砂漠の中にある巨大アート

1人の男のロマン!サルベーション・マウンテン

1人の男のロマン!サルベーション・マウンテン

ここ数年、日本のメディアを賑わせているロサンゼルス郊外のニュースポット、サルベーション・マウンテン。ここは、アクセスがなかなか難しい場所ながら、連日、日本人旅行者が訪れる定番のスポットになりつつあります。
入口の看板からとてもカラフル

入口の看板からとてもカラフル


アートに込められるレオナード・ナイト氏のメッセージ

ロサンゼルスから車を走らせること約2時間半。最後の町を通り過ぎ、約10分で砂漠の真ん中に現れるカラフルなサルベーション・マウンテン。これは、レオールド・ナイト氏が約30年かけて作り上げたアートです。サルベーションとは英語で、「救い」または、「救世主」を意味し、マウンテンの真ん中には「GOD IS LOVE(神は愛)」の文字が大きく書かれています。
青い空に映えるカラフルなマウンテン

青い空に映えるカラフルなマウンテン

バーモント州の小さな町で生まれ育ったナイト氏は、故郷を離れ、旅をしているうちに何度かカリフォルニアを訪れました。そして、自分の町とは違う、暖かい気候に魅了され、現サルベーション・マウンテン周辺に滞在することに。宗教的なメッセージを書いた気球を揚げようとしましたが失敗に終わったため、ここを離れる前に、自分がいた証を残そうと作り始めたのが、このマウンテン。それが徐々に大きくなり、これを作ることが彼のライフワークになっていきました。
黄色の道を登って行く!他のところは保護のため歩くのは禁止!

黄色の道を登ります。他のところは保護のため、歩くのは禁止!

現存するサルベーション・マウンテンは、2つ目のマウンテン。1980年に作り始めた最初のものは、砂やセメントですぐ壊れてしまい、満足行くものではありませんでした。その後、かつてネイティブアメリカンのナバホの人々が家を作るために利用していた赤土とわらをミックスさせる技法を用いて、もっとしっかりしたマウンテンを作ったのです。現在、高さは約15m。上まで続く黄色でペイントされた道を登れば、上からサルベーション・マウンテンの全景と周りの砂漠を見渡すことが出来ます。
マウンテン隣の未完成の建物の中

マウンテン隣の未完成の建物の中

サルベーション・マウンテンは、2000年に入ってから、価値のあるアート建造物として認められ始め、現在では政府の管理の元に置かれています。2011年にナイト氏が倒れ、2014年に死去した後も、たくさんの団体やボランティアの人たちの手によって、ペンキが塗り替えられ、修復され、保存されています。

今度ロサンゼルスを訪れたら、ぜひ遊びに行ってみてください! ちなみに、キャンプ道具を持って行けば、パーキングの近くでキャンプが可能ということです。

アクセス

ロサンゼルスからI-10フリーウェイを東に約1時間半、そこからさらにハイウェイを約1時間走った砂漠の真ん中にサルベーションマウンテンはあります。レンタカーか、ロサンゼルスからのオプショナルツアーで行くことが出来ます。行く途中に、ロサンゼルス近郊最大のアウトレット、デザートヒルズ・プレミアム・アウトレットがあり、日帰りのフィールドトリップではあわせて訪れるのがベスト。また、近くのリゾート地、パームスプリングスに1泊するのもおすすめですよ。

取材協力:カリフォルニア観光局

<DATA>
Salvation Mountain(サルベーション・マウンテン)
住所:Beal Rd, Niland, CA 92257
TEL:なし
入場料:無料

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