フルモデルチェンジ予定の新型「セレナ」を公開

新型「セレナ」

7月13日、新型「セレナ」の先行披露と自動運転機能「プロパイロット」の発表会が行われた


日産が突如8月下旬(ディーラー情報によれば24日)に発表する次期型セレナの概要を公開した。搭載されるエンジン等、詳細情報はアナウンスしなかったものの、すでにネットでスペックも流れている。今や2リッター級の3列シートミニバンと言えば日本市場での売れ筋。同じタイミングで発表されるホンダ・フリードを牽制する意味もあるのだろう。果たしてどんなミニバンか?

フロントデザインを大幅に変更。「大きく見えるデザイン」は成功のカギ

新型「セレナ」

フロントデザインを大幅に変更。実際のサイズ以上に「大きく見えるデザイン」はヒットに大事な要素だ


まずエクステリアデザイン。写真を見て頂ければ解る通り全て公開された。今回フルモデルチェンジなのだけれど、車体の基本骨格を先代から引き継ぐ。したがってボディの寸法やバランスなど現行モデルと似ている。ただ不評だったフロントデザインを大きく変更。新しいセレナは、上下2段式のライトを採用するなど上級ミニバンのエルグランドと比べても負けていない押し出しの強さを持つ。

2リッター級ミニバンの場合、安っぽく見えたり、貧弱に感じるデザインは成功しない。100m離れたら軽自動車のように小さく見えてしまうホンダ・ステップワゴンを見ると圧倒的に人気無し! 一方、実際のサイズ以上に大きく感じさせるトヨタ・ヴォクシーはこのクラスのベストセラーカーになっている。新型セレナもヴォクシーと同じく「大きく見えるデザイン」を採用した。イケると思う。

まずは現行モデルと同じ「シンプルなハイブリッド」から発売

搭載されるエンジンは未公表ながら、前述の通りネット検索で多数ヒットする。ディーラーの販売資料によれば、現行モデルと同じ「シンプルなハイブリッド」(日産がカタログで書いてある表現)の2リッター4気筒147馬力。JC08モード燃費は現行モデルの16km/Lから向上し17,2km/Lになる模様。燃費を追求した本格的なハイブリッドは、1年遅れくらいで追加されるという。

新型「セレナ」

インテリアは先代から引き継ぎ、クラストップの広さをキープしている


セレナの大きなセールスポイントになっているインテリアも、基本を先代から引き継ぎクラストップの広さをキープ。ベンチシートとセパレートシートの変更が可能な1列目&2列目シートや、成人男性ですらユッタリ座れる3列目シートを備える。このあたりは、1500cc級のミニバンであるトヨタ・シエンタや前述のフリードなどを圧倒。予算に余裕あれば2リッター級を選びたいところ。

気になる自動ブレーキは、性能を向上させてきた。前方の状況を判断するためのカメラを現行モデルよりワンランク上の解析能力を持つタイプにグレードアップ。現行モデルだと停止車両に対し追突せず停車可能な速度は30km/L以下。次期型から40km/h程度になるという。歩行者の視認しての自動ブレーキも可能(停車可能な速度は未発表)。

注目の自動運転機能「プロパイロット」を搭載

「プロパイロット」機能

「プロパイロット」は限定的な自動運転機能だが、激しい渋滞で大きな威力を発揮しそうだ


さらに多くのメディアで紹介されているとおり『プロパイロット』と呼ばれる限定的な自動運転機能も採用された。先行車が存在し、なおかつ車速10km/h以下であればハンドルもブレーキもアクセルも連続して自動制御される。11km/h以上になると「ハンドルから手を離さない」という条件で車線の中央を保とうという機能が稼働する。行楽帰りの激しい渋滞で絶大な威力を発揮してくれることだろう。

このタイプの自動運転技術は「クルマの運転が嫌いな人」を意識した完全自動運転というより、ドライバーの補助的な機能を重視している。自動車メーカーに聞くと、居眠り運転時の事故防止や心臓や脳の疾患などで意識障害が出た際、高速走行中でも安全に路肩で停止できる性能を最初の目標にしているようだ。誰でもあり得る事態だけに、早期の実用化が期待される。



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