夜遅くまで子供が眠らない。親はヘトヘトどうすればいい?

image

親は今スグ寝たいのに、子供が遅くまで寝ないという悩みは多いもの

子育ては、山あり谷あり悩みあり!育児にまつわるリアルなお悩みを、All About 子育てガイドがスッキリ解決いたします。(子育てのお悩み募集はコチラから>>)
今回は「子供の就寝時間」に関する、こんなお悩みが寄せられました。


【相談内容】子供の就寝時間が遅い。ショートスリーパーなの?

『4歳の幼稚園男児・2歳女児のパパです。小さい頃から睡眠時間が短く、昼寝もほぼしないのに、就寝するのが毎日23時位と遅いです。僕が21時ごろに帰宅するため、そこで子供のテンションが上ってしまう事も一因かもしれません。日中、体を動かす習い事をやらせても、まだまだ体力が余っているのか全然寝ません(涙)。

起床はだいたい7-8時ですが、朝早起きさせても、1時間前倒しするだけで、あまり解決しません。(6時起床→22時就寝になるだけ)
どうしたら早く長く眠ってくれるでしょうか?短い睡眠でも、成長に悪影響はないのでしょうか?親はもうヘトヘトです。』
(相談者:東京都 30代 パインパパ)

子育てガイド 田宮由美が、そのお悩みをスッキリ解決いたします!


【育児のプロが全力回答】
パパとの朝コミュニケーションをご褒美に、朝型生活にシフト

日頃から子供とよく触れ合っている素敵なイクメンパパぶりが窺えますね!しかし、パパの帰宅時間が、毎日子供の就寝時間にぶつかってしまうのは問題アリ。もし可能なら、早く帰る日と遅く帰る日を作るなど、帰宅時間を調整するようにしましょう。

また、夜の代わりに朝に父子のコミュニケーション時間を取る形がオススメです。「朝、絵本を読もうね」「一緒に、ホットケーキを食べよう」なんかもGOOD!それが楽しみになって、早起き・朝型生活シフトのきっかけになるかもしれません。父親も長続きしそうな一緒に楽しめる事を、子供に提案してみるのはいかがでしょうか?

乳幼児の睡眠は、成長ホルモンの分泌も促す

乳幼児にもレム睡眠やノンレム睡眠はありますが、まだまだ解明されていない事も多くあります。もしかするとお子さんは、短時間で深く眠っているのかもしれませんが、乳幼児期の睡眠は心身だけでなく脳も休め、また成長ホルモンの分泌も促進します。できれば、もう少し長く睡眠時間を取るようにしたいので、次の項目を参考にして下さい。

子供を夜にしっかり眠らせる為の5つのポイント

1 朝陽をしっかり浴び、夜、睡眠に導く
眠気を司るメラトニンというホルモンがあり、朝陽を浴びた約14~16時間後に分泌され始めると言われています。まず、朝起きたらすぐに太陽の光を浴びさせ、体内時計を整えましょう。

2 生活リズムを整え、就寝時間も一定にする
就寝する2~3時間前までには夕食を済ませると、消化や健康面にオススメです。また眠気は体温が下がり始めた頃に感じ始めまるので、入浴も就寝の2時間くらい前に設定するとよいでしょう。

3 室温、湿度、寝具やパジャマを快適に
眠る際の温度目安は、室温は20度前後、湿度は50%前後、布団の中は33度くらいが適切と言われています。

4 睡眠を妨げるブルーライトやテレビ等は、親自身も注意
テレビやパソコン、スマホの光も脳を興奮させてしまいます。メラトニンとの関係や脳の興奮を考えると就寝する2時間くらい前には、親もふくめて終了するようにしましょう。

5 日中、屋外で体を動かしたりして遊ばせる
昼間の適度な運動は、夜の睡眠を導きます。


「早く寝なさい」よりも「一緒に寝たいな」が効果的

「ママ眠いから、○○君が一緒に寝てくれたら、嬉しいなぁ」と誘うように話しかけてみてください。「早く寝なさい!」と怒鳴って、無理やり子供を寝かそうとするより、親の気持ちを伝える言い方のほうが、子供のプライドもくすぐり効果的。

親が必死になってイライラしても、子供の心に響かず悪影響がでることさえあります。子供の成長に個人差があるように、睡眠にも個人差があります。気持ちをゆったり持って、おおらかに対応していきましょう。


回答者:All About 子育てガイド 田宮由美

田宮由美

 

心に寄り添うアドバイスで親子の笑顔を引き出す子育て支援士

教育現場での勤務、子供に関わるボランテイア活動、自身の子育てから、心に寄り添うアドバイスで、親子ともに笑顔にし、生きる力を育む子育てを発信中。現在は執筆、セミナー、講演を中心に活動。長男は国公立医学部在籍、仕事と子育てを両立してきた経験からワーク ライフ バランスも伝えている。


詳細プロフィール >>
執筆記事一覧 >>



 

子育てに関するお悩み募集中!

連載企画「育児のプロが全力回答!子育てのお悩み解決クリニック」では子育てに関するお悩みを募集しています。相談したい方はコチラからご応募ください。


イラスト制作:ナナイロペリカン

ナナイロペリカン

 

東京下町生まれの二児の母。グラフィックデザイナー職を経て、妊娠をきっかけに始めた育児絵日記ブ ログ「たまご絵日記」が人気となり著書に 『たまご絵日記1~2』(マイナビ出版)『いろはにちへど』(講談社)がある。育児コミックエッセイ分野を中心に活躍中。

『めちゃめちゃ体力有り余ってるー!なんて強靭な肉体なんでしょう!?そんな「ゴルゴ13」のようなお子様は「将来の日本の宝」かもしれません。スポーツ英才教育などして、いっそ伸ばしてみてほしい……なんて妄想してみたり(笑)。(ナナイロペリカン)』

 


「子育てのお悩み解決クリニック」関連記事



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。