意外な方法で空室をゲット!? ホテル予約の盲点
「ホテルが取れない! 」最近多く聞かれるようになった声です。「満室」のホテルを予約する裏ワザ! 3つの"3"と"T"では、キャンセルによる空室狙いの予約術を解説しました。キャンセル狙いの他にも、予約テクニックがいくつかあります。今回は、それらポイントを解説したと思います。予約を取りやすい曜日を狙う
予約がとりやすい曜日があります。稼働率の低い“日曜日”と“月曜日”に注目です。稼働が低いので料金も安い傾向があります。旅行日を調整できるのならば、日曜日か週の初めに入れるのは得策といえます。予約を取りやすいサイトで探す
予約サイトの比較サイトが人気(Travel.jp)
郊外のホテルを狙う
立地でいえば、人気の都心部ホテルよりも郊外を狙うこともテクニックです。大都市では郊外への鉄道は速達性が高いです。都心部で地下鉄や徒歩で30分も移動する時間があれば、隣県の街まで到達してしまいます。このような街にはニュータウンも多く、駅直結の複合施設と共にデベロッパーがクォリティの高いホテルを併設させるケースが見られます。スーパーマーケットや飲食店があるのもホテルステイには嬉しい限りです。ホテル予約が困難な東京で考えた場合、ガイドのオススメは千葉県です。ベッドタウンとして開発された新しい街が多く、駅を中心に発展しています。例えば、つくばエクスプレスで秋葉原から30分ほどの柏の葉キャンパス駅前には、新しいハイクラスのビジネスホテルがあります。料金は変動するので一概には言えませんが、都心の同クラスホテルと比較するとかなり安価な設定です。
公共系ホテルを狙う
各種団体などが運営している公共系のホテル・宿泊施設も狙い目です。会員向けの宿泊施設ですが、一般利用も可能な場合が多くあります。料金変動も少ない上、一般にはあまり知られていないホテルも。また、予約サイトには出ないケースもあるので、マメにチェックしてみると良いでしょう。例えば、国家公務員共済組合連合会(KKR)が運営している公共ホテルでは、横浜中心部に隣接する立地ながら、閑散期日の1名利用で、約5000円~と格安のレートです。
参考記事
ホテル選びの裏技 お得な「公共ホテル」を狙え!
メジャーになった「簡易宿所」を利用する
カプセルホテルやゲストハウス(ホステル)といった、同一の空間を共有する宿泊施設が進化しています。簡易宿所というカテゴリーですが、LCC(格安航空会社)や高速バスといった低廉・簡便な移動手段が増えたことに呼応するように、格安に宿泊できる施設が注目を浴びているのです。独自のコンセプトを打ち出す施設も増加中です。プライバシー、特に音の問題が気になるところですが、ラウンジや大浴場といったパブリックスペースが充実している施設も多く意外に快適です。特にカプセルホテルでは敢えて満室にせず、その特性からウォークイン枠を設けている施設も多くあるので、選択肢の一つになるでしょう。参考記事
ホテル評論家厳選!東京のカプセルホテル部門別9選
評論家が伝授! カプセルホテルの選び方・泊まり方
今、ゲストハウスはバックパッカーだけの宿じゃない?
レジャーホテルを狙う
フロントにロビーも!ラブホテルのイメージは皆無(ホテルバリアンリゾート)
参考記事
フロントスタッフがいるラブホテルが増えている理由
曜日や立地、業態などに着目してホテル予約術を解説しましたが、いかがだったでしょうか? 過去に例のないホテル好景気が続く中で、ホテルでは様々な先取的試みが見られます。予約術を知ることで、今まで知らなかったホテルを体験する機会にも恵まれるかもしれません。