2016年メインクリーナーはコードレスの時代へ(2ページ目)

 

シャープ：パワーサイクロン FREED 【EC-SX520】※2016年5月末発売

手元モーター型でも自立する独自の設計「マジックバランス」が特徴。重心に配慮することで腕にかかる負担を軽減しているうえ、さらに業界初ヘッドに専用モーターを搭載し走行性が格段に軽くなっています。その分ヘッドが大きくなっているため、狭いところにやや入りにくいのが弱点。

バッテリーは2つ同梱。入れ替えれば最大60分連続して使用できます。バッテリーは取り外して充電するスタイルなので、本体はコンセントが無いところでも収納できるのも◎。遠心分離の本格サイクロン、独自のノズル設計、フローリング表面の皮脂汚れなども拭きとる「床みがきブラシ」などで高い掃除力を実現。ジョギング＝「走る」をイメージしたカラー展開も個性的。

※参考：メーカー製品サイト　　
※参考：ニュースリリース
   

三菱：iNSTICK 【HC-VXF30P】※2016年5月発売

出したままにすることを「当たり前」にするため充電台に空気清浄機を搭載したスタイルがユニーク。ポール型のスピーカーのような佇まいは掃除機には見えず、掃除機とはいえ生活感が感じられないデザインが印象的です。玄関やリビングなどインテリアを気にしたい空間におすすめ。

また最上位モデルは、本格的なふとんクリーナー用のアタッチメントを追加し、スティック・ハンデイ・ふとんクリーナー・空気清浄機の1台４役に進化。ふとんに付着した細かいゴミや髪の毛が吸引できる専用ノズル「アレルパンチふとんクリーンアタッチメント」は、アレル物質抑制率91％の「アレルパンチ」を植毛し清潔性を高めています。ややサイズが大きいのが気になりますが、ふとんクリーナーが欲しかった人にはお得感があります。また、通常充電が90分と従来モデルより30分短縮され、急速充電は70分になった点も高評価！

※参考：メーカー製品サイト　
※参考：ニュースリリース
   

パナソニック：ｉＴ（イット）【MC-BU500J】※2016年6月発売

パナソニックとしては初となる、手元モーター型ステイックコードレスの新製品。ネーミングは、ノズルが「Ｉ」と「Ｔ」の形に変化することを意味しているとのこと。床面掃除用のＴ字型ノズルのまま、手首をクルッと半回転させると、隙間に入るＩ字型に変身するのが最大の特徴。I型になるノズルと細身のボディは、家具下の低い空間や狭い隙間にも入り、ノズルを差し替えることなく部屋の隅々までしっかり掃除ができちゃいます。

持ち手の角度のせいか、調子にのって長時間使っていると、やや重く感じてくるのが気になるところ。それでも、ホウキのような手軽さは大きな魅力です。日本の住宅事情を知り尽くした国内メーカーらしさが伺える提案と感じます。洋室・和室に関わらず違和感なく馴染むシンプルなデザインも、世代・性別を問わず人気を集めそうです。

※参考：メーカー製品サイト
※参考：ニュースリリース
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