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3万円以下!街で映える本格アウトドアアウター

アウトドアブランドのアウターといえば、高い機能性が魅力。とはいえ一般ユーザーからしてみれば、山やフィールドより、街でどれだけ映えるか……が重要なものです。そこで、今回はあえて"カッコよさ"を第一条件に、3万円以下で買えるアウターを集めました。

柚木 昌久

執筆者:柚木 昌久

メンズファッションニュースガイド

3万円以下で買える!カッコよさで選ぶ本格アウター5選

"カッコよさ"で選ぶアウトドアブランドの本格アウター!

"カッコよさ"で選ぶアウトドアブランドの本格アウター!


もはや一般的な着こなしのひとつとなった、アウトドアミックススタイル。シンプルで機能美あふれるアウトドアアイテムは、ベーシックなデザインを好むここ最近のトレンドとも相性がよくて、愛用者も多いのではないでしょうか。

でも、購入時に困ったことはないですか? 一般ブランドの"アウトドア風"なアイテムならまだしも、本気のアウトドアブランドだと、「見た目は似ているのに価格が倍も違う!?」「どれが自分にあっているかわからない……」なんてことが起きたりします。

これは、アルパイン、スノーボード、トレイルラン、タウンユース……などなど、用途ごとに機能や作りが違うため。各シーンで求められる機能性を熟知していれば、これらの違いを理解した上で利口な買い物ができますが、僕たち一般ユーザーにはなかなか厳しいもの。当然、ブランドによっても用途や機能の中身も異なりますから、ますます複雑です。

そこで5つのアウトドアブランドを対象に、次の条件に合うアウターを探してみました。

・なにより街に映える"カッコいい"デザイン!
・手を出しやすい税抜き3万円以下!

機能が売りのアウトドアブランド側にしてみれば、ちょっと大胆な企画かもしれません。しかし今回は、「僕らはカッコよさが一番大事なんです!」と正直に伝えて協力してもらいました。

ブランドも僕も、自信を持ってオススメできるアウターが、こちらです。



ノスタルジックが最旬!「バガブー1986 インターチェンジジャケット」

コロンビア「バガブー1986 インターチェンジジャケット」2万4000円(税抜)

コロンビア「バガブー1986 インターチェンジジャケット」2万4000円(税抜)


このカラーリングを見て「なんだか懐かしいなぁ~」と思った人は、きっと僕と同じ昭和生まれでしょう。ノスタルジックな雰囲気にあふれているのは、80~90年代に大ヒットしたパーカの復刻版だから。当時の山やゲレンデでは、こんなビビッドな配色をしたジャケットであふれていました。昨今のファッションシーンでは、ハイテクスニーカーの復権やストリートカルチャーの再評価など90年代に注目が集まっていますから、こちらのジャケットも今の時代感を捉えた一着といえそうです。

ジッパーで脱着することで3通りにレイヤリングできる「インターチェンジシステム」や、表地に使ったオムニテック素材による防水透湿機能など、機能が充実。ポケット内側にスマートフォンなどをしまえるエキストラポケットが付いているのも便利です。

(問)コロンビアスポーツウェアジャパン
0120-193-821
http://www.columbiasports.co.jp/



ビジュアルも秀逸「メンズ・ダウン・スナップT・プルオーバー」

パタゴニア「メンズ・ダウン・スナップT・プルオーバー」2万6000円(税抜)

パタゴニア「メンズ・ダウン・スナップT・プルオーバー」2万6000円(税抜)


アウターにもインナーにも使えるライトウェイトのダウンウエア、大流行していますよね。薄手なのにしっかり暖かくて、一度使い始めたら手放せなくなったという人も多いでしょう。ただ、中には「本当にアウターとして使えるものだろうか……」とデザイン的に「?」が付くものもありますが、こちらは軽快なプルオーバータイプで、ビジュアルも優秀。前立てのスナップボタンや胸ポケットのフラップに差し色を効かせているのも、魅力的なんです。

