関東唯一の屋内人工スキー場「狭山スキー場」
冬は寒くて外に出るのが億劫になりがちですが、スキー好きの人にとっては年一回の待ち遠しいシーズンでしょう。全国各地のスキー場で青空の下で山の斜面を滑れば気分爽快となりますが、天気は思い通りにはならないし雪道の移動は容易ではありません。首都圏には天候もアクセスも心配する必要のないスキー場があります。狭山スキー場は関東地方で唯一の造雪機による屋内人工スキー場。1959年12月22日にオープンしました。池袋から約40分、西武線の西武球場前駅より徒歩約3分、西武ドームの真横にあるので都心からのアクセスは抜群です。
スキーシーズンより長期間の営業! 営業日・時間・料金
狭山スキー場はシーズンの前後におまけをつけ、毎年10月下旬から翌年4月中旬に営業しています。料金は1日の利用の場合は4000円前後で、4時間券、6時間券などの種類もあります。休日前には22時から翌朝6時までのオールナイト営業を行っています。ただ、夏場は完全休業となっています。かつては、人工芝グラススキー場として営業していたこともありましたが、利用者は限られていたので休業となってしまいました。
営業日・時間について、詳しくは公式HPの営業カレンダーよりご確認ください。
http://www.sayama-ski.jp/ski_web/calendar/
スキーやスノーボード、ストック、ブーツ、ウェア……スキー用具の全てがレンタル可能
西武ドームの屋根を左に見ながら入口を入り、地下に下りると狭山スキー場です。入口ホールには貸し子用具コーナーがあり、スキーやスノーボード、ストック、ブーツなどのスキー用具の他にもウエアやグローブのレンタルを行っています。全ての用具が揃っているので、手ぶらで訪れることができます。ロッカーで着替え、目指すはゲレンデです。スノーメーカーが作り出す良質な雪面
頭上に屋根が設けられたゲレンデは、全長約320メートル、幅約30メートルです。足元は外の天候とは関係なく、一面銀世界となっています。造雪機が隅々まで均一に雪を降らせているのです。スノーメーカーが作り出した雪は、きめが細かく良質な雪面が実現できます。アイスバーンのように固くはなく、シャーベットのように柔らかくはない良好なコンディションを維持しているのです。平均傾斜7度、最大傾斜15度のゲレンデ(キッカーはありません)
滑走面の平均傾斜は7度で、上部がきつく徐々に緩やかな構造となっています。滑り出し部には最大傾斜約15度のところもあり、最上部が中級者、中央から下部が初心者向きといえるでしょう。上級者は物足りなく感じることもあるようですが、オンシーズンに向けての体慣らしや基礎テクニックの確認のために利用することができます。リフトはゲレンデの左右に2機設けられており、長い時間待つ心配はありません。ただ、キッカーはないので、傾斜の異なるゲレンデを滑るスキーのみの利用となります。
充実した休憩スペース
滑り続けて疲れたときには、ゲレンデの下部の休憩コーナーで一休みすることができます。テーブル横のラックにスキーを立てかけておけば身軽になります。他にも施設内にはゲレンデをガラス超しに見ることができる観覧室や休憩場が設けられています。割引も!狭山スキー場のメンバー会員制度
狭山スキー場ではメンバー会員の制度が設けられ、滑走メンバーに入会すると、入場リフト料金の割引、レッスン料金の割引、マイロッカーの利用料金のディスカウントなどのサービスが受けられます。軽食から本格中華レストランでエネルギー補給
1日スキーをしているとお腹が減るものです。ゲレンデの横のフードコーナーには麺類、カレーなどの軽食類が豊富に揃っています。落ち着いた食事をとりたければ、2階のドーム・レストラン・カントン・テーブルで本格的な中華料理を味わうことができます。施設内で営業する西武ライオンズのオフィシャル・ストア
さらに施設の1階には、プロ野球の西武ライオンズのオフィシャル・ストアが入っています。ここには球団グッズが最も豊富に揃っているので、次のシーズンに向けての応援グッズの調達をするのもいいでしょう。狭山スキー場のアクセス、駐車場など基本情報
■狭山スキー場住所:埼玉県所沢市上山口2167
TEL:04-2922-1384
ホームページ:http://www.sayama-ski.jp/ski_web/
営業日・時間:http://www.sayama-ski.jp/ski_web/calendar/
アクセス:西武線西武球場前駅より徒歩約3分
駐車場:700台(普通車通常料金:1,200円)
地図情報