え、SPF28、PA++で日常の紫外線をブロックする機能を持たせたのがこちら。

スキンケア市場が伸びていく中、男性の意識の高まりとともに光対策の意識も高まりつつあります。しかし若い年代のようになかなか日焼け止めを塗るという行為にまで結びつきません。そこでこのような便利アイテムの登場となりました。

サクセスundefined毛穴オイルクリア洗顔 120g、毛穴オイルクリアパウダーローション 120ml、スキンコンディショニング泡洗顔 170g、スキンコンディショニングローション 120ml

サクセス 毛穴オイルクリア洗顔 120g、毛穴オイルクリアパウダーローション 120ml、スキンコンディショニング泡洗顔 170g、スキンコンディショニングローション 120ml
 

さらに花王からは、ヘアケアで有名なサクセスから4品のフェイスケアアイテムが10月に発売されました。毛穴オイルクリアシリーズとスキンコンディショニングシリーズの2つがあり、洗顔とローションで各2アイテムずつという構成です。

花王の調査によると「2016年現在、ミドル世代男性における洗顔料やフェスケア(化粧水や乳液など)の使用率は5割に満たない状況」とのこと。そんなミドルエイジに対して知名度のある「サクセス」というブランド名を冠することで、親しみをわかせ、意識を高めることに繋がるのでしょう。

ガイドが特に気に入ったのは「スキンコンディショニング泡洗顔」。濃密な泡が出てくるので泡立て要らずで本当に便利。しかも同社お得意の炭酸が使われているため、スキンケア効果も大。洗いながら適度にマッサージすれば血行促進にもよさそうです。

最後に今年の状況を振り返ってみると、プレステージからドラッグストアまで男性用コスメのアイテム数はどんどん増えています。これはもちろん、その意識の高まりを表しているのですが、その意識の差もまた広がってきています。ケアする男性は「よりいものを」「新しい成分を」「もっと効果のでるものを」と要求が高まっています。

反対にケアしない人は後れを取って、ブランド名すら認識していないという状況もあります。女性のようにコスメに対するコンセンサスがある程度とれている状態とは異なり、どちらに対してもアプローチしなくてはならないのがこのような男性コスメの二極化を呼んでいると分析しています。

やっていないという方はぜひ、スキンケアに対する意識を高めてください。男性のフェイスケアは美容のためというよりも肌を健やかに保つことで免疫力を下げず健康を維持するという目的もあるのですから。


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