ダウンのインサレーションは600フィルパワーを誇り、保温性は充分。生地はDWR(耐久性撥水)加工済みで、耐風性もあり。表生地に加え、今シーズンよりダウンもリサイクル素材を活用していて、製造過程においても環境負荷を最小限に抑えたところも特長です。

(問)パタゴニア 日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447 (フリーコール・通話料無料)
http://www.patagonia.jp/



自然体な雰囲気がたまらない「2レイヤー(オクタ)インサレーションパーカ」

スノーピーク「2レイヤー(オクタ)インサレーションパーカ」2万2000円(税抜)

スノーピーク「2レイヤー(オクタ)インサレーションパーカ」2万2000円(税抜)


日本が世界に誇るハイスペックなアウトドアメーカーであり、2014秋冬からアパレルに参入したスノーピーク。顧客と直接向き合ってニーズを吸い上げるユーザーファースト主義で有名ですが、こちらのパーカも多くのユーザーが満足しそうなミニマルデザインです。奇をてらった配色や縫製は一切なし、ブランドロゴさえ表に出さない徹底ぶり。機能性を追求し続けるアウトドアブランドには、どこか"尖った"感があるものですが、ここまで自然体な雰囲気を表現したブランドは他にないのではないでしょうか。

もちろん機能も優れています。素材に軽量な「TEIJIN Octa」を使い、優れた吸水速乾性や遮熱・断熱性を実現。耐久撥水加工済みなので、簡易のレインウエアとしても使えます。正面には大容量のカンガルーポケットを備え、背面のポケットにしまえるパッカブル仕様なので持ち歩きにも便利です。

(問)スノーピーク
0120-010-660
https://www.snowpeak.co.jp/



洗練されたシルエットが魅力の「バリアIII フード メン」

ホグロフス「バリアIII フード メン」2万3000円(税抜)

ホグロフス「バリアIII フード メン」2万3000円(税抜)


登山用に開発された保温性の高いジャケットですが、注目したいのはそのシルエット。ミドルレイヤーを内側に着込むことを想定して、適度にスペースを確保しつつも、このジャケットを羽織るとスッキリとした美しいシルエットが完成するんです。身頃も袖も、立体的な縫製を施しているのが大きいのでしょう。さすが、ヨーロッパを代表するスウェーデンブランドです。色も形もシンプルなので、着こなしに迷ったときは、「これを選べば間違いない」とつい手を取ってしまう一着になるでしょう。

表面には防風・防雨性に優れ、耐久性の高いDWR撥水加工素材を採用しており、WWR値の高いインサレーションを使用しているので着心地も暖か。パッカブル仕様で持ち運びも便利です。

(問)アシックスジャパン株式会社 ホグロフス事業部
03-6369-8885
https://haglofs.jp/


漂う"すごいヤツ"感に惚れる「ティンバーラインジャケット」

ザ・ノース・フェイス「ティンバーラインジャケット」2万6000円(税抜)

ザ・ノース・フェイス「ティンバーラインジャケット」2万6000円(税抜)


見た目以上の実力を備えた、なんだかすごいヤツ。人間もそうかもしれませんが、全体から漂うオーラというようなものがアウトドアアウターの魅力の根幹。そこに多くの人が惹かれるわけですが、このジャケットの良さも同じ文脈からくるものでしょう。

道具を軽量化してより遠くへ、より早く山を駆けていく「ファストパッキング」にも使えるよう開発されたジャケットで、高通気タイプのラミネートを施した、20デニールのFUSEFORM ハイベント(R)3層構造を採用し、高い防水透湿性とともに強度を確保。一方、運動しているときのウエア内の空気の流れを考慮したベンチレーション構造で、ムレなく快適な着心地を実現します。薄くて軽いのに、すごいヤツなんです。

(問)ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560
http://www.goldwin.co.jp/tnf/


肌寒くなってきたこれからは、アウトドアアウターが大活躍する季節。お気に入りの一着が見つかれば、毎日がもっと快適になるはずです。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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