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長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

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セルフィンプレコ
画像:長谷川秀樹

セルフィンプレコ

学 名:Glyptoperichthys gibbiceps(Kner, 1854)
通称名:L-165
英 名:Sailfinned plecostomus
分 布:南米:アマゾン川、オリノコ川水系の中~上流域
サイズ:50cm
Temp :23-27℃
pH  :6.0-8.0


東南アジアで大量に養殖され、安価に販売される普及種。流通する大半が養殖個体だが、稀に現地採集個体が流通することもある。

貪欲に付着した藻類を食べる事から、中大型魚水槽のコケ取りとしての需要が高く、また雑食傾向が強いため残餌の処理にも向いている。小型の個体が、ディスカスの水槽に入れられているのを良く目にする。

しかし、成長速度が早く、気性も荒いため、その点を考慮の上で飼育すると良いだろう。幼魚が安価に販売されているため、初心者がつい購入しがちだが、最大で50cm前後にまで成長する大型魚ということを忘れないで欲しい。標準的な60cm水槽でも、30cm近くまでは成長する。

さて、名前の由来は、その大きな背びれを帆(セイル)に見立ててのものだろう。その名の通り大きな背びれは迫力があり、脇役的な扱いをされがちの本種だが、十分に美しい魚だと思う。

飼育はいたって容易で、環境の変化にも相当強い。餌は何でも良く食べるが、植物質をメインに動物質の餌も与えた方が成長が早い。大食漢のため排泄物の量が多いので、換水の頻度は大目が良い。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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