「志望業界が絞り切れない」人は視点を変えよう

調べる、ひと手間が就活を劇的に変える

調べる、ひと手間が就活を劇的に変える

なかなか本気モードになれずに立ち止まっている就活生に多い原因が「志望業界が絞り切れない…」という悩みです。「まず志望業界を絞り込まないと!」とアドバイスを受け、業界本を眺めてみても深い興味が沸いてこない。

ここは少し視点を変えて企業を見ていく必要があります。

街を歩けば「似たような商品やサービス」が溢れかえっていると気がつくことがあるでしょう。どんな業界においてもマーケットはいま飽和状態にあります。同業他社との競争はもちろん異業種間でのマーケットの奪い合い、その中で生き残りを掛けるためには様々な「差別化戦略」を図らなければなりません。特に少子化でマーケットが限られていく社会で、近年注目を集める動きが「異業種間コラボレーション」です。皆さんも日常で多くのコラボレーション商品を目にすることが多くなってきたでしょう。

《異業種間コラボの例》

●ホテル業界×出版業界
ヒット漫画の世界観を体験できる客室をプロデュース
●コンビニ業界×食品業界
「7プレミアム」などのプライベートブランドを充実
●アパレル業界×家電量販業界
ユニクロとビックカメラの共同店舗「ビックロ」
電力自由化に伴った異業種間のコラボ 
などなど…

こうやって見ていくと、就活での「業界」とは企業選びの一つの指針であって、絞り込むことが必ずしも得策では無いことに気付くでしょう。かえって「古いイメージの業界縛り」で活動する就活生が行き詰ってしまう例や、抱いていた業界イメージで語った志望動機が全く的外れになってしまう例も、本当に多く見られます。様々な就活の場面で企業に出会い、「感じたら、調べる(企業研究)」ことが今の就職活動には必須のことなのです。

「企業の立ち位置」を知ると、納得の企業研究に

それでは、具体的に企業研究をしていく時に何を意識してやれば良いでしょうか?

・インターンシップに参加する
・先輩や社員と会って話を聞く 

…なども大切な「知ることの行動」です。

しかしこれだけでは「自分の感覚」に頼らざるを得ません。もう一歩企業理解を進めるためには、その企業の「業界(社会)での立ち位置」を調べていくことです。その方法は決して難しくはありません。各社ホームページの「事業内容」の中にヒントとなるキーワードを探していくのです。

「意味の分からない単語」
そのほとんどは専門用語です。見つけたらその都度「キーワード検索」を掛けていきます。その説明の中にまた「知らない単語」が出てきたら、もう一度その言葉を検索してください。いくつかのキーワードからこの作業を繰り返すうちに、業界の仕組みや取り組みが見えてきます。気付けばあなたも“業界通”、その企業の立ち位置(どこに優位性を持っているのか)が浮き上がって見えてくるようになります。

《インターネットの情報は縦に重なっていると考えてください。一発検索ではなく、キーワードから何度も深く入っていくことで、ようやく「貴重な情報」に辿り着くのです。そのために企業研究はスマホから離れてパソコンで行うことが大切です》

面倒でもまず1社対象を決めて是非トライしてください!

説得力のある志望動機「…だから、御社で活躍したい!」は、このひと手間から生まれてきます。ここからあなたの就活は劇的に変わっていきます。採用担当者もきっとあなたに「よく勉強してきたね!」と言ってくれるでしょう。

意外と優しい「中長期計画」戦略・欲しい人材がまる分かり

上場企業であればネットで簡単に「中長期計画」を手にすることができます。今や家庭の主婦でも株主になる時代ですから、毎年の株主総会などで配布される「中長期計画」は誰が読んでも分かるように優しく書かれています。

そこには就活生が「アッと驚くような」数年後に向けての戦略施策がはっきりと記されています。志望するのは「企業の将来」、そのためにあなたを採用するのです。そう考えれば、過去の企業イメージだけで応募した学生がミスマッチを起こすのは当たり前のことです。

悩み多き就活も「自分で調べる」ことで必ず開けていきます!

「動く・感じる・調べる」が納得内定につながる!≪就活マスター三ヶ条≫です。

※納得内定!≪就活マスター三ヶ条≫の各記事はこちらから
♦ その一「動く」
♦ その二「感じる」
♦ その三「調べる(企業研究)」



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