ヘアカラー/ヘアカラーの選び方

白髪が目立たないヘアカラー!30代女性の悩みを解決する染め方3つ

鏡を見ていたら、髪にキラッと光るものが……。白髪が生え始める30代の頃は、どのタイミングで白髪染めにすればいいのかなど、わからないことも多いですよね。そこで今回は、トリートメントカラーなど、白髪が目立たないヘアカラーとおすすめの染め方を解説します。

添田 晃正

執筆者:添田 晃正

ヘアスタイル・髪型ガイド

白髪が目立たないカラーは?初の白髪と上手に付き合うヘアカラー選び

白髪が目立たないヘアカラー方法!おすすめの染め方は3通り

生え始めた白髪をどう隠せばいい?

30代~40代の女性の方のお悩みで最も多いお悩みの一つとしてあげられるのが白髪の生え始め。いつのタイミングで白髪を染め始めるべきなのか? 白髪を染めると、おしゃれ染めのへアカラーが楽しめなくなってしまうの? そもそも、白髪が出てきたら、白髪染めに切り替えなくてはならないのか? そんなお悩みにお答えしていきます。
     

「白髪染め」に切り替えるタイミングって?

確実にこうなったら白髪染めをしなくてはならない、という決まりはありません。白髪の出始めの時期は、どうしても無意識に白髪を探してしまうものですが、実は白髪染めにしなくても、おしゃれ染めで目立たなくすることは十分可能です。

自分で探していてなんだか増えたな……と感じるくらいなら、まだ大丈夫。探さなくてもすでに白髪が目立つくらいになってきたら、美容師さんに相談しましょう。
 

白髪は分け目や生え際・頭頂部に出やすい!?

個人差はあるものの、白髪は分け目や生え際、頭頂部など見えやすい場所に出てくる傾向があります。その観点からすると、Aラインのロングヘア(前髪なし)のようなヘアスタイルの場合、前髪がないことで「顔まわりの白髪が見えてしまう」、Aラインでレイヤーが入っていないことで、「トップがペタンとして根元の白髪が目立ってしまう」「頭頂部の髪がパックリ割れて、白髪が余計気になる!」なんてケースも。そんなことから、白髪をカバーしにくい髪型になってしまいます。

白髪をできるだけ目立たなくするためには、分け目や生え際が見えないよう、まず髪型で工夫するのがおすすめ。

1.厚めな前髪で分け目をつきにくくする
2.トップからレイヤーを入れてフワッとしたシルエットにする
3.髪を結んだとき、自然に顔周りに残るサイドバングをつくる

この3点を押さえておくことがポイントです。
 

白髪が目立たないカラーとは? 明るい髪色でも染まる?

白髪の割合にもよるのですが、自然な明るめのブラウンやアッシュ程度の髪色であれば、白髪は染まります。トーンでいうと「8トーン」位までが目安。

白髪を染めるということは、厳密にいうと「黒髪と白髪をぼかしながら染めている」ということになります。ですから、明るめのカラーで全体をぼかすように染めることで、自然と白髪が目立たなくなります(ただし、一部分だけ極端に白髪が多い場合は、その部分だけ薄い色の仕上がりになるのでご注意を)。

今回は、出はじめの白髪が目立たなくなる染め方や、まばらに生えるタイプの白髪におすすめのカラーリング方法を3つご紹介しましょう。
 

白髪におすすめのヘアカラー1. グラデーション

以前の記事でもあったように、グラデーションで仕上げるのがオススメです。根元はしっかり白髪もカバーできるカラー剤を使い、中間から毛先にかけて透明感を増すように明るめのカラー剤を使います。

明るめのカラー剤といっても単純にブリーチ力の強いカラー剤ばかりではありません。ブリーチ力は低めでもシアー感のある淡い染料のカラー剤を使う事でダメージを軽減できます。更にダメージを少なくする為にトリートメントカラーやオイルインカラーにする事もできるので安心です。
自然なグラデーション

自然なグラデーション
 

白髪におすすめのヘアカラー2. ウィービング

メッシュな印象までいかない程度に、自然になじむ細めのハイライトを入れたヘアカラー。また、一度毛先まで黒染めに近い染料の濃い白髪染めを入れてしまうと、髪に入った色素がなかなか抜けなくて明るくなりづらいんです。

そこで、ダメージも最小限で明るめの印象にできるのが自然なハイライト。髪の中間や毛先が色落ちして、目立ってきてしまう白髪もカバーしてくれます。
自然なウィービング

自然なウィービング
 

白髪におすすめのヘアカラー3. コントラスト/ハイ&ローライト

白髪は、染めてから3週間もすると伸びてきた白髪が目立ってきてしまいます。そこで、頻繁に全体を染めるのではなく、「ハイライト」や「ローライト」を組み合わせることで、デザイン性のあるカラーリングに。こうすることで、次のカラーリングは根元のリタッチだけでもきれいに仕上がります。
コントラストundefinedハイ&ローライト

コントラスト ハイライト&ローライト

白髪は一度生えてきてしまうと、なかなか無くなることはありません。抜いたりしても、そこからまた白髪が生えてきて、短い髪がピンピンと飛び出してしまいます。髪色やデザインを楽しみながら、上手に白髪とお付き合いしていくことで、ただ染めるだけのヘアカラーから毎回染めるのが楽しくなるヘアカラーになりますよ。

Hair&make:添田 晃正
Photo:添田 晃正
サロン情報:http://alice-by-afloat.com/maria/

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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