電力完全自由化を理解したら電気料金プランを比較しよう!
電気料金の比較サイトを利用すれば、自分に合った料金プランが見つけやすい
そこで、電気料金プランの比較サイトを利用すると便利です。
【主な電気料金プランの比較サイト】
●電力比較サイト エネチェンジ
●価格.com 電気料金
「エネチェンジ」で実際に料金プランを比較してみました。(1)郵便番号、(2)現在の電気料金(会社、契約プラン、電気使用量)、(3)家族の特徴(世帯人数、ガスの契約、生活時間帯)の質問に回答すると、おすすめ順、電気代節約額順などにソートして、プランを表示することができます。入力の所要時間は、2、3分程度です。「価格.com」も入力の流れは、大体同じです。いずれにせよ、電気の使用量や電気代の入力が必要になるので、「電気ご使用量のお知らせ」(東京電力の場合)を手許に準備しておくと良いでしょう。
■電気料金プラン比較サイト利用上の注意点
●1年間の節約額が表示されても、その内容をしっかりチェック!
1年間の節約額が表示されても、その中身をしっかりチェックする必要があります。節約額の算出方法として、電気代そのものの節約額のほか、ポイント加算や、キャンペーン(契約時に一定のポイントが貰えるなど)による加算も、1年間の節約額に含まれます。従って、2年、5年と契約を続けた場合の比較も大切です。「価格.com」のサイトでは、2年、5年の比較も可能です。
●割引セットに含まれるサービスの割引料金が正確に反映されない
電力契約を結ぶと、ツアー料金やガソリン料金が割引になる小売電気事業者があります。例えば、ガソリン料金が10円/L安くなるとしても、年間100Lの人と、500Lの人では、節約効果は変わります。また、携帯電話やインターネットサービスとのセット割引の場合、通信料も含めて家計の見直しをする良い機会になるとも言えますが、そうでなければ、メールアドレスを変更する必要があるなど、いろいろ面倒なことになりそうです。やはり、個別の事情を踏まえて、料金プランを選ぶ必要があるといえます。
●ライフスタイルに合った料金プランが正確に反映されない
既存の電力会社では、曜日・時間帯ごとの割引サービスなど、ライフスタイルに合わせた、さまざまな料金プランを提供しています。どの料金プランが最適かは、スマートメーターによる、曜日・時間帯ごとの電気使用量を分析する必要があります。比較サイトの結果と、既存の契約内容を見直した場合の比較も行う必要があります。
●解約時の違約金の情報もチェック
契約期間を1年、2年など、予め決めて契約すると、電気料金が安くなる料金プランもあります。その場合、期中に解約すると、違約金が発生する場合があるので、違約金情報もしっかりチェックしましょう。4月以降も新しい電気料金プランが次々に出てくると思われるので、今の段階で違約金の発生するタイプの料金プランはあまりお勧めできません。
>>料金プランを比較したら、いよいよ手続きへ