全国から生徒が集まる函館ラ・サール中学校
関東や関西だけでなく、名古屋出身の生徒もいるなど、道外の出身者が約7割を占める。まさに、全国各地から生徒が集まる函館ラ・サール中学校
入試が全国各地で同時に行われることもあり、東北ほか、関東や関西など、全国各地から生徒が集まり、在校生は道外出身者が約7割を占めます。
進学力に加え、「たくましく豊かな人間力」を育成
公立校が優勢な北海道で、歴史と伝統を誇る函館ラ・サールは単なる進学校ではなく、「中高6年間で将来の自分にとってのたくましく豊かな人間力」を身につけることも目標に掲げています。理念の一つである「ファミリースピリット(家族的精神)」を大切にし、互いに助け合い、喜びも悲しみも、ともに分かち合う人材の育成を目指しています。道外出身者が多い函館ラ・サール学園では、中学寮が充実しています。定員は各学年94名で、合計282名が入寮可能です。なんと言っても最大の特徴は、大部屋方式(1年生のみ)をとっている点です。一見時代錯誤とも思える大部屋での寮生活が、友人関係を強固なものとし、精神的にも成長するよい機会となっているのです。2年生からは、4人部屋へと移ります。寮には、学習するための自習室以外にも、テレビと簡単な調理設備を備えたラウンジがあり、高校寮で実績のある「先輩チューター制度」を中学寮でも導入しています。