春バテとは…だるさ、疲れやすさなどの春の不調

春バテ

春になると、なんとなく調子悪い日がありませんか?

暖かく、過ごしやすい春の到来。それなのに、何となくだるい、疲れやすい、イライラするといった不調に悩む方も多いようです。夏に夏バテ、秋に秋バテがあるように、 春にも「春バテ」という言葉があります。春バテの症状や原因、あらかじめ知っておくべき対処法について解説します。

なお、夏バテや秋バテの症状や対策については「秋バテって何?夏バテとどう違う?症状チェック&対策」に詳述してありますので、興味のある方はあわせてご覧下さい。

春バテの症状はさまざま…2週間以上の食欲不振・疲れなど

「春バテ」とは、体調の変化など夏バテに似た症状が春に出現すること。症状は様々ですが、夏バテや秋バテに共通している以下の症状が2週間続く場合、それは「春バテ」かもしれません。当てはまる症状があるかチェックしてみましょう。

  • 食欲がない
  • 胃がもたれた感じがする
  • 下痢や便秘を繰り返す
  • 疲れやすい
  • 体がだるい
  • 目が疲れやすい
  • 立ちくらみがある
  • めまいがある
  • 頭がボーっとする、頭が重たい、頭が痛い
  • なかなか眠れない
  • 日中、眠気がひどい
  • 朝が起きられない
  • 肩こりがひどい
  • イライラする
  • 怒りやすくなる

春バテの原因は寒暖差とストレス?

春バテは身の回りの環境変化により、自律神経のバランスが崩れることで起こります。主な原因は、寒暖差とストレスによるもの。この2つの原因について解説します。

■冬から春への寒暖差で自律神経が不調に
春は、寒い冬から暑い夏にかけて、毎日の気温差が激しい季節。また時間帯によって、日内変動が大きいのも特徴です。人の体温は自律神経でコントロールされており、常に体温を一定に保つことで、自分に適した体内環境を維持しています。そのため、気温差、つまり寒暖差が大きい状況が続くと、自律神経のバランスが崩れ、体調不良や上記のような症状をが起きてしまうのです。

また、徐々に日照時間が長くなることで、体内時間にも変化が起こり、同じ生活をしていても違和感を感じることが出てきます。

■新生活シーズン・環境変化によるストレス
日本の教育制度は、3月が卒業で4月に入学、そして就職も4月からが多いため、新年度にあたる4月は住環境や人間関係も大きく変化します。多くの人は新しい環境に対して期待と不安を持っているため、この相反する感情が体の症状として現れてくるのです。

この大きな変化が体にとってはストレスとなり、体へのストレスが大きいと自律神経バランスが乱れにより春バテになってしまう方が多いようです。

効果的な春バテ対処法・解消法

期待

不安を期待に変えることができたらいいですね

前項でご説明した通り、春バテの原因には気温の寒暖さや周辺環境の変化など、自律神経バランスの乱れが大きく関係しています。まずは、自分の身の回りの生活環境を見直すことから始めてみましょう。3つの対処法をご紹介します。

■対処法1:気温の変化に注意する
当たり前のことのようですが、天気予報をしっかり確認し、寒い日には厚着を、暖かい日には薄着を着用して下さい。最近の天気予報の情報は、以前より正確になっているようです。衣服がかさばるかもしれませんが、冬服はまだ仕舞い込まず、衣替えはもう少し先延ばしに。屋内であれば、冷暖房を上手に使い、できるだけ一定の温度を維持しましょう。

■対処法2:新しい環境にできるだけ慣れる
見知らぬ土地や新しい職場に踏み込む時には、誰にだって不安がつきまとうもの。引っ越しなどはなるべく余裕を持って行い、可能なら下見や下調べをしておくと安心できるかもしれません。環境の変化をチャンスに、不安を期待に変えることができたら良いですね。

■対処法3:自律神経バランスを整える
自律神経バランスを整えるために大切なのは、規則正しいバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠の3条件。起床時にはしっかりと日光を浴び、できるだけ体を動かすことで、1日のリズムを作りましょう。1日のスタートは肝心です。

また、自分なりの趣味を持つなど、なんらかのストレス解消法を見つけておくと良いかもしれません。疲れた日には無理はせず、早めの休息を心がけましょう。

春バテの症状が出ると、食欲がなくなり、バランスの良い十分な食事が取れなくなってしまいます。また、寝付けない、眠りが浅いなどの問題から睡眠が不十分になり、体を動かす気力さえなくなる可能性も。こうした悪循環に陥る前に、早めに自分の体調の変化に気づき、生活を見直すことが重要です。

自律神経バランスが乱れる原因や対処法については、「春にざわめく胸騒ぎ、これって病気なの?」や「乱れがちな自律神経バランスを良好に保つ7つの習慣」も併せてご覧下さい。また、不安がなかなか消えない場合は、「大丈夫」「何となる」「1人じゃない」など、「心が落ち着く言葉」を唱えてみるのも良いかもしれません。
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