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より飲みやすくなった「オーエスワン」で脱水対策を

脱水状態時の水分補給に適している経口補水液「オーエスワン」が、3月1日よりリニューアル。飲みやすい味とパッケージになり、賞味期限も12ヶ月に伸びるなど、より多くの人が使いやすい製品になっています。

執筆者:All About 編集部

味・パッケージがリニューアルされた「オーエスワン」

「経口補水液」は、水分と電解質をすばやく吸収できるように、塩分と糖質の濃度を調整した飲み物です。中でも代表的な大塚製薬の「オーエスワン」は、乳幼児から高齢者までを対象に、脱水状態時に適しているという表示が病者用食品として国から認められている唯一の製品となっています。

オーエスワン

3月1日より、味とパッケージが新しくなった「オーエスワン」


3月1日より、このオーエスワンが味とパッケージを新しくしてリニューアル。補給効果に関する成分は変えずにスッキリと飲みやすい味になり、ボトルの形もより手に馴染みやすいデザインに変更になっています。また、賞味期限も12ヶ月に延長するなど、ストックとして置いておく際にも役立つものになりました。

脱水症は、いまの時期から注意しておきたい

日に日に湿度と気温が高くなり、ベトベトとした汗をかきやすくなる季節が近づいています。外で運動をしているワケでも、強い日差しにあたっているワケでもないから大丈夫……と思っていても、体液は想像以上に失われているものです。厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動によると、日本人の多くの人では水分摂取量が不足しているとのこと。一日に必要な水分を確保するには、朝起きたときや寝る前など、コップの水をあと2杯飲む必要があるとのことです。

また、普段のどが乾いてからようやく水を飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。しかし実はのどが乾くのはすでに脱水が始まっている合図。乾きを感じてから飲むのではなく、その前に水分を摂ることが重要です。

もし、こうした注意を行っていても、過度の発汗によって強いのどの渇きや食欲不振、体温の上昇や頭痛を感じてしまった場合は、水分だけでなく塩分の摂取も必要です。スポーツドリンクなどでは飲みやすさのため糖分が多く入っていることもあるので、脱水時の水分補給にはオーエスワンのような経口補水液が勧められることも増えてきています。

ただ、塩分が多く含まれているということは、気をつけて摂取すべき人もいるということ。オーエスワンは病者用食品なので、基本的に医師・薬剤師などの指導を受けた上での飲用となります。自分や身近な家族の脱水が不安な場合は、はやめにかかりつけの医療機関やドラッグストアで相談し、ストックしておくとよいでしょう。

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