化粧箱には入れなくてOK
高級な革バッグの場合、化粧箱に入れられています。そのため、使わないバッグは、そのまま化粧箱に入れてクローゼットの奥に積み重ねたりしがちです。
しかし、下の方に置かれたバッグはなかなか外に出して風に当てる機会もなく、どんどん通気性の悪い環境に置かれてしまうことになります。それが革バッグのカビや臭いの原因になってしまいます。
ですので、バッグを梅雨や湿気の多い季節に長期間収納しておく場合には、化粧箱には入れずに不織布のままの状態でOK。上部の余った部分は、写真のようにリボンやゴムで留めておくと良いでしょう。
革バッグの収納、3つのポイント
1)バッグは寝かせず、立てて収納する自立するバッグの場合、できれば立てて並べるのが良いでしょう。床や棚板と触れている面積を少なくすることで、通気性を確保します。
2)アロマサシェや除湿剤を活用する
革バッグを収納する前に、除湿剤や乾燥剤を一袋、それぞれのバッグに入れておきます。収納直前に雨に当たってしまったりして、革バッグの臭いが気になる方は、アロマサシェを一緒に入れておいてもOKです。
2)収納前に汚れ落しクリームで一拭きする
つい面倒くさくなりがちな革バッグのお手入れですが、クローゼットの奥深くにしまう前に、お手入れしておくことも大切なポイントです。
革専用の汚れ落しクリームで拭いておくこのひと手間が、次シーズンの革バッグの美しさを保つことに貢献します。
以上が、梅雨時期前に革バッグを収納する上でのポイントになります。これらのポイントを押さえて、大切なバッグをぜひ長く使える状態で保ってみてくださいね。