全国から生徒が集まる函館ラ・サール中学校

関東や関西だけでなく、名古屋出身の生徒もいるなど函館市外の出身者が約7割を占める。まさに、全国各地から生徒が集まる函館ラ・サール中学校

関東や関西だけでなく、名古屋出身の生徒もいるなど、道外の出身者が約7割を占める。まさに、全国各地から生徒が集まる函館ラ・サール中学校

ラ・サール修道会は、世界80カ国で1000余の学校を経営しており、函館ラ・サール中学校はその一つです。1960年に函館市日吉町に男子校として函館ラ・サール高校が設立され、1999年には函館ラ・サール中学校が併設されました。鹿児島にあるラ・サール学園とは兄弟校で、仙台には養護施設「ラ・サール・ホーム」もあります。

入試が全国各地で同時に行われることもあり、東北ほか、関東や関西など、全国各地から生徒が集まり、在校生は道外出身者が約7割を占めます。

進学力に加え、「たくましく豊かな人間力」を育成

公立校が優勢な北海道で、歴史と伝統を誇る函館ラ・サールは単なる進学校ではなく、「中高6年間で将来の自分にとってのたくましく豊かな人間力」を身につけることも目標に掲げています。理念の一つである「ファミリースピリット(家族的精神)」を大切にし、互いに助け合い、喜びも悲しみも、ともに分かち合う人材の育成を目指しています。

道外出身者が多い函館ラ・サール学園では、中学寮が充実しています。定員は各学年94名で、合計282名が入寮可能です。なんと言っても最大の特徴は、大部屋方式(1年生のみ)をとっている点です。一見時代錯誤とも思える大部屋での寮生活が、友人関係を強固なものとし、精神的にも成長するよい機会となっているのです。2年生からは、4人部屋へと移ります。寮には、学習するための自習室以外にも、テレビと簡単な調理設備を備えたラウンジがあり、高校寮で実績のある「先輩チューター制度」を中学寮でも導入しています。 
 

中3では英語圏への海外研修旅行を実施

土曜日は4時間授業で、火・水・金が7時間授業となっています。1週間の授業時間は37時間で、これは私立中学校としてはやや多めの授業時間となっています。そのうち約半分の18時間を国・数・英の主要3教科に充てています。カトリック系ミッションスクールの特色を生かし、倫理宗教の科目を取り入れたり、国際性を重視して中3では英語圏への海外研修旅行を取り入れたりしているのが特徴です。