ドリンクでもアイスクリームでもケーキでもない、ふんわり食感で楽しむチョコレートデザートの新作が登場しています。
サマーシーズン限定のリンツ ショコラ カフェの「リンツ ムース・オ・ショコラ」、そして春に販売開始となったばかりの、ピエール マルコリーニ新宿店限定のふんわり食感の定番「クレーム ダック」。2種類の新しいふんわりショコラデザートをご紹介します。
リンツ ショコラ カフェ 「リンツ ムース・オ・ショコラ カカオ 66% カフェ」
春から夏にかけて、リンツ ショコラ カフェに、チョコレートのムースが登場するのをご存じですか?ふんわり食感なのに、しっかりとチョコレートの風味を感じられるのが特徴。あくまでも主役はチョコレート。ほどよいビター感になるように、リンツのチョコレートをカカオ66%に、調整しています。 「ムース オ ショコラ」は、フランスではポピュラーなチョコレートのデザートです。フランスではオールシーズン楽しまれますが、高温多湿な日本の夏には、ムースのエアリーさとひんやりした口どけがぴったりなのでは、という発想から、リンツでは日本独自のメニューを考案。2015年から春夏のメニューとして提供されています。
2015年7月から9月まで、そして2016年6月末まではプレーンなチョコレートのムースが提供されていましたが、7月1日からは、チョコレートムースの上に、とろりとしたキャラメル風味のコーヒーソースが一層重なった新しいアレンジが登場しました。
チョコレートムースのしゅわっとした口溶けを追いかけるように、時間差で口どける繊細なチョコレートのスライス。それをふわふわのホイップクリームがまろやかにつつみます。リンツ ショコラ カフェのデザートは、カジュアルなスタイルでありながら、お味や食感のバランスが繊細に計算されていることを感じます。 カップで提供されますので、イートインでもテイクアウトでも。ドリンク感覚で気軽に味わえるチョコレートデザートとして好評です。
テーブルで、レストランのデザートのようにムースを楽しみたい日もありそうですね。そんな気分のときは、銀座店へどうぞ。
ビスキュイ生地の上に置かれたムース・オ・ショコラを、赤いベリーやグレープフルーツ、バニラアイスクリームなどと一緒にいただけます。フレッシュミントの清涼感もアクセントです。
●DATA
リンツ ムース・オ・ショコラ カカオ 66% カフェ
価格: 680 円(税込)※テイクアウトカップでの提供
販売期間: 2016年7月1日(金)~9月30日(金)
販売店舗: 表参道店、渋谷店、自由が丘店、吉祥寺店、ルミネ立川店、ルミネ北千住店、 横浜ベイクォーター店、名古屋ラシック店、金沢百番街 Rinto 店、仙台パルコ2店、 三井アウトレットパーク入間店、土岐プレミアム・アウトレット店、りんくうプレミアム・アウトレット店
●問い合わせ
フリーダイヤル 0120‐313‐045
営業時間 9:00~18:00
ピエール マルコリーニ 「クレーム ダック 」
ピエール マルコリーニ新宿店が2016年4月にオープン。それと同時にふんわり食感のデザートが初登場となりました。きめ細かい空気を抱き込んだ、新感覚のチョコレートデザー トです。チョコレート好きで、新宿駅をよくご利用される方なら、もうお召し上がりになったかもしれませんよね。カップの中には、ふわふわのミルクチョコレートクリーム。その上には細かく削ったダークチョコレートのトッピング。スプーンで食べ進めると、カップの中には、ダックワーズ生地が入っています。 クリームの間に入っているさくっとした食感のダックワーズ生地は、ヘーゼルナッツの香り。エアリーに口溶けるチョコレートクリームと合わさることで、食べ応えがあります。でもあくまでも軽快に。
ピエール マルコリーニは、ソフトクリームやチョコレートドリンクが人気ですが、次はどのアイテムとも異なる「柔らかなチョコレートクリームをそのまま食べる」という発想を、日本独自のメニューとして形にしたそうです。
高圧のサイフォン内と外気との気圧差を利用して独自のレシピで作る、ふわふわのチョコレートクリーム。オーダーを受けてから作られますので、クリームを絞る様子も、少し遠くからですが、ご覧になることができます。
オリジナルミルクチョコレート、クリームなどをあわせたピエール マルコリーニスタイルのチョコレートムースデザートといえるでしょう。
カーネーションみたいできれいですね。
こちらは、ダックワーズ生地の上にフランボワーズのほのかな酸味の優しい口当たりの ホワイトチョコレートクリームをあわせています。フランボワーズの爽やかな酸味が、夏にもふさわしいと思います。 クレームダックは、ショコラ、ブラン(ホワイトチョコレート)、フランボワーズの3種類があります。
オーダーして、受け取って、すぐ後ろを振り返ると、自由に座れるスペースがありますので、少し休憩しながら召しあがっても。スプーンできれいに口に運べますので、お口や手が汚れる心配が少なく、持ち歩きもしやすいと思います。JR新宿駅の改札の外(改札のすぐそば)にありますので、JRにご乗車されない方も、気軽に楽しむことができます。
●DATA
マルコリーニ クレームダック全3種(ショコラ、ブラン、フランボワーズ)
価格:各540円(税込)
販売場所:JR新宿駅新南エリアNEWoMan エキソト 2階
営業時間:10:00~22:00(ラストオーダー21:00)
http://www.pierremarcolini.jp/index2.html
いかがでしたか?
フランスでは「ムース・オ・ショコラ」、つまりチョコレートのムースは、ビストロやカフェのメニューとしてもポピュラー。家庭でも日常的に作られています。
日本人はふんわり・なめらか食感が大好きですから、ムース・オ・ショコラのような食感のデザートは、受けいれられやすいのではないでしょうか。また、今回ご紹介した2種のように、日本のライフスタイルや気候にあわせた、独自のユニークなスタイルになっていくのでは、と私は考えています。
チョコレートを軽やかに楽しみたい気分のとき。みなさんも、こんな新しいデザートを、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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