白髪が目立たないカラーは?初の白髪と上手に付き合うヘアカラー選び
生え始めた白髪をどう隠せばいい?
<目次>
<白髪におすすめのヘアカラー>
「白髪染め」に切り替えるタイミングって?
確実にこうなったら白髪染めをしなくてはならない、という決まりはありません。白髪の出始めの時期は、どうしても無意識に白髪を探してしまうものですが、実は白髪染めにしなくても、おしゃれ染めで目立たなくすることは十分可能です。自分で探していてなんだか増えたな……と感じるくらいなら、まだ大丈夫。探さなくてもすでに白髪が目立つくらいになってきたら、美容師さんに相談しましょう。
白髪は分け目や生え際・頭頂部に出やすい!?
個人差はあるものの、白髪は分け目や生え際、頭頂部など見えやすい場所に出てくる傾向があります。その観点からすると、Aラインのロングヘア(前髪なし)のようなヘアスタイルの場合、前髪がないことで「顔まわりの白髪が見えてしまう」、Aラインでレイヤーが入っていないことで、「トップがペタンとして根元の白髪が目立ってしまう」「頭頂部の髪がパックリ割れて、白髪が余計気になる!」なんてケースも。そんなことから、白髪をカバーしにくい髪型になってしまいます。白髪をできるだけ目立たなくするためには、分け目や生え際が見えないよう、まず髪型で工夫するのがおすすめ。
1.厚めな前髪で分け目をつきにくくする
2.トップからレイヤーを入れてフワッとしたシルエットにする
3.髪を結んだとき、自然に顔周りに残るサイドバングをつくる
この3点を押さえておくことがポイントです。
白髪が目立たないカラーとは? 明るい髪色でも染まる?
白髪の割合にもよるのですが、自然な明るめのブラウンやアッシュ程度の髪色であれば、白髪は染まります。トーンでいうと「8トーン」位までが目安。白髪を染めるということは、厳密にいうと「黒髪と白髪をぼかしながら染めている」ということになります。ですから、明るめのカラーで全体をぼかすように染めることで、自然と白髪が目立たなくなります(ただし、一部分だけ極端に白髪が多い場合は、その部分だけ薄い色の仕上がりになるのでご注意を)。
今回は、出はじめの白髪が目立たなくなる染め方や、まばらに生えるタイプの白髪におすすめのカラーリング方法を3つご紹介しましょう。
白髪におすすめのヘアカラー1. グラデーション
以前の記事でもあったように、グラデーションで仕上げるのがオススメです。根元はしっかり白髪もカバーできるカラー剤を使い、中間から毛先にかけて透明感を増すように明るめのカラー剤を使います。明るめのカラー剤といっても単純にブリーチ力の強いカラー剤ばかりではありません。ブリーチ力は低めでもシアー感のある淡い染料のカラー剤を使う事でダメージを軽減できます。更にダメージを少なくする為にトリートメントカラーやオイルインカラーにする事もできるので安心です。
白髪におすすめのヘアカラー2. ウィービング
メッシュな印象までいかない程度に、自然になじむ細めのハイライトを入れたヘアカラー。また、一度毛先まで黒染めに近い染料の濃い白髪染めを入れてしまうと、髪に入った色素がなかなか抜けなくて明るくなりづらいんです。そこで、ダメージも最小限で明るめの印象にできるのが自然なハイライト。髪の中間や毛先が色落ちして、目立ってきてしまう白髪もカバーしてくれます。
白髪におすすめのヘアカラー3. コントラスト/ハイ&ローライト
白髪は、染めてから3週間もすると伸びてきた白髪が目立ってきてしまいます。そこで、頻繁に全体を染めるのではなく、「ハイライト」や「ローライト」を組み合わせることで、デザイン性のあるカラーリングに。こうすることで、次のカラーリングは根元のリタッチだけでもきれいに仕上がります。 白髪は一度生えてきてしまうと、なかなか無くなることはありません。抜いたりしても、そこからまた白髪が生えてきて、短い髪がピンピンと飛び出してしまいます。髪色やデザインを楽しみながら、上手に白髪とお付き合いしていくことで、ただ染めるだけのヘアカラーから毎回染めるのが楽しくなるヘアカラーになりますよ。Hair&make:添田 晃正
Photo:添田 晃正
サロン情報:http://alice-by-afloat.com/maria/
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