行きつけのお店があるって、いいもんですよ
いろいろなお店を食べ歩くのもいいけど、ひとりでも気楽に立ち寄れる「行きつけのお店がある」、というのも素敵ですよね。空いた時間に軽く一杯だけ飲みに寄ったり、名物メニューを食べるために定期的に通ったり……。一見さんとは違う、でも、気楽な関係をあなたも築いてみませんか?気楽に気軽にきまぐれに……ありがたい行きつけのお店
行きつけのお店があるとありがたいのは、(少し語弊がありますが)ちょっとしたわがままが云えるところでしょうか。僕は、「待ち合わせの時間まで20分だけ時間がある」なんて時に、「一杯だけいい?」という感じで行きつけのお店に入ることがあります。その他にも、ボトルの持ち込みを相談したり、宴会のコースをアレンジしてもらったりと、お店との関係があるからこそ、多少のわがままを聞いてもらえることがあり、イザというときに心強い存在になっています。お店の方とのコミュニケーションが大事
お店の人とはフレンドリーに接しましょう。
立ち寄る回数が多い店、ではなく、真の意味での「行きつけのお店」を作るということは、お店やスタッフとの信頼関係を築くことだと考えてください。信頼関係なので、お店単位というよりはスタッフ個人個人とのコミュニケーションが大切です。たとえば、同じお店に3回通ったとしても、接客してくれたスタッフがすべて異なる人だった場合には、信頼関係は築きづらいと思います。
行きつけのお店を作る5つのステップ
行きつけのお店を作る=お店の方との信頼関係を作る、ということで、そのための5つのステップを考えてみました。ステップ1:通いたいと思えるお店を見つける
まずは「このお店なら何度も来たいなぁ」というお店を見つけることからです。好きなメニューがある、通勤途中にある、美形のスタッフが多い、なんだか雰囲気がいい、などなど、理由はなんでもいいですが、好きになれるお店じゃないと意味がありません。
ステップ2:コミュニケーションの取りやすい位置、時間を狙う
ビールを注ぐのが見えるナイスポジション
ステップ3:自分のことを少しずつ話しながら質問をしてみる
コミュニケーションは基本的に「会話」ということになりますが、何を話せばいいのか、最初はわからないかもしれません。そんな時はメニューについて質問してみてはいかがでしょうか? 「ちょっと疲れているんで味の濃いものが食べたいんですが、オススメはありますか?」とか、「サクサクしたものが好きなんですが、何かありますか?」など、自分の状況だったり好みを伝えつつ、お店のことも聞くといいんじゃないかと思います。スタッフ側に余裕があれば、そこから「仕事でお疲れなんですか?」、「サクサクしたものといえば、あれは食べました?」だったりと、話を振ってくれて、会話が膨らむこともあるかもしれません。
ステップ4:期間を空けずに再訪する
お店の方とある程度コミュニケーションがとれたら、あまり期間を空けずに再訪しましょう。同じような「半年に3回」の来店でも、2カ月に1度ずつより、1週間に3回来店した人の方が、その後で1年間来店しなくても記憶に残りやすいそうです。恋愛であれば、通い詰められると怖いかもしれませんが、お店で食事をしたりお酒を飲む分には、ほとんどの場合、迷惑になることはないはずです。お客さんとして記憶に残る、認識されることが大事です。
ステップ5:イベントに参加する、イベントを作ってみる
お店のスタッフに覚えてもらい、お店に行った時に「いらっしゃい!」以外の挨拶が出てくるようになったら、それはもう行きつけのお店、と考えていいような気がしますが、さらにステップを進めたいのであれば、イベントに参加してみてはいかがでしょうか? お店が主催しているイベントや周年パーティーなど、普段と違ったスタイルや場所での営業に顔を出すことで、さらに仲良くなれるはずですし、お店の常連さんと知り合う機会にもなるかもしれません。
イベントにも行ってみよう!
友達を作るようなものかもしれない
いかがでしたでしょうか? 行きつけのお店を作るということは、友達を作るようなものだと考えると、ちょっと面倒ですか? それとも楽しいですか? いずれにしても人と人のつながりを作るということなので、お互いにフレンドリーないい関係を築いて、たくさんの素敵な時間を過ごしていただけたらと思います。乾杯!!<合わせて読みたい関連記事>
プロに聞く! 飲み屋でイヤな客にならない方法
嫌われないハシゴ酒!楽しい居酒屋ホッピングのススメ