800種類以上もの銘柄があり、同じ味は2つとないといわれているベルギービール。熱く語る人を見れば、美味しいものであることはわかります。でも、あまりの多種多様さに、どれから飲んだらいいのかわからないというのが本音かもしれません。

そんな方のために、『ベルギービール大全』の著者である三輪一記さんに、ベルギービール初心者の方にオススメする6本を選んでいただきました。ベルギービールに興味を持たれたら、まずはここから始めてみませんか?

三輪さんが語るベルギービールの魅力

『ベルギービール大全』三輪一記+石黒謙吾 共著
ベルギービールについて語る三輪さんの口から幾度となく発せられたのが、「物語」という言葉。

造り手とビールの「物語」を知り、ラベルに込められた造り手の想いを理解していくことが楽しいと語る三輪さん。醸造所の歴史や銘柄の誕生秘話など、造り手とビールの背景にあるストーリーをとても大切にしていらっしゃる姿が印象的でした。

『ベルギービール大全』では、ビールの味わいのみならず、それぞれの「物語」についても触れられています。

三輪さんオススメのベルギービール6本

ベルギービール初心者の方に三輪さんがオススメする6本をご紹介します!

ヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden White)
写真:ベルギービールJapan

「日本で人気ナンバーワンのベルギービールです。」

「喉越しがすっきりしている点では、日本のビールと共通しています。喉の渇きを癒すために飲んでも美味しいビールなので、ベルギービールが初めての方は、これから飲んでみるといいと思いますよ。」

「小麦のほかに、オレンジピール、コリアンダーなどのスパイスが使用されているのが、ベルギーのホワイト・ビールの特徴です。オレンジ、コリアンダー、リンゴ、アプリコットのような香りがあり、口に含むとさわやかな酸味を感じる、フレッシュでフルーティーな味わいのビールです。」

デュベル(Duvel)
写真:ベルギービールJapan

「このビールは、低い温度から高い温度に変化するにつれて、香りも味わいも変わっていくんですよ。ビールの温度によって味わいが変わるので、食前、食中、食後と、あらゆるシーンで楽しむことができます。オールマイティなビールですね。」

見た目は輝きのある明るいゴールドで、日本のビールにそっくり。でも、香りと味わいは全く異なります。お友達に振舞って驚かすことも多いという三輪さん。

「グラスに注げば、クリーミーで腰の強い泡立ち。オレンジやレモンのような柑橘系の香りに、クローブ、コショウ、コリアンダーなどのスパイシーな香り。ホップによる苦味、十分な旨味、熟したフルーツの香りがバランスよくまとまった、すばらしいビールなんですよ。」



次ページでは、ベルギーの伝統的なビール、ランビックから三輪さんがオススメする1本と、三輪さんが直輸入するベルギービールの中でダントツに人気のある1本が登場します